松田大作騎手 JRA通算200勝、勝浦正樹騎手 JRA通算500勝、佐藤哲三騎手 JRA通算800勝達成 [News]
2009/09/20(日) 17:00
中山3Rにおいて、松田大作騎手(栗東)はケンマに騎乗し1着となり、現役59人目のJRA通算200勝を達成した。
~松田騎手のコメント~
「あと1勝というのは意識していましたので達成出来て良かったです。先週31歳になり、決してこの時点での200勝は早い達成ではないかもしれませんが、今年結婚することもあり、この記録が通過点だったと言えるような息の長いジョッキーになりたいと思っています。まだまだ諦めていません。これからも頑張ります」
中山9Rにおいて、勝浦正樹騎手(美浦)はアロマンシェスに騎乗し1着となり、中央競馬史上78人目、現役29人目のJRA通算500勝を達成した。
~勝浦騎手のコメント~
「あと1勝で500勝というのは正直意識していました。その前に勝てそうなレースがいくつかあったのですが、なかなか勝ち切れずにいたので本当に良かったです。次は501勝を目指します。ファンの皆様のご声援に応えられるよう、これからも頑張ります」
阪神11Rにおいて、佐藤哲三騎手(栗東)はメイショウアサガオに騎乗し1着となり、中央競馬史上33人目、現役13人目のJRA通算800勝を達成した。
~佐藤哲騎手のコメント~
「数字は気にはなっていたのですが、大分前からだったので忘れてしまいました。有力馬に乗せてもらっているので、秋はGIに参加してお客様に喜ばれるようなレースをしたいと思います」
【セントライト記念】(中山)~ナカヤマフェスタ 重賞2勝目 [News]
2009/09/20(日) 16:55
中山11Rの菊花賞トライアル(3着まで優先出走権)、第63回セントライト記念(GII、芝2200m)は先団につけた2番人気ナカヤマフェスタ(蛯名正義騎手)が直線外から抜け出して優勝。勝ちタイムは2分12秒0(良)。半馬身差2着に4番人気セイクリッドバレー、さらにクビ差で3着に7番人気フォゲッタブルが入った。1番人気アドマイヤメジャーは4着。
ナカヤマフェスタは美浦・二ノ宮敬厩舎の3歳牡馬で、父ステイゴールド、母ディアウィンク(母の父タイトスポット)。通算成績は6戦3勝となった。
~レース後のコメント~
1着 ナカヤマフェスタ(蛯名騎手)
「勝ててホッとしました。中間、馬が良くなっていましたし、とにかく気難しいところを出させないように乗りました。スタートは元々いい馬だし、今日はレースの流れに乗れましたね。良馬場で走れたのも良かったし、最後はズブいくらいだった。距離はもっと伸びても問題ないと思います」
2着 セイクリッドバレー(松岡騎手)
「5~6番手からの指示だったんですが、思った以上に引っ掛かりました。それでも最後伸びてるし、長距離は向かないかとも思ってたんですが、乗った感じがアサクサキングスに似ているので意外に適性があるかもしれませんね」
3着 フォゲッタブル(吉田隼騎手)
「スムースにレースが出来て4コーナーでは勝てると思う程。上位の馬とは強い馬と戦ってきたかどうかの差ですね。馬込みにも怯まないし、引っ掛かるところもないですからね。これから先、本当に楽しみですね」
4着 アドマイヤメジャー(安藤勝騎手)
「位置取りが後ろ過ぎたね。ゲートでちょっとギクシャクしてしまって、スタートして前を取りに行こうとしたら少し行きたがってたし。それでも全体的には落ち着いて走っていたし、距離に問題はないと思うよ」
【ローズS】(阪神)~ブロードストリート レコードで重賞初V [News]
2009/09/20(日) 16:45
阪神10Rの秋華賞トライアル(3着まで優先出走権)、第27回ローズステークス(GII、芝1800m)は中団でレースを運んだ5番人気ブロードストリート(藤田伸二騎手)が直線の追い比べからゴール前抜け出して勝利した。勝ちタイムは1分44秒7(良)のレコード。クビ差2着に1番人気レッドディザイア、さらに1馬身差で3着に10番人気クーデグレイスが入り、上記3頭が本番の優先出走権を獲得。2番人気ミクロコスモスは4着。
ブロードストリートは栗東・藤原英昭厩舎の3歳牝馬で、父アグネスタキオン、母フィラストリート(母の父Cozzene)。通算成績は7戦4勝となった。
~レース後のコメント~
1着 ブロードストリート(藤田騎手)
「春は消極的なレースが続いたので、今日はペースに関係なく前でレースをしようと考えていました。元々能力を感じていた馬ですから結果を出せて嬉しいです。相手も強い馬でしたが、脚をためて直線に向けましたし、よく頑張ってくれました。本番ではもう1頭強い馬がいますけど、現状を維持して向かえればと思います」
(藤原英調教師)
「この馬はやはり強いですね。春は厳しいローテーションでもオークス4着でしたし、思っていた以上に力があったということでしょう。“勝ちに行く”というジョッキーのハートも凄かったですよ。他の2頭(ジェルミナル、ワイドサファイア)も本番に向けて課題を持って臨んでいたと思いますし、悪くはありません」
2着 レッドディザイア(四位騎手)
「勝てればベストだったんですけどね。勝ち馬はインでずっと我慢していましたし、こちらは外を回る形になりましたからね。ただ、最後はいい形で伸びていますし、体も理想的に成長していました。始動戦としてはいいスタートは切れています。本番は打倒ブエナで頑張りたいですね」
3着 クーデグレイス(川田騎手)
「いい位置でスムースな競馬が出来ましたし、直線もよく辛抱してくれました。前2頭は実力馬ですし、このメンバーでよく健闘してくれました。権利を取れて良かったです」
4着 ミクロコスモス(武豊騎手)
「いい脚を使ってくれましたが、今日は早めに動いた分もあって最後は止まってしまいました。でも春より折り合いはつくようになって成長しています」
7着 イイデエース(秋山騎手)
「ちょっと燃えていましたね。気持ちがコントロール出来るようになればもっとやれます。この馬は札幌で勝っていますが、もっと軽い馬場が合っているのではないでしょうか」
8着 アイアムカミノマゴ(小牧騎手)
「休み明けの分、少し伸びませんでした。ただイメージしていたより折り合いはついて乗りやすい馬でした。距離はこのくらいでも大丈夫です」
10着 ワンカラット(藤岡佑騎手)
「春より随分雰囲気は良かったのですが、3コーナーでハミが抜けた時に逆に掛かってしまいました。1800mはやはり少し長いようです」
11着 ジェルミナル(福永騎手)
「スタートが良かったし、あんなに楽に前に行けるとは思いませんでした。ちょっとよく分かりませんね」
12着 メモリーパフィア(幸騎手)
「離して逃げる自分の競馬は出来たのですが、少し距離が長かったですね」
13着 ラヴェリータ(後藤騎手)
「期待して乗りましたけど悪い方の予感が的中。ダート馬らしいフットワークなんですよね」
15着 イタリアンレッド(浜中騎手)
「今日は大分イレ込んでしまっていました。ちょっと若さが出てしまいましたね。レース自体は好位で流れに乗れたんですが…。キャリアも浅いですし、今後に繋がればいいと思います」
16着 ヒカルアマランサス(藤岡康騎手)
「体も大きくなっていていい感じだったのですが、直線はモタついてしまいました。久々の分かな」
【葛飾特別】(中山)~ティアップハーレー G前差す [News]
2009/09/20(日) 15:55
中山10Rの葛飾特別(3歳上1000万下、ダート1200m)は先行した4番人気ティアップハーレー(蛯名正義騎手)が直線逃げ粘るプレンティラヴをゴール前捉えて優勝。勝ちタイムは1分11秒1(良)。半馬身差2着に5番人気プレンティラヴ、さらに2馬身半差で3着に1番人気レッドヴァンクールが入った。
ティアップハーレーは美浦・高木登厩舎の3歳牡馬で、父ボストンハーバー、母ネーハイエンプレス(母の父ブライアンズタイム)。通算成績は9戦3勝となった。
~レース後のコメント~
1着 ティアップハーレー(蛯名騎手)
「やっと良くなってくれましたね。ずっと引っ掛かって行ってしまうレースが続いていましたから。でも今日もスタートの出が良すぎて行きたがって。気性的にもっと大人しくなってくれればもっと力を出せるようになると思いますけどね」
3着 レッドヴァンクール(北村宏騎手)
「スタートしての位置取りは少し誤算だったんですが、内容としては悪くなかったですよ。直線でしっかり伸びてるし、休み明けを1回使って次は気性的に上積みがあるでしょうし、これから楽しみです」
【上総特別】(中山)~アロマンシェス 追い比べ制す [News]
2009/09/20(日) 15:45
中山9Rの上総特別(3歳上1000万下、芝1600m)は先団につけた4番人気アロマンシェス(勝浦正樹騎手)が直線の追い比べからゴール前抜け出して優勝。勝ちタイムは1分32秒0(良)。半馬身差2着に3番人気ホクレレ、さらに1馬身差で3着に7番人気ショウナンアクロスが入った。1番人気サトノロマネは4着。
アロマンシェスは美浦・本間忍厩舎の5歳牡馬で、父ザカリヤ、母レパーティー(母の父コマンダーインチーフ)。通算成績は25戦4勝となった。
~レース後のコメント~
1着 アロマンシェス(勝浦騎手)
「道中他馬と接触したりで何とか折り合いはついたんですが、あまりうまく乗れませんでした。久々に乗せてもらったんですが、今日は馬自身の力で勝ったようなものです。前に比べて随分力をつけてきていますね」
2着 ホクレレ(内田博騎手)
「いい感じで進められて手応えも十分でした。それで後1ハロンのところでスーッと出して行って抜けた途端、前脚を突っ張ってブレーキを掛けてしまいました。本当にどうしたらいいんだ、という感じでしたね。もったいない」
3着 ショウナンアクロス(吉田豊騎手)
「今日はペースが速く、はまったかと思ったんですが、結局前をつかまえられませんでした。それでもこの馬としては徐々に力を出し切れるようになってきていますね」
4着 サトノロマネ(国枝調教師)
「馬場が硬すぎますね。体が硬いところがあって、こういう馬場だと走ってしまうんですね。もう少し柔らかい馬場ならどこかでハミが抜けるんでしょうが…」