2009年9月23日 15時44分更新
秋の大型連休で各地の行楽地がにぎわうなか、県内を代表する観光地の倉敷美観地区でも、連日大勢の観光客が訪れています。
美観地区は、江戸時代から残る古い白壁の美しい町並みで知られる県内を代表する観光地のひとつです。
美観地区中心部にある倉敷館観光案内所によりますと、21日は春の大型連休並みのおよそ6000人が案内所に訪れたということで、22日も大勢の観光客で混雑していました。
なかでも、美観地区を流れる倉敷川を舟に乗って楽しむ川舟流しが人気で、案内所では朝から観光客が列を作っていて午前中の乗船券は続々と完売していました。
また、モネやゴーギャンが描いた貴重な絵画や彫刻などを所蔵する大原美術館にも、大勢の観光客が訪れていて美術館では22日まで春の大型連休と同じように開館時間を通常よりも2時間延長し、午後6時半まで入館を受け付けています。
訪れた人は、川沿いで風に揺られる柳と美しい白壁の町並みを写真におさめたりして楽しんでいました。
大阪から孫といっしょに訪れている男性は、「30年前も来ましたが、変わっていなくていいですね。落ち着きます。」と話していました。