22日、台湾の連戦国民党名誉主席は米国で行った講演で、「台湾にとって中国はもはや交戦相手ではない。中台間は軍事面における信頼醸成措置(CBM)を推進すべきだ」と述べた。写真は戦争の英霊が祀られている台湾の「忠烈祠」。

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「中国はもはや交戦相手ではない」=台湾の与党名誉主席が講演で表明―米国
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2009年9月22日、台湾中央通訊社によると、台湾の連戦(リエン・ジャン)国民党名誉主席は米国で行った講演で、「台湾にとって中国はもはや交戦相手ではない。中台間は軍事面における信頼醸成措置(CBM)を推進すべきだ」と述べた。中国新聞網が伝えた。

連名誉主席は米メリーランド大学の招きを受け、「衝突から和解―中台関係の60年を振り返って」と題した講演を行った。同主席は、中台関係は国共内戦期における軍事対立から87年の親族訪問解禁、昨年の三通(中台間の直接の通信、通商、通航)実現を経て、最終的には互いの信頼関係を構築する段階に入ると指摘した。

連名誉主席は05年に中国の胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席と会談し、60年ぶりに中台の対話を再開させているが、当時の会談で「政治問題は遅かれ早かれ直面すべきこと。その過程にはもめごとや困難はつきものだが、それを棚上げし、共通認識を追及する」ことが確認されたという。

また、CBMの構築については「軍事ホットラインの開設や合同軍事演習など一歩ずつ進めていけば良い。最終的には武器供給などについても話し合えるようになれば」との見方を示した。(翻訳・編集/NN)
2009-09-23 14:44:59 配信

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