ペットのニホンザル虐待でプロレスラーらを書類送検　神戸

　飼っていたニホンザルを虐待したなどとして、兵庫県警須磨署は１日、動物愛護法違反（虐待、無為許可飼育）などの疑いで、神戸市に拠点を置くプロレス団体「ドラゴンゲート」所属の男性レスラー（２７）ら計４人を神戸区検に書類送検した。

　送検容疑は、４人のうち３人は４月２２日、神戸市須磨区の練習場で、飼っていたニホンザルの首を両手でつかみ宙づりにしたり、箱の中に入れて火を近づけるなどの虐待行為を行ったとしている。また、飼い主のレスラー（３１）は県知事に飼養許可の届け出をせずに、ニホンザルを飼っていた疑いが持たれている。

　同署によると、４人はいずれも容疑を認め、「いたずら目的だった」「許可が必要なことは知っていたが、面倒だった」などと話しているという。

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