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<マグナ>CEO、日系部品メーカーとの提携に意欲示す

9月22日20時35分配信 毎日新聞

 ロシアの国営銀行と共同で、米ゼネラル・モーターズ(GM)傘下の自動車メーカー・独オペルの買収を決めたカナダの自動車部品大手「マグナ・インターナショナル」のドン・ウォーカー共同CEO(最高経営責任者)が来日し、22日東京都内で会見した。ウォーカーCEOは「ハイブリッド車や電気自動車は大きく成長する。電池やモーターの技術を持つ日系メーカーとなら、どことでも(提携の)話をしたい」と語り、環境技術で先行する日本の部品・電機メーカーとの提携に意欲を示した。

 マグナがオペル買収で完成車市場へ参入することに対しては、車両組み立てなどを委託する独BMWやダイムラーなどから「技術がオペルに流出する」との懸念が出ている。この点に関しウォーカーCEOは、買収後のオペルは「独立した企業として、マグナ本体の経営とは分離する。兼職は絶対認めない」と話し、懸念の払拭(ふっしょく)を図った。

 自動車市場の先行きについては「世界経済が底打ちし、自動車生産も今後、通常の姿に戻っていくだろう」と楽観的な見方を示した。【坂井隆之】

最終更新:9月22日20時35分

毎日新聞

 
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