孤独ですか? byマイロさん 第五章 新しい仲間そして・・・ 莓「もうすぐキキョウシティよ」 メル「もうすぐってあとどんくらい?」 莓「えっ?う・・・んと20キロ位かな??」 どこが少しなんだ・・・ メル「莓・・・」 メルは立ち止まると莓に声を掛けた 莓「却下」 メル「まだ何にも言ってないよ」 莓「ウインディは出さないからね」 メル「ちぇ!ところで莓はバッジ集めしないのか?」 くやしそうに舌打ちするとまた 莓「一様集めてるよ。今んとこ実家のあるタンバシティのバッジだけもってる」 メル「実家、タンバなんだ・・・」 莓「うん・・・タンバを出てエンジュに行ったの」 メル「そっか・・・」 沈黙の一時が流れる 莓「・・・あっ!!むこうに女の子がいる・・・行ってみよ」 メル「あ、あぁ」 莓「こんにちは」 女「あ、こんにちは、」 莓「ポケモン勝負、どうですか?」 自己紹介もしてないのにイキナリ勝負を申し込んだ 女「もち、OKあたしは由季、」 莓「私は莓よ、ヨロシク、使用ポケモンは1体の一本勝負でどう?」 由季「いいよじゃあいくよ!!行け!ライ!」 由季の出したポケモンはサンダースだ。しかし何かが違う・・・色が黒かった。 莓「キャラメル!!たのむわよ」 莓はおなじみのメルを出した。 メル「俺か・・・」 由季「そのイーブイ、喋ってる・・・」 莓「ポケモンを出した時点で戦闘は始まってるのよ。勝負に集中してね」 由季「それもそうね、・・・ライ、高速移動、」 莓「メル、体当たり」 メルは思いっきりライに体当たりをするが高速移動でそれをすんなり避けられる ライ「電気ショックよ」 メル「甘い・・・だてにポケモンをやっていないからな、アイアンテール」 いつこんな技を覚えたのやら・・・ ライ「きゃう!!!」 メル「次の技いくぞ!」 由季「強い、このイーブイ、なかなかやるわね、ライ、ミサイル針!!」 ライ「ギャース(了解)」 ライの体がチクチクになったかと思うとそのチクチクがものすごい勢いで飛んできた。 莓「避けて!!」 メル「無茶言うな」 そう言いながらもちゃんとメルは攻撃を避けている。今の時点では頭脳ではメルのが 有利だ。 しかし、技や威力ではライの方が上だ。当たったら結構辛い 由季「ライがんばやで」 莓「今のってもしかして、コガネ弁!?」 コガネ弁はコガネシティの方言だ。私達でいう大阪弁に似ている。 由季「あちゃ〜またやってしもうたぁ」 ライ「ギャウー(ご主人)」 メル「よそ見はいけないね、それっ!!」 メルは由季を見ていたライに思いっきり突進した。 ライ「ギャフゥ〜」 戦闘不能だ メル「おい莓、勝負ついたぞ」 由季「ライすまんなぁ、そよ事考えとったわ、ご苦労やったで 戻りや」 ライをボールに戻した。由季はボールをカバンに入れ話し出した。 由季「うち、コガネのジムリーダー、アカネの妹なんや、コガネを出るときにコガネ 弁は使わへんと決めたんや、でもバトルになると つい使ってしまうんや」 莓「コガネってエレブーズの青木選手の出身地なんでしょいいなー」 由季「もしかしてあんたエレブーズファンかぁ?」 エレブースとはプロ野球のチーム・グループ名だ青木選手はエレブーズの希望の星と いわれるくらいの実力がある・・・いや、あった じつは莓は小さい頃に青木選手のファンだったりとかする。 莓「そうだよ。あのシマシマとかがたまんないのよねぇ、ちなみに私ファンクラブの 会員番号、777なのよ」 由季「そうなんかぁ、あんたらこれから何処行くん?」 莓「コガネを目指してるの、今はキキョウシティへ行こうと思って歩いてたの」 由季「だったら同じやん、うちもこれからコガネに戻る途中なんや」 メル「ふーーーーーーーん」 メルは暇そうに会話を聞いている 莓「じゃあ一緒に行こうよコガネへ」 メル「は?おい本気か?」 莓「メルは黙ってて由季ちゃんどう?」 由季は黙り込んだがすぐに返事はきた 由季「いいでぇ!」 メル「またうるさいのが増えるのか・・・」 呆れた顔をしたメルに2人は 莓&由季「黙っとき!!!!!!」 メル「・・・(怖」 由季「ライっ出てきぃーや」 そう言うとライは自主的にボールから出てきた ライ「ギャース(あんた強いんやな)」 ボールから出るとメルに話しかける メル「お前、♀だったのか!?」 由季「ライは♀やで、♂やと思っとったんか?」 メル「バトルだったからな」 そう言ってる内に着いてしまったキキョウシティ。 メル「もうお昼だ。飯食ってポケセンに泊めてもらうか・・・」 莓「ハヤト・・・だっけここのジムリーダー」 由季「そうやで、うちは別にバッチ集めとらんしメルはんと一緒にポケセン行って来る」 メル「莓はどうするんだ?ジム戦挑むか?」 莓「ポケセン行く」 由季「部屋は124号室やて」 部屋に着くとメルは自分の事についてややこしい説明を始めた メル「じつはな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 メルの過去話はとにかく長くて普段落ち着きのない由季にとってはちょっと辛かった。 由季「長かった」 メル「お前が聞きたいと言ったのだろう。俺だってこんな嫌な過去掘り出したくないね」 メル君・・・君はなんて生意気なイーブイだろう 莓「私この話聞くの2回目よ」 ウソのような話をずーーーーーっと聞くのはとにかく暇だった。 由季「莓、ちよっとバトルせんか?」 よっぽどメルの話がつまらなかったらくあくびをしながら莓に言った。 メル「俺はもバトらんぞ」 ライは自主的にボールから出てきた。 ライ「ギャース(わいも遠慮するで)」 莓「他の子出すからいい」 由季「2匹とも部屋に居てな、じゃ、行って来るで」 外の大きな広場に出ると、莓vs由季の戦いが始まった。 二人はモンスターボールを投げた 莓「行っちゃってーグレイ!!!」 莓はプテラのグレイを出した 由季「頼むで!!!ピカチュウ!」 ピカ「ピィカッ☆!」 莓「空を飛んで!」 グレイは莓の命令を聞くと大空へ飛ぶとそのまま待機している 由季「ピカチュウ、かみなりやぁ!!!!」 ピカチュウはグレイの真下へ来ると雲がゴロゴロいいだした ピカ「ピーカーーージューーーーーーーーーーーーーー!!!!」 そう鳴くと激しい光を放ちながら雷がピカチュウの方へと落ちてくる、しかしピカ チュウの所に落ちる前に雷は ピカチュウの真上にいるグレイの体へと直撃した。 グレイ「ギャーース!!!!」 グレイは雷のダメージと墜落した時のダメージが重なり戦闘不能だ。 莓「なんて威力なの・・・グレイ戻って・・・」 ボールに戻すと莓は新たにボールを出した。 莓「そう来なくっちゃ、なんかやる気出てきたわよ・・・行きなさいサンドパン」 2匹目はサンドパンだ、爪はよく研がれているようで光っていた。 莓「穴掘って!!」 そう言われサンドパン自慢の爪で穴を掘り始める、 その後どんどんバトルが続けられ、使用ポケモン3体の戦いが5体にまでになり延長 戦が繰り広げられている 由季は電気ポケモンのトレーナーらしくエレブーやらライチュウなどを出してきた。 2人とも最後のポケモンを出す。 莓「ペルシアン!頼むわよ」 莓の最後のポケモンはペルシアンだった。ペルシアンは莓の最初のパートナーポケモ ンでニャースから育て上げたらしい・・・ エンジュにある塔が焼ける時莓と共に一度死んだポケモンでもある・・・莓がよみが える時一緒に来たらしい ペルシアン「ニヤーーーーーーーーーオ」 由季「行くでぇ、ランターン、」 由季が出したのはランターンだ水がないためか一定の高さに浮かんでいた ランターン「・・・」←どうゆう鳴き声か知りません・・・ 由季「相変わらず無口やな・・・まぁえぇわ、ランターン スパークや!!」 ランターンは無言で電流を流す。ペルシアンは柔かい体でスパークを静かに避けていく どちらのポケモンも静かで電気のパチパチという音以外なにも聞こえなかった 莓「きりさく攻撃だよ」 ペルシアン「ニャーーオ」 スパークを避けながら、ゆっくりとランターンに近づき爪を振り上げて思いっきり跳びかかった ランターン「・・・・・・」 ランターンはかなりのダメージがあったようだ・・・しかしまたスパークを続けている。 その時、何処からか網が出てきてポケモン達を捕まえた R1「おっし!ターゲットは確保出来ました。」 ロケッ団のマークのついた服を着た男が二人いた。一人は無線で話をしていて、もう 一人は網を引いている。 R2「このポケモンは貰ってくよん!♪」 網に入ったまま檻の中へと放り込む。 莓「あ、みんな!!!」 由季「何すんねん!!!(怒)」 ポケモン達は抵抗しているものの、バトルで一度戦闘不能になりやっと回復し始めた ばかりだ力など残っていなかった R1「じゃーーな」 トラックに乗り込むと逃走する。 莓&由季「逃がさないわよ!!(逃がさへんで!!)」 しかしトラックと足ではスピードが違いすぎる。メルとライを省いた、二人のポケモ ンは奪われてしまった。 莓「ペルシア〜〜〜〜〜〜ン!!!」 由季「ランターーーーーーーン!!!」 しかたなく二人は一度ポケセンへ戻った メル「何やっとねん!!!」←うつったらしい・・・ 莓「どうしよう」 メル「とにかく捜索しろ まだそう遠くへは行ってないはずだ」 莓「ペルシアーーーン、グレーーーーイ」 由季「ピカーーー、エレブーーーー」 2人はR団の逃げた、森へと入っていった。メルはR団に見つかると何かとヤバイの であんまり関わりたくないためポケセンの 屋上の展望台から探していた。 しかし必死の捜索にもかかわらず 結局朝になってもR団とポケモン達の行方は分からなかった。 その頃R団は R1「いてててて、なにすんだよこの猫」 R2「ぎゃーーーーーーーーーーーーしびれるぅーーーー」 この2人は莓と由季から盗んだポケモンに変な首輪を付けていた。さっきの叫び声は 首輪を付けるさいに ひっかかれたり、電撃をくらっていた時のものだ。だが首輪を付けられたポケモンは おとなしくしておりR団の言う事も聞いていた。 どうやらその首輪は付けたポケモンの脳を洗脳できる R団の博士達があらとあらゆる物をつかい作り出した、自信作ラシイでも、あまりに 自分の意志が強すぎるとあまり効果がないとか R1「よしっ!終わったぞ、とにかく本部へ帰ろう早くしないとあのトレーナーが来 るぞ」 R2「じゃあ行くか!」 莓「とうとう朝になっちゃったね・・・」 由季「そやな・・・メルはんの所行こか」 メル「結局朝になってしまった・・・」 ライ「ギャウ、ギャウウ(なんの手がかりもなしかいな・・・なんか、わい等、ムナ シイな・・・」 そう2匹話してると後ろから莓と由季が話しにくそうな顔をして歩いてきた 莓「ねぇメル、あんた全然寝てないんでしょ、寝てきなよ・・・」 メル「そう言うお前も寝とらんのだう・・・俺は50年くらい寝続けたからな、寝る のはいい加減飽きた・・・お前が寝てこい」 ライ「ギャーーース(由季寝ていいんやで、今後の事はメルはんとわいに任しとき」 由季「莓、そうさせてもらおう、わて、もう眠たくてたまらへん、先行くで」 寂しい会話を交わすと由季と莓は部屋へと向かった。 メル「ライ、お前に言葉を教えてやろう、これからの旅に何かと役立つはずだ」 ライ「ギャース!!!?(ほんまにーーー!!?)」 メル「いちいち、お前の言っている事を通訳するのは面倒だからな・・・いいか・・・・・・」 この日は何もおこらずに終わった。 新しい仲間ができ、仲間が減る・・・寂しい二日だった。 NEXT→ |