2009年 9月 23日
吉備中央町で事故 子供2人が死亡
23日午後、岡山県吉備中央町の国道で、親子4人が乗った乗用車がガードレールに衝突し、小学生の兄と妹が死亡しました。23日午後2時20分ごろ、吉備中央町の国道429号線で、岡山市北区中井町の公務員、五嶋久美子さんが運転する乗用車がガードレールに衝突しました。乗用車には五嶋さん親子4人が乗っていて、この事故で助手席に乗っていた小学5年生の長男・大貴くん(11)と助手席側の後部座席に乗っていた3年生の長女・友香ちゃん(8)が死亡しました。また、五嶋さんと5歳の二女も軽いケガをしました。五嶋さんは吉備中央町の実家から自宅に帰る途中だったということです。現場は見通しの良い直線道路で警察で事故の原因を調べています。

倉敷市真備町の池に子供が転落し死亡
23日午後、倉敷市真備町の池に6歳の男の子が転落し、死亡しました。事故があったのは、倉敷市真備町の大池です。警察などによりますと23日午後3時半ごろ、友達と2人で池にトンボを取りに来ていた近くに住む小学1年生、平岡匠くん(6)が誤って転落しました。平岡くんは近所の男性に救出され、ドクターヘリで倉敷市内の病院に運ばれましたが死亡しました。池は水深1.4メートルで、周りには高さ約1メートルの柵がありますがこのうち1ヵ所が壊れ、人が入れるようになっていました。警察では平岡くんがそこから誤って転落したとみて、事故の状況を調べています。

連休最終日 各地の表情
連休最終日の23日、岡山・香川では様々な催しが行われ、大勢の人でにぎわいました。生後4ヵ月以下の子犬と子猫たちがずらり。今月20日からの動物愛護週間の行事として高松市で開かれた動物愛護フェスティバルです。会場には動物と触れ合う様々なコーナーが設けられましたが、最も人気を集めたのが子犬や子猫の飼い主を探すコーナーです。香川県獣医師会が用意した約80匹の子犬と子猫に家族連れなどの長い列ができ、お気に入りのペットを選んでいました。井原市の嫁いらず観音院では秋季大祭が行われ、約1万人の参拝客が訪れました。普段身につけている下着を祈念してもらうと老後に健康でいられ嫁の手を煩わせないという言い伝えがあり、大勢の参拝客が持参した下着を預けていました。また岡山市北区の桃太郎スタジアムではサッカーJ2ファジアーノ岡山のホームゲームを盛り上げるイベントが行われました。岡山市民デーと題されたイベントでは、岡山特産の黄ニラをふんだんにのせたラーメンが販売された他、サッカーボールを蹴って的に当てるゲームなどが行われ、連休最終日を楽しむ多くの親子連れでにぎわいました。

Vリーグ選手が玉野市でバレー教室
バレーボールのトップリーグ、Vプレミアリーグの選手が子供たちを指導する教室が玉野市で開かれました。このバレーボール教室は玉野市が3年前から開いているもので、岡山県内の少年団チームから約300人が参加しました。指導にあたったのは、全日本チームのキャプテンとして活躍する倉敷市出身の荒木絵理香選手や、アタッカーの木村沙織選手など、Vリーグに所属する選手約40人。子供たちにレシーブやパスなどの基本を指導しました。参加した子供たちは憧れの選手から直接指導を受け、熱心に取り組んでいました。玉野市では、こうしたトップアスリートを招いたスポーツ教室を定期的に開くなど、子供たちのレベル向上に力を入れていて、「この教室を通じてトップ選手を輩出できれば」と期待しています。