まずは一歩。しかし大きな意味のある一歩である(3)
先月衆議院選挙の結果は、「自民・公明大敗。民主圧勝」という結果に終わりました。
100%完全な結果ではない。
まだまだ問題を抱えたまま。
しかしそれでも。
今回の結果は、自公政権による「対米売国」「市場原理主義」路線に踏みつけにされてきた国民・有権者の勝利であり、前進であり、決して否定的にとらえるべきではない。
そのように私は申し上げたいのです。
(komichi)


選挙から3週間。ようやく、鳩山民主党による内閣の顔ぶれが決まったようです。
*鳩山内閣閣僚名簿(首相官邸のHPより)
http://www.kantei.go.jp/jp/hatoyama/meibo/daijin/index.html
国土交通大臣・内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策・防災)に前原誠司で大丈夫か?
……などの不安はありますが。
年金問題で鋭い追及をした長妻昭氏を厚生労働大臣に。さらに、郵政民営化反対の急先鋒の一人である亀井静香氏を郵政改革担当にというのは、実に面白いというか、これ以上はないという適切な人事だと思いますよ。
新大臣の皆様には、自公政権時代からの膿(うみ。問題点や負の遺産、その他闇に葬られてきた情報や真実など)を徹底的に出し切ってほしいものです。
なお、内閣人事の決定や社民・国民新党との連立協議に時間がかかったことに対して批判的な意見もあるようです。
確かに、人事や連立協議に手間取ったマイナスもあるかもしれませんが、私はそれでよかったのではないか、とも思います。
何故なら、社民党と国民新党がごねたと言われる問題はいずれも、それぞれの党が譲れない(簡単に譲歩すべきではない)問題であり、自民党時代の負の遺産を生産するための重要な問題であるからです。
まず、国民新党が主張した「郵政民営化」問題。
小泉・竹中時代の対米売国路線の最たるもののひとつであり、その象徴とも言うべき「郵政民営化」問題。
昨年末頃に竹中平蔵が「民営化した郵政はアメリカに出資せよ」と発言し、「貴重な国民資産をアメリカや一部の大資本の食い物にするものだった」という「郵政民営化」の実態が明らかになりました。そして、亀井氏が「(竹中を)東京地検特捜部に告発しますよ」と宣言し、「かんぽの宿」問題で、野党3党の有志議員が西川社長を「特別背任未遂罪」で告発するという、ただならぬ事態にまでなっています。
これは、是非とも追及してもらわなければならない問題です。いい加減な妥協などなしに、徹底的に。
安保問題も非常に重要な問題ですが、これについてはまた別の機会に述べるとしましょう。
少なくとも、社民・国民新党両党には、連立のためだからといって、自分の主義主張を安売りするようなことはしてほしくありません。
そして……今回の本題に関わるところですが、多数をとってしまった民主党が、単独で暴走しておかしな方向に行かないための「押さえ」としての役割を、社民・国民新党に望むからです。
何故、そんなことを言うのか。
それが今回の本題、民主党は本当に当てにできるかというわけです。
さて、前々回と前回からの続きです。
政権交代という目的を果たしたのに、私が「100%単純には喜べない」という理由を3つ挙げました。
(1):自民党の中でも、最も退場させるべきだった駄目議員を落とすことができなかった
(2):マスゴミやアメリカなど、自民党政治を支えてきた「真の抵抗勢力」が国民のための改革を妨害しようと今もあがいている。
(3):「圧倒的多数をとった民主党をそもそも全面的に支持・信頼できるのか?」という疑問。
前回では、「(1):自民党の中でも、最も退場させるべきだった駄目議員を落とすことができなかった」ことについて述べました。
今回は「(3):「圧倒的多数をとった民主党をそもそも全面的に支持・信頼できるのか?」という疑問。」という点について述べます。
(3):「圧倒的多数をとった民主党をそもそも全面的に支持・信頼できるのか?」という疑問。
わかりやすくするために、結論から言いましょう。
今の民主党も、「100%信用できる」とか「安心して任せられる」と言うわけでは必ずしもない。
自民党から民主党に政権が移っただけで、全てハッピーエンドとなるとは限らない。
これです。
このように考えているのは、私だけではない。
むしろ、よほど楽観的な人や、熱心な民主党支持者でない限りは、少数派でしょう。
実際、自Endのトラックバックセンター……「自民党」も、「自民党政治」も……に参加している反自民のネットユーザーのほとんども、無条件で民主党を持ち上げているわけでは決してない。
何故、民主党に不安を覚えざるをえないか?
以下、いくつか簡単に理由をあげていきます。
*理由1:賛成できない政策がいくつかある
民主党の政策全てに賛成できないわけではない。
そういう法案のまず筆頭にあげたいのが、「議員定数削減」。
議員の定数が削減しようというものですが、この理由とされている「日本は議員の数が多すぎる」というのは、下図(たかしズムさんところから拝借)を見ても明らか。

しかも、今の日本の「小選挙区制度」下で定数削減などやれば、大政党以外はほとんど議席を失う、つまり「大政党の独裁」となってしまう。
あるいは、「小選挙区制度」とあわせて、最初からそれが目的だったのか……?
また、外国人参政権なるものも推進しているという話です。
これについては、長くなるのでまた別の機会で述べますが、選挙に大勝したからといって、今回の公約にもなかったシロモノを多数の力で強行するなどというのは、なしにしてもらいたいものです。
この他にもありますが、長くなるのでとりあえずはこれだけにします。
*理由2:前原誠司等のような「獅子身中の虫」が何人も居る
いわゆる「前原グループ」など、民主党内の「獅子身中の虫」とも言える人たちがゴロゴロ居ます。
元々が「選挙対策のために打算で集まっただけの烏合の衆」だったゆえの弱点か。
かつて小沢一郎氏がバリバリの親米派で新自由主義者だった頃からの負の遺産なのか。
「自民党以上に自民党的」とか、「小泉以上に小泉的」とか呼ばれる、バリバリの新自由主義者の集団。
今回の自民党大敗や、アメリカの金融危機などの背景には、「新自由主義(=市場原理主義)」の破綻・行き詰まりがある。つまり「対米従属」や「市場原理主義」が嫌われ、その時代が終わろうとしているのが今や日本と世界の趨勢であるのは明らか。
にもかかわらず、未だにそんな古いイデオロギーや「アメリカ信仰」にとらわれ続けている。
はっきり言って、民主党に居るのが不思議でならない。むしろ、小泉純一郎などと同じように、自民党の征倭会(もとい、清和会)に居る方がふさわしいような人たち。
困ったことに、しばしば党外の新自由主義勢力の声を「代弁」して、重要な局面ごとに民主党の政治活動や闘争の足を引っ張ってきました。
さらに、政治家としての能力にも疑問符がつきます。
かの堀江メール事件で、怪しげな人物からガセネタをつかまされて、それを見抜けず突っ走ったあげくに民主党を危機に陥れ、さらにその後の対応を誤って仲間(永田寿康議員)の政治生命ばかりか、本当に生命をも永遠に失わせる結果になってしまった。
その一件からも、脇の甘さや政治家としての能力の無さは明らかなのに、未だに政治活動を続けていられて、しかも党や内閣の要職に就いているのが、私には不思議でなりません。
民主党内には、この前原誠司のようなのがまだ何人も居るそうです。
今後も彼らが、自民党や新自民党、マスゴミなどの新自由主義勢力(旧特権階層)から煽られたり、そそのかされたりして、重要な局面で民主党の足を引っ張り、旧政権与党やその背後に居る新自由主義勢力を利する言動をとらないか、心配です。
*理由3:本当に公約に掲げたことを実行できるかどうか、疑問が残る
記者クラブ廃止。
企業献金廃止。
失われた年金記録、救済対象拡大。
天下り廃止。
八ツ場ダム、川辺川ダム建設など無駄な公共事業の見直し。
などなど。
民主党がやると宣言した事項はいろいろあるようですが、そのうちのいくつかでも実行されれば、確実に日本社会に変化をもたらす(もちろん良い意味で)ものです。
しかしながら……民主党がこれを全て実現できるかどうか……私はちょっと懐疑的というか、悲観的にならざるを得ないのです。
例えば「記者クラブ廃止」に関して、スタートからたった2日目でいきなり「公約違反」がありました。
なんと、「記者会見をオープンにする」という約束を反故にして、フリージャーナリストやネットメディアを締め出してしまったようなのです。雑誌記者は入れたそうですが。
「これは民主党の意思か? 一部の党役員がやったことなのか? いずれにせよ、馬鹿なことをしたなあ。今回のことで墓穴を掘ったのではないか」
このニュースを聞いた私の率直な感想です。
まあ、全ての公約が実現できるとは、最初から期待してはいませんでしたが……しかし、スタートからいきなりこれでは先が思いやられます。
考えても見てください。
西松騒動や、田中美絵子騒動などで、蛆3Kなどマスゴミから叩かれまくっていた時に、民主党を擁護する論陣を貼っていたのは、むしろネットだったはず。
そして、既存マスゴミが信用できないことを見抜き、見限り、自らの頭で考え行動した日本の有権者の支持を受けて、民主党は大勝利を得られたのですよ。
それなのに……。
「敵」と「味方」の区別もできないのか?
「腐って衰退していくもの」と、「これから発展していく可能性を秘めたもの」との区別もできないのでしょうか?
つまり、時代の流れが読めなかっただけでなく、「自分たちが何によって支えられてきたか」も理解できなかったのでしょうか?
どうも、以前から民主党はそういうところがあるようですね。
時代の流れも、支持してくれる国民の意思も読めずに、「敵」(旧政権与党やそれに群がる財界やマスゴミなどの特権集団)にいい加減な妥協をして、自滅してしまうという甘いところが。
確か、1996年の「住専問題」の時も、そうでしたね。「住専への公的資金投入は認められない」というのが国民大多数の声だったにも関わらず。さらに当時の小渕自民党政権がこの問題で追い詰められていたにも関わらず。しかし何を思ったのか、管直人が「(住専問題は)政局にしない」などと発言。それで追い詰められていた小渕自民党は息を吹き返し、民主党は彼らを追い詰める絶好のチャンスを逃してしまった。そればかりか、「破綻した駄目な金融機関を(その責任を十分に問わずに)税金で救済する」という悪しき前例を作ってしまうことになってしまった。さらに、その後の森→小泉→安倍の「暗黒時代」への道を切り開くことになってしまった。
何故、以前から民主党には、そういう「詰めの甘さで墓穴を掘ってしまう」ようなところがあるのか?
ここから先は、多分に私の推測が加わることを断った上で言わせていただきますが……。
「民主党内には、世間知らずの秀才バカや、55年体制人間がたくさん居る」
誰の発言だったか忘れてしまいましたが(汗)、民主党の弱点について、上記のような意味のことを言った人が居ました。
この言葉にこそ、民主党の「甘さ」「駄目っぽさ」の原因が示されているように思います。
まず、「世間知らずの秀才バカ」という言葉についてですが、(2)で例に挙げた前原誠司や永田寿康(や、いわゆる前原グループの若手など)も、それに当たると思います。
マスゴミで「若手の論客」と持ち上げられたくらいで、いいように利用されて、味方の足を引っ張る利敵行為を繰り返すのも、プライドだけが肥大して周りが見えないという「世間知らず秀才バカ」の典型的な特徴です。永田メール問題でも見られるように、信用できるかどうかもわからないような怪しげな人物にのせられたあげくに、先輩や年長者などの注意も聞かずに突っ走ったあげくに墓穴を掘るというのも、「世間知らず秀才バカ」によく見られる失敗です。
そんな「世間知らず秀才バカ」の大きな特徴のひとつとして、「大きな挫折や修羅場を経験していない」、「そのためプレッシャーや修羅場に弱く、それから逃げようとしがちである」、「“バカ”や“悪者”になれない。“優等生”や“良い子ちゃん”をやめることができない」など。要するに、「肝心な時に本気の喧嘩や闘争ができない。それから逃げようとしてしまう」のです。
だから、「喧嘩相手」でもある旧政権政党や、特権集団(財界やマスゴミ)をなかなか追い詰められない。もう少しというところまで追い詰めても、とどめを刺せずに逃げられ、復活と反撃を許してしまうのでしょう。
「55年体制人間」と言う言葉ですが、いわゆる「55年体制」の下での、「与党も、野党も、マスゴミも、財界も、労働組合などもナアナアの馴れ合いでやってきた」時の感覚を未だに引きずっている人たちのことでしょう。
明らかに時代が変わろうとしているのに、また自分たちも変わらなければならないのに、それができない。それ以前に理解すら出来ていないのかもしれない。
だから、そのために必要な喧嘩や闘争をすることも、古いしがらみ等を切り捨てることもなかなかできない。
そんなことだから、「記者クラブの廃止」とか、「天下り廃止」とか、「企業・団体献金の禁止」などの改革が、本当に民主党に実現できるのかどうか。
懐疑的にならざるをえないのです。

以上、私が民主党を今ひとつ信用できない、懐疑的にならざるをえない理由をいくつかあげました。
さて、私がこのような記事を書くと、次のように疑問に思われる読者さんもおられるかもしれません。
「えっ? それじゃあ、『嗚呼、負け犬の遠吠え日記』のkomichi(小路)は、なんで今まで必死になって政権交代を主張してきたのだ? それじゃあ、政権交代も意味ないじゃないのか?」
また、したり顔で次のようにのたまう麻生信者や自民党シンパが居るかもしれません。
「そうらみろ。だから、民主党への政権交代は駄目だと言ったんだ。今頃気付いて後悔するなんて、おまえらはバカか?」とか。
(例:、前々回と前回の記事に、いくつも政権交代を罵倒する記事をTBしたあげくに、「麻生を支持しなかった愚かな日本人はお灸をすえられろ」とか「さっさとあの世に行って下さい」などという、日本人への憎悪と敵意をむき出しにした暴言を吐いた某「反日ウヨ」ブロガーとか)
いえいえ。
確かに、いろいろと問題を抱えた民主党への政権交代ではありますが。
それでも、「政権交代してよかった」とか、「自民・公明の下野は絶対必要だった」と。
「この政権交代は、大いに喜ぶべき歴史的な出来事である」と、私は思うのです。
今回の選挙では民主党に投票したことも、正直に申し上げます。
そして、その選択についていささかの後悔もしていないことも、ここで申し上げておきます。
今回も長くなったので、この辺でそろそろ切りたいと思います。
「何故、問題だらけの民主党への政権交代を喜ぶべきこと、と考えているのか?」
「ダメダメな民主党の政権に、何を期待しているのか?」
次に、こういった疑問に答えていく記事を書きたいと思うのですが……。
っと、その前に……。
次回は「外国人参政権と、それを民主党が推進しようとしている問題」についての私権を述べる記事を書きたいと思います。
前回記事のコメントレスにて、そのように約束しましたので。
民主党の公約違反を批判していた私が、読者さんへの約束をいきなり破ってしまったのでは「言行不一致」になってしまいますので(笑)。
それに、「外国人参政権」をめぐる問題は、民主党など日本の「反自民(左翼、市民派、リベラルなどといった勢力も含む)」が、もっと言えば今の日本の政治が抱える大きな問題とも関わっていると思いますので。
それでは今回はこの辺で。
最近、特に仕事が多忙になりまして、「シルバー・ウィーク」と呼ばれる連休中だというのに、私には仕事を休める日が一日もありません(汗)。
そんな状態なので、記事更新や、コメント・TBの承認、コメントレス等のスピードが遅くなってしまうかもしれませんが、そこはご容赦ください。
なお、ランキングへの参加は前回をもって終了しました。
今まで応援してくださった皆様、ありがとうございました。

100%完全な結果ではない。
まだまだ問題を抱えたまま。
しかしそれでも。
今回の結果は、自公政権による「対米売国」「市場原理主義」路線に踏みつけにされてきた国民・有権者の勝利であり、前進であり、決して否定的にとらえるべきではない。
そのように私は申し上げたいのです。
(komichi)
選挙から3週間。ようやく、鳩山民主党による内閣の顔ぶれが決まったようです。
*鳩山内閣閣僚名簿(首相官邸のHPより)
http://www.kantei.go.jp/jp/hatoyama/meibo/daijin/index.html
国土交通大臣・内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策・防災)に前原誠司で大丈夫か?
……などの不安はありますが。
年金問題で鋭い追及をした長妻昭氏を厚生労働大臣に。さらに、郵政民営化反対の急先鋒の一人である亀井静香氏を郵政改革担当にというのは、実に面白いというか、これ以上はないという適切な人事だと思いますよ。
新大臣の皆様には、自公政権時代からの膿(うみ。問題点や負の遺産、その他闇に葬られてきた情報や真実など)を徹底的に出し切ってほしいものです。
なお、内閣人事の決定や社民・国民新党との連立協議に時間がかかったことに対して批判的な意見もあるようです。
確かに、人事や連立協議に手間取ったマイナスもあるかもしれませんが、私はそれでよかったのではないか、とも思います。
何故なら、社民党と国民新党がごねたと言われる問題はいずれも、それぞれの党が譲れない(簡単に譲歩すべきではない)問題であり、自民党時代の負の遺産を生産するための重要な問題であるからです。
まず、国民新党が主張した「郵政民営化」問題。
小泉・竹中時代の対米売国路線の最たるもののひとつであり、その象徴とも言うべき「郵政民営化」問題。
昨年末頃に竹中平蔵が「民営化した郵政はアメリカに出資せよ」と発言し、「貴重な国民資産をアメリカや一部の大資本の食い物にするものだった」という「郵政民営化」の実態が明らかになりました。そして、亀井氏が「(竹中を)東京地検特捜部に告発しますよ」と宣言し、「かんぽの宿」問題で、野党3党の有志議員が西川社長を「特別背任未遂罪」で告発するという、ただならぬ事態にまでなっています。
これは、是非とも追及してもらわなければならない問題です。いい加減な妥協などなしに、徹底的に。
安保問題も非常に重要な問題ですが、これについてはまた別の機会に述べるとしましょう。
少なくとも、社民・国民新党両党には、連立のためだからといって、自分の主義主張を安売りするようなことはしてほしくありません。
そして……今回の本題に関わるところですが、多数をとってしまった民主党が、単独で暴走しておかしな方向に行かないための「押さえ」としての役割を、社民・国民新党に望むからです。
何故、そんなことを言うのか。
それが今回の本題、民主党は本当に当てにできるかというわけです。
さて、前々回と前回からの続きです。
政権交代という目的を果たしたのに、私が「100%単純には喜べない」という理由を3つ挙げました。
(1):自民党の中でも、最も退場させるべきだった駄目議員を落とすことができなかった
(2):マスゴミやアメリカなど、自民党政治を支えてきた「真の抵抗勢力」が国民のための改革を妨害しようと今もあがいている。
(3):「圧倒的多数をとった民主党をそもそも全面的に支持・信頼できるのか?」という疑問。
前回では、「(1):自民党の中でも、最も退場させるべきだった駄目議員を落とすことができなかった」ことについて述べました。
今回は「(3):「圧倒的多数をとった民主党をそもそも全面的に支持・信頼できるのか?」という疑問。」という点について述べます。
(3):「圧倒的多数をとった民主党をそもそも全面的に支持・信頼できるのか?」という疑問。
わかりやすくするために、結論から言いましょう。
今の民主党も、「100%信用できる」とか「安心して任せられる」と言うわけでは必ずしもない。
自民党から民主党に政権が移っただけで、全てハッピーエンドとなるとは限らない。
これです。
このように考えているのは、私だけではない。
むしろ、よほど楽観的な人や、熱心な民主党支持者でない限りは、少数派でしょう。
実際、自Endのトラックバックセンター……「自民党」も、「自民党政治」も……に参加している反自民のネットユーザーのほとんども、無条件で民主党を持ち上げているわけでは決してない。
何故、民主党に不安を覚えざるをえないか?
以下、いくつか簡単に理由をあげていきます。
*理由1:賛成できない政策がいくつかある
民主党の政策全てに賛成できないわけではない。
そういう法案のまず筆頭にあげたいのが、「議員定数削減」。
議員の定数が削減しようというものですが、この理由とされている「日本は議員の数が多すぎる」というのは、下図(たかしズムさんところから拝借)を見ても明らか。
しかも、今の日本の「小選挙区制度」下で定数削減などやれば、大政党以外はほとんど議席を失う、つまり「大政党の独裁」となってしまう。
あるいは、「小選挙区制度」とあわせて、最初からそれが目的だったのか……?
また、外国人参政権なるものも推進しているという話です。
これについては、長くなるのでまた別の機会で述べますが、選挙に大勝したからといって、今回の公約にもなかったシロモノを多数の力で強行するなどというのは、なしにしてもらいたいものです。
この他にもありますが、長くなるのでとりあえずはこれだけにします。
*理由2:前原誠司等のような「獅子身中の虫」が何人も居る
いわゆる「前原グループ」など、民主党内の「獅子身中の虫」とも言える人たちがゴロゴロ居ます。
元々が「選挙対策のために打算で集まっただけの烏合の衆」だったゆえの弱点か。
かつて小沢一郎氏がバリバリの親米派で新自由主義者だった頃からの負の遺産なのか。
「自民党以上に自民党的」とか、「小泉以上に小泉的」とか呼ばれる、バリバリの新自由主義者の集団。
今回の自民党大敗や、アメリカの金融危機などの背景には、「新自由主義(=市場原理主義)」の破綻・行き詰まりがある。つまり「対米従属」や「市場原理主義」が嫌われ、その時代が終わろうとしているのが今や日本と世界の趨勢であるのは明らか。
にもかかわらず、未だにそんな古いイデオロギーや「アメリカ信仰」にとらわれ続けている。
はっきり言って、民主党に居るのが不思議でならない。むしろ、小泉純一郎などと同じように、自民党の征倭会(もとい、清和会)に居る方がふさわしいような人たち。
困ったことに、しばしば党外の新自由主義勢力の声を「代弁」して、重要な局面ごとに民主党の政治活動や闘争の足を引っ張ってきました。
さらに、政治家としての能力にも疑問符がつきます。
かの堀江メール事件で、怪しげな人物からガセネタをつかまされて、それを見抜けず突っ走ったあげくに民主党を危機に陥れ、さらにその後の対応を誤って仲間(永田寿康議員)の政治生命ばかりか、本当に生命をも永遠に失わせる結果になってしまった。
その一件からも、脇の甘さや政治家としての能力の無さは明らかなのに、未だに政治活動を続けていられて、しかも党や内閣の要職に就いているのが、私には不思議でなりません。
民主党内には、この前原誠司のようなのがまだ何人も居るそうです。
今後も彼らが、自民党や新自民党、マスゴミなどの新自由主義勢力(旧特権階層)から煽られたり、そそのかされたりして、重要な局面で民主党の足を引っ張り、旧政権与党やその背後に居る新自由主義勢力を利する言動をとらないか、心配です。
*理由3:本当に公約に掲げたことを実行できるかどうか、疑問が残る
記者クラブ廃止。
企業献金廃止。
失われた年金記録、救済対象拡大。
天下り廃止。
八ツ場ダム、川辺川ダム建設など無駄な公共事業の見直し。
などなど。
民主党がやると宣言した事項はいろいろあるようですが、そのうちのいくつかでも実行されれば、確実に日本社会に変化をもたらす(もちろん良い意味で)ものです。
しかしながら……民主党がこれを全て実現できるかどうか……私はちょっと懐疑的というか、悲観的にならざるを得ないのです。
例えば「記者クラブ廃止」に関して、スタートからたった2日目でいきなり「公約違反」がありました。
なんと、「記者会見をオープンにする」という約束を反故にして、フリージャーナリストやネットメディアを締め出してしまったようなのです。雑誌記者は入れたそうですが。
「これは民主党の意思か? 一部の党役員がやったことなのか? いずれにせよ、馬鹿なことをしたなあ。今回のことで墓穴を掘ったのではないか」
このニュースを聞いた私の率直な感想です。
まあ、全ての公約が実現できるとは、最初から期待してはいませんでしたが……しかし、スタートからいきなりこれでは先が思いやられます。
考えても見てください。
西松騒動や、田中美絵子騒動などで、蛆3Kなどマスゴミから叩かれまくっていた時に、民主党を擁護する論陣を貼っていたのは、むしろネットだったはず。
そして、既存マスゴミが信用できないことを見抜き、見限り、自らの頭で考え行動した日本の有権者の支持を受けて、民主党は大勝利を得られたのですよ。
それなのに……。
「敵」と「味方」の区別もできないのか?
「腐って衰退していくもの」と、「これから発展していく可能性を秘めたもの」との区別もできないのでしょうか?
つまり、時代の流れが読めなかっただけでなく、「自分たちが何によって支えられてきたか」も理解できなかったのでしょうか?
どうも、以前から民主党はそういうところがあるようですね。
時代の流れも、支持してくれる国民の意思も読めずに、「敵」(旧政権与党やそれに群がる財界やマスゴミなどの特権集団)にいい加減な妥協をして、自滅してしまうという甘いところが。
確か、1996年の「住専問題」の時も、そうでしたね。「住専への公的資金投入は認められない」というのが国民大多数の声だったにも関わらず。さらに当時の小渕自民党政権がこの問題で追い詰められていたにも関わらず。しかし何を思ったのか、管直人が「(住専問題は)政局にしない」などと発言。それで追い詰められていた小渕自民党は息を吹き返し、民主党は彼らを追い詰める絶好のチャンスを逃してしまった。そればかりか、「破綻した駄目な金融機関を(その責任を十分に問わずに)税金で救済する」という悪しき前例を作ってしまうことになってしまった。さらに、その後の森→小泉→安倍の「暗黒時代」への道を切り開くことになってしまった。
何故、以前から民主党には、そういう「詰めの甘さで墓穴を掘ってしまう」ようなところがあるのか?
ここから先は、多分に私の推測が加わることを断った上で言わせていただきますが……。
「民主党内には、世間知らずの秀才バカや、55年体制人間がたくさん居る」
誰の発言だったか忘れてしまいましたが(汗)、民主党の弱点について、上記のような意味のことを言った人が居ました。
この言葉にこそ、民主党の「甘さ」「駄目っぽさ」の原因が示されているように思います。
まず、「世間知らずの秀才バカ」という言葉についてですが、(2)で例に挙げた前原誠司や永田寿康(や、いわゆる前原グループの若手など)も、それに当たると思います。
マスゴミで「若手の論客」と持ち上げられたくらいで、いいように利用されて、味方の足を引っ張る利敵行為を繰り返すのも、プライドだけが肥大して周りが見えないという「世間知らず秀才バカ」の典型的な特徴です。永田メール問題でも見られるように、信用できるかどうかもわからないような怪しげな人物にのせられたあげくに、先輩や年長者などの注意も聞かずに突っ走ったあげくに墓穴を掘るというのも、「世間知らず秀才バカ」によく見られる失敗です。
そんな「世間知らず秀才バカ」の大きな特徴のひとつとして、「大きな挫折や修羅場を経験していない」、「そのためプレッシャーや修羅場に弱く、それから逃げようとしがちである」、「“バカ”や“悪者”になれない。“優等生”や“良い子ちゃん”をやめることができない」など。要するに、「肝心な時に本気の喧嘩や闘争ができない。それから逃げようとしてしまう」のです。
だから、「喧嘩相手」でもある旧政権政党や、特権集団(財界やマスゴミ)をなかなか追い詰められない。もう少しというところまで追い詰めても、とどめを刺せずに逃げられ、復活と反撃を許してしまうのでしょう。
「55年体制人間」と言う言葉ですが、いわゆる「55年体制」の下での、「与党も、野党も、マスゴミも、財界も、労働組合などもナアナアの馴れ合いでやってきた」時の感覚を未だに引きずっている人たちのことでしょう。
明らかに時代が変わろうとしているのに、また自分たちも変わらなければならないのに、それができない。それ以前に理解すら出来ていないのかもしれない。
だから、そのために必要な喧嘩や闘争をすることも、古いしがらみ等を切り捨てることもなかなかできない。
そんなことだから、「記者クラブの廃止」とか、「天下り廃止」とか、「企業・団体献金の禁止」などの改革が、本当に民主党に実現できるのかどうか。
懐疑的にならざるをえないのです。
以上、私が民主党を今ひとつ信用できない、懐疑的にならざるをえない理由をいくつかあげました。
さて、私がこのような記事を書くと、次のように疑問に思われる読者さんもおられるかもしれません。
「えっ? それじゃあ、『嗚呼、負け犬の遠吠え日記』のkomichi(小路)は、なんで今まで必死になって政権交代を主張してきたのだ? それじゃあ、政権交代も意味ないじゃないのか?」
また、したり顔で次のようにのたまう麻生信者や自民党シンパが居るかもしれません。
「そうらみろ。だから、民主党への政権交代は駄目だと言ったんだ。今頃気付いて後悔するなんて、おまえらはバカか?」とか。
(例:、前々回と前回の記事に、いくつも政権交代を罵倒する記事をTBしたあげくに、「麻生を支持しなかった愚かな日本人はお灸をすえられろ」とか「さっさとあの世に行って下さい」などという、日本人への憎悪と敵意をむき出しにした暴言を吐いた某「反日ウヨ」ブロガーとか)
いえいえ。
確かに、いろいろと問題を抱えた民主党への政権交代ではありますが。
それでも、「政権交代してよかった」とか、「自民・公明の下野は絶対必要だった」と。
「この政権交代は、大いに喜ぶべき歴史的な出来事である」と、私は思うのです。
今回の選挙では民主党に投票したことも、正直に申し上げます。
そして、その選択についていささかの後悔もしていないことも、ここで申し上げておきます。
今回も長くなったので、この辺でそろそろ切りたいと思います。
「何故、問題だらけの民主党への政権交代を喜ぶべきこと、と考えているのか?」
「ダメダメな民主党の政権に、何を期待しているのか?」
次に、こういった疑問に答えていく記事を書きたいと思うのですが……。
っと、その前に……。
次回は「外国人参政権と、それを民主党が推進しようとしている問題」についての私権を述べる記事を書きたいと思います。
前回記事のコメントレスにて、そのように約束しましたので。
民主党の公約違反を批判していた私が、読者さんへの約束をいきなり破ってしまったのでは「言行不一致」になってしまいますので(笑)。
それに、「外国人参政権」をめぐる問題は、民主党など日本の「反自民(左翼、市民派、リベラルなどといった勢力も含む)」が、もっと言えば今の日本の政治が抱える大きな問題とも関わっていると思いますので。
それでは今回はこの辺で。
最近、特に仕事が多忙になりまして、「シルバー・ウィーク」と呼ばれる連休中だというのに、私には仕事を休める日が一日もありません(汗)。
そんな状態なので、記事更新や、コメント・TBの承認、コメントレス等のスピードが遅くなってしまうかもしれませんが、そこはご容赦ください。
なお、ランキングへの参加は前回をもって終了しました。
今まで応援してくださった皆様、ありがとうございました。
コメント
もうひとつ追記。未だに、『反日ブログ監視所』と同じようなことをやっている人たちが居たとは(苦笑)
Re: 賛成します
>喜八さん
いつもコメントありがとうございます!
ええ。
仰るとおりだと思います。
本来の日本人とは、もっと他者や弱者に対する思いやりを持った民族である、と私は思います。
最近、私は思うのです。
カルデロン典子さんに対して集団いじめとしか思えないようなデモをやったり(注:私は国籍法改正や外国人参政権に反対ですが、あのデモは酷すぎるし、恥だと思います)、特定の国・地域の出身者に対しての差別的言動を繰り返すのは、まともな日本人ではないかもしれない。
ひょっとしたら、「日本人はこれだけ偏狭で非寛容、かつ攻撃的な民族である」という悪印象を日本内外の人々に植え付けて、日本人のイメージダウン(→日本の国際的孤立、国益の喪失)を図ろうという、真の「反日」か、もしくはその手先ではないか、と……。
いつもコメントありがとうございます!
ええ。
仰るとおりだと思います。
本来の日本人とは、もっと他者や弱者に対する思いやりを持った民族である、と私は思います。
最近、私は思うのです。
カルデロン典子さんに対して集団いじめとしか思えないようなデモをやったり(注:私は国籍法改正や外国人参政権に反対ですが、あのデモは酷すぎるし、恥だと思います)、特定の国・地域の出身者に対しての差別的言動を繰り返すのは、まともな日本人ではないかもしれない。
ひょっとしたら、「日本人はこれだけ偏狭で非寛容、かつ攻撃的な民族である」という悪印象を日本内外の人々に植え付けて、日本人のイメージダウン(→日本の国際的孤立、国益の喪失)を図ろうという、真の「反日」か、もしくはその手先ではないか、と……。
あっと。訂正。
「子路」というのは、「小路」に改めたんだっけな。
訂正。
ところで、前のコメントでもうひとつ気付いたことがありました。
「在日民主党」と名乗ったネット屑だが、こいつの使用していたプロバイダーって、有名な在日企業家が経営しているソフトバンクなんですよね(苦笑)。
「民主党」に「在日」のレッテル貼りをしておきながら、この矛盾をネット屑くんは、どう説明してくれるのでしょうね?
訂正。
ところで、前のコメントでもうひとつ気付いたことがありました。
「在日民主党」と名乗ったネット屑だが、こいつの使用していたプロバイダーって、有名な在日企業家が経営しているソフトバンクなんですよね(苦笑)。
「民主党」に「在日」のレッテル貼りをしておきながら、この矛盾をネット屑くんは、どう説明してくれるのでしょうね?
賛成します
>「在日=悪」、とか「自分の気にくわないものに“在日”のレッテル貼り」だとか、そういうアホな差別的発想はいい加減にやめろ。
まったく、その通りですね。
そういった排外主義的言説は、まともに考えると「日本人の誇り」を毀損するわけです。
だから「本物の愛国日本人」なら、外国の人を貶めるようなことを無闇に言うはずもないのです。
まったく、その通りですね。
そういった排外主義的言説は、まともに考えると「日本人の誇り」を毀損するわけです。
だから「本物の愛国日本人」なら、外国の人を貶めるようなことを無闇に言うはずもないのです。
ネット屑・工作員ども、必死だな(笑)
早速というべきか。
こういう記事に釣られて、アホなコメントしてきた輩がいるので、IP・リモホごとここに晒しておきます。
softbank219043033143.bbtec.net
投稿日時:09/09/20
投稿者名:在日民主党
本文:
>
何事にも表と裏がある。次は鳩山政権の裏の素顔である。
> 鳩山由紀夫は、選挙区の室蘭市にあるクラブママに愛人がいたことが発覚している。
> 民主党の細野豪志は山本モナと五反田のラブホテルで過ごした。
> 民主党の横峯良郎には半同棲状態の東京妻がいた。
> 民主党の姫井由美子は元高校教諭と岡山市内のラブホテルで一夜を過ごした。
> 残念ながら、9月16日に下半身友愛首相が誕生した。
> 鳩山社会主義下半身政権は、ばら撒きと増税の後退政権であり、新たな政権交代が必要である。
> 以上、あまり上品な話題ではなかったが、民主党は上品な政党ではなことの反映である。
だから何? ……という感想しか思い浮かびませんがね。
要するに、民主党のあら捜しをして、自民党政権に戻したいのか?
それを言うなら、
「森元首相の息子が、あのお塩事件と怪しい関係がある」だとか、
「愛人の実名で告発で大騒ぎになった山崎拓に、婦女暴行未遂の疑いがある」だとか、
「自民党の某警察官僚出身議員が、某有名女性タレントの麻薬容疑を見逃す代わりに肉体関係を強要したという噂がある」とか、
「北朝鮮訪問した旧政権与党の議員の中に、不用意にも喜び組女性の“肉体接待”を受けて、北朝鮮に弱みを握られた挙句、篭絡されたバカが居るという情報もある」だとか、
「中川秀直が麻薬使用の愛人女性に、警察の情報を漏らした」だとか、
旧政権与党の下半身事情も、決して上品とは言えないわな(苦笑)。
いや、それどころかこれらは、「明らかな犯罪(もしくは売国行為)」やんけ。
おまえの論理で行けば、こういう下品な下半身スキャンダルにまみれた自民党のような政党は駄目ということになるだろう。
その上で聞くが、「政権交代が必要」というのなら、具体的にどの政党を選ぶというのだ?
あー。それと。
前にも言ったことだが、「在日=悪」、とか「自分の気にくわないものに“在日”のレッテル貼り」だとか、そういうアホな差別的発想はいい加減にやめろ。
今どき、そんなもん「私はアホのネトウヨ(もしくは駄目ねらー)です」と自ら名乗っているようなもんだと思うが……。
工作員や、アホで狂信的な麻生自民の駄目シンパなどに、いくら言っても無駄かもしれないが、一応は言っておく。
それと、こういうアホどもに対して私は、いざとなれば一切容赦しないことも付け加えておく。
こういう記事に釣られて、アホなコメントしてきた輩がいるので、IP・リモホごとここに晒しておきます。
softbank219043033143.bbtec.net
投稿日時:09/09/20
投稿者名:在日民主党
本文:
>
> 鳩山由紀夫は、選挙区の室蘭市にあるクラブママに愛人がいたことが発覚している。
> 民主党の細野豪志は山本モナと五反田のラブホテルで過ごした。
> 民主党の横峯良郎には半同棲状態の東京妻がいた。
> 民主党の姫井由美子は元高校教諭と岡山市内のラブホテルで一夜を過ごした。
> 残念ながら、9月16日に下半身友愛首相が誕生した。
> 鳩山社会主義下半身政権は、ばら撒きと増税の後退政権であり、新たな政権交代が必要である。
> 以上、あまり上品な話題ではなかったが、民主党は上品な政党ではなことの反映である。
だから何? ……という感想しか思い浮かびませんがね。
要するに、民主党のあら捜しをして、自民党政権に戻したいのか?
それを言うなら、
「森元首相の息子が、あのお塩事件と怪しい関係がある」だとか、
「愛人の実名で告発で大騒ぎになった山崎拓に、婦女暴行未遂の疑いがある」だとか、
「自民党の某警察官僚出身議員が、某有名女性タレントの麻薬容疑を見逃す代わりに肉体関係を強要したという噂がある」とか、
「北朝鮮訪問した旧政権与党の議員の中に、不用意にも喜び組女性の“肉体接待”を受けて、北朝鮮に弱みを握られた挙句、篭絡されたバカが居るという情報もある」だとか、
「中川秀直が麻薬使用の愛人女性に、警察の情報を漏らした」だとか、
旧政権与党の下半身事情も、決して上品とは言えないわな(苦笑)。
いや、それどころかこれらは、「明らかな犯罪(もしくは売国行為)」やんけ。
おまえの論理で行けば、こういう下品な下半身スキャンダルにまみれた自民党のような政党は駄目ということになるだろう。
その上で聞くが、「政権交代が必要」というのなら、具体的にどの政党を選ぶというのだ?
あー。それと。
前にも言ったことだが、「在日=悪」、とか「自分の気にくわないものに“在日”のレッテル貼り」だとか、そういうアホな差別的発想はいい加減にやめろ。
今どき、そんなもん「私はアホのネトウヨ(もしくは駄目ねらー)です」と自ら名乗っているようなもんだと思うが……。
工作員や、アホで狂信的な麻生自民の駄目シンパなどに、いくら言っても無駄かもしれないが、一応は言っておく。
それと、こういうアホどもに対して私は、いざとなれば一切容赦しないことも付け加えておく。
コメントの投稿
トラックバック
http://komichin.blog80.fc2.com/tb.php/185-8068b020
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
何やってんだ民主党、鳩山由起夫は裸の王様か。民主党、記者クラブ開放の公約を反故に。
鳩山スタート二日目でもうお祭り気分でもない事態です。トップ表示だった「植草さんが収監をとかれるまでエントリー」を見る気分でもなくなったので トップを入れ替えます。(タイムスタンプ記録2009/09/17 21:43)「植草さんが収監をとかれるまでエントリー」から植草
紅い花なら曼珠沙華 阿蘭陀屋敷に雨が降る
濡れて泣いてる じゃがた〜らお春,と続くのは,由利あけみの「長崎物語」(1938) という歌謡曲である.この歌は渡辺はま子も歌っているけど,なぜか YouTube にはアップされていなかった.渡辺はま子はどうしても 「軍歌歌手」 の匂いがするから,極右思想の持ち主しか...
八ッ場ダムは中止するべきか
八ッ場ダムに関しては、いろいろな方が書かれている。
ブログや記事を読んでいても、おとなしい書き方をしたものが多いように思える。
原因を、少々考えてみた。
まずは、
? 7割、できているいるという報道 がなされていること。
次に、
? 移転をし終えた旅館の方々や
高速道路は見直しが必要
NEXCO東日本・中日本・西日本の三社が、21年の補正予算に盛り込まれた6区間の4車線化を停止したという話なのだが、当然といえば当然な気がする。
道路公団の民営化といいながら、しっかり税金が投入をされていたわけである。
つまり、いまだに高速道路を造るのに間違い
お灸を据えられろ
自民党にお灸を据える、というたわけた事をほざく連中によって日本は多大なる損害を得る事となりました。
しかし、この連中お灸を据えられた事があるのでしょうか?
何か悪い事をしてお灸を据えられるならともかく、やれる事をやって様々な対策をたててそれでお灸...
平野が問題だな!農水副大臣もか?あえて苦言を!
アクセスに
深く感謝いたします。
さて
会見の不透明さを
この記事で取り上げたが
赤松君甘すぎませんか?&「記者クラブ」という既得権を壊せ!
色々と調べていくと
平野の面倒くさいから
(身元確認)の
意図的なちょんぼのようだ!
******************記者会...
政治はギャンブルはないがプロレスでもない
自民党は今回の選挙について政治はギャンブルではない、と言った。
絶望の淵に落ちた人間が目の前の宝くじに手を伸ばそうとしたとして、...
ここでは、直接コメント承認せず、本文と投稿者名、IP・リモホをコピーして晒す、というやり方をとたっため、表ではわからないでしょうが。
コメント管理画面にあったそいつのURL欄をたどっていくと、以下のようなページに行き着きました。
民主党の正体
http://www35.atwiki.jp/kolia/pages/159.html
どうやら、下記のサイトの関係者っぽいです。
国民が知らない反日の実態
http://www35.atwiki.jp/kolia/
熱烈な麻生支持者なんでしょうか?
ちなみに、このサイトでは以下のようなこともやっています。
反日ブログリスト
http://www35.atwiki.jp/kolia/pages/447.html
「反日ブログ」にあげられているブログの中には、私にはおなじみの方々も含まれていますね。
そういえば昔、『反日ブログ監視所』(http://komichin.blog80.fc2.com/blog-entry-142.html)の篠原某だとか、ミラクル篠崎だとか言ったネット屑・工作員が居りましたが、やっていることはそいつらと同じじゃないか、と思うのですが……。
ところで、『反日ブログ監視所』さんは、当方に対して「komichi専門局」なるものまで設置して、「反日ブログ」認定してくださいましたが、こちらでは当方は認定されていないようですね。
うーん、この待遇の違いは何だ? 当方は「小物」すぎて「反日ブログリスト」に掲載されなかったのか。ちょっと残念(笑)。
しかし、それだとますますわからなくなります。
投稿者名「在日民主党」の使用していたIP・リモホは
「softbank219043033143.bbtec.net 」
で、ソフトバンクじゃないですか。
問題のサイトでは、次のようなページもあるのに。
Yahoo!(ヤフー)の正体
http://www35.atwiki.jp/kolia/pages/448.html
「■ソフトバンクは反日企業???」だとか、「反日・反麻生(安倍)工作員がうじゃうじゃいます。」だとか言って批判しているソフトバンクを、その批判者自身が利用しているのですよ?
投稿者名「在日民主党」は、そんな企業を接続プロバイダとして使うことにより、利益を供与しているわけですが。
こんなことしていて、自己矛盾とか感じないのでしょうね?
私にはちょっと理解できませんね。
おそらく我々凡人には想像もつかないような構造の脳みそをしておられるのではないでしょうか。
ありがとう、「在日民主党」さん。
なかなか楽しいネタを提供してくださって(笑)。
しかし、このような連中が大きな顔をしてのさばっているようでは……ウィキペディアの信用性というものについて、疑念を抱かざるをえませんね……。