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2009年9月23日(水) 19:15 |
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1000年の歴史持つ伝統行事「神相撲」
子供たちが赤い化粧回しを付け、相撲の型を神に奉納する神相撲という行事が、高松市牟礼町で行われました。
1000年の歴史を持つ伝統行事ですが、その起こりなどは分かっていないちょっと不思議な行事です。 赤い化粧回し姿の子供たちが「シー」といいながら進みでて「やー」という声とともにしこを踏みます。 「子供神相撲」は高松市牟礼町にある六萬寺で行われました。 地元の小学生8人が、低学年から順に小結、関脇、大関になって土俵に上がります。 1人づつ型を披露した後は、2人1組で互いの片ひざを持って飛び回るなどの独特の型を奉納しました。 神相撲は1000年の歴史があるとされ、源平合戦の壇ノ浦の戦いで訪れた安徳天皇に披露したとも伝えられてます。 しかし、少子化が進み、昨年の11人から今年は8人と参加者は年々減っています。 型の由来などは定かではありませんが、保存会では、小学校の行事などでも神相撲を披露し、多くの子どもたちに伝統を受け継いでもらいたいと話しています。
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