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小島率いるF4が宿敵VMに激勝、三冠返り咲き宣言=全日本プロレス

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小島(奥)がTARUをラリアットで粉砕、9.26横浜での三冠挑戦へ弾みをつけた【前島康人】

 23日の全日本プロレス「FLASHING TOUR2009」東京・後楽園ホール大会では1500人を動員。いよいよ3日後に迫った26日の横浜文化体育館大会に向けて白熱した戦いが繰り広げられた。

 ゾディアックの引き抜きによって遺恨が深まったF4とブードゥー・マーダーズが4対4の全面対抗キャプテンフォール・イリミネーションマッチで激突。F4が人数的には終始劣勢に立たされながらもキャプテンの小島聡がVMの大将・TARUの首をラリアットでかっ斬り、4人そろい踏みでの初陣を勝利で飾った。
 TARUに奪われたパスポートもゾディアック自らの手で奪い返し、最高のハッピーエンドを演出した小島は、「三冠はオレが取り返す」と横浜で3年ぶりの三冠ヘビー級王座返り咲きを果たすことを宣言した。

 一方、三冠王者の高山善廣は小島同様、ラリアットを武器に持つ近藤修司と一騎打ち。ジュニアヘビー級という規格を超えたパワーと強烈なキングコングラリアットに苦戦を強いられながらもエベレストジャーマンで勝利を飾った。
 試合後、「小島の代わりに三冠挑戦でも良かったんじゃないの」と近藤を絶賛したものの、「それに比べてあのオッペケペーは……」とまたも小島を痛烈批判。「横浜では小島をどうやって泣きっ面にさせてやるか」と“公開SMショー”にすることを予告した。

■全日本プロレス「FLASHING TOUR2009」後楽園大会
9月23日(水・祝)東京・後楽園ホール 観衆:1500人

<第7試合 F4vs.ブードゥー・マーダーズ全面対抗キャプテンフォール・イリミネーションマッチ>
○小島聡、ゾディアック、KAI、大和ヒロシ
(26分45秒 ラリアット→エビ固め)
●TARU、ジョー・ドーリング、稔、歳三
1.●ゾディアック−○ドーリング 10分35秒 OTR
2.●KAI−○ドーリング 11分19秒 レボリューションボム→エビ固め
3.○大和−●稔 19分3秒 横入り式エビ固め
4.●大和−●歳三 20分57秒 OTR(同時退場)
5.○小島−●TARU 26分45秒 ラリアット→エビ固め

<第6試合 アジアタッグ選手権試合 60分1本勝負>
[王者組]みのる、●NOSAWA
(20分45秒 セカンドロープからのダイビングボディープレス→体固め)
[挑戦者組]○曙、浜亮太
※第81代王者組が3度目の防衛に失敗、曙&浜亮太組が第82代アジアタック王者となる。

<第5試合 シングルマッチ 30分1本勝負>
○高山善廣
(13分7秒 エベレストジャーマンスープレックスホールド)
●近藤修司

<第4試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負>
武藤敬司、●西村修、カズ・ハヤシ
(21分30秒 ラリアット→片エビ固め)
諏訪魔、○征矢学、スペル・クレイジー

<第3試合 シングルマッチ 30分1本勝負>
○船木誠勝
(6分1秒 ダブルアームスープレックス→体固め)
●河野真幸

<第2試合 シングルマッチ 30分1本勝負>
○真田聖也
(11分8秒 ジャーマンスープレックスホールド)
●MAZADA

<第1試合 シングルマッチ 30分1本勝負>
●渕正信
(8分39秒 横入り式エビ固め)
○ヘイト

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[ スポーツナビ 2009年9月24日 0:08 ]

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