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イチローも仰天!!さゆり野外フェス

 くるりの岸田繁(右)と共演する石川さゆり=京都梅小路公園・芝生広場
 くるりの岸田繁(右)と共演する石川さゆり=京都梅小路公園・芝生広場

 演歌歌手の石川さゆり(51)が22日、京都・梅小路公園で行われたロックバンド「くるり」が主催する野外音楽フェスティバル「京都音楽博覧会」にゲスト出演。ロックフェスデビューを飾った。親交のある米大リーグ・マリナーズのイチロー外野手(35)からステージ直前に電話がかかってきたことも明かし、1万3千人の観客を沸かせた。

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 “演歌の女王”にとって、デビュー36年目で初体験となる野外の音楽フェス。白を基調とした着物姿で登場すると、いきなり大ヒット曲「津軽海峡冬景色」を熱唱し、若い世代のロックファンをも総立ちにさせた。

 「くるり」のボーカル、岸田繁(33)がかねてファンだった石川に「ダメ元」で熱烈オファーを送って実現した初の野外フェス。7曲を歌い上げ、「場違いになってないかな?」と心配しつつ「時には演歌もいいでしょ?」と笑顔でアピール。トリを務めたくるりのステージにも“飛び入り”し、岸田がこの日の石川とのセッションのために書き下ろした曲「夜汽車はいつも夢を乗せて」をコラボで熱唱。「野外フェス出演は初めてだし、これからもないと思います。でも、みんな温かいですね」と満足げに話した。

 ステージ直前には、フロリダにいるイチローから「どこにいるっすか?」と直電がかかってきた。「くるりの皆さんと、野外のロックフェスに出てる」と話すと「マジっすか?」と驚かれたという。

 石川の代表曲「天城越え」は、イチローが08年からロック調にアレンジしたバージョンを本拠地セーフコ・フィールドで打席に入る際のテーマ曲に使用している。その「天城越え イチローVer」も披露。「イチローさんの、9年連続200本記念に」と、イチローが打席で見せる、右手でバットを立てるポーズも見せるなど、ノリノリだった。

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