この時計、20年以上前のものだが未だにメンテナンス無しで現役。
外装の枠などは金属製だが、クオーツなので中身はプラスチック製の機械。しかし未だに電池寿命も1年以上はあるし、正確に動いている。使用者に全く不安を感じさせる事なく動き続けてくれる。
一見ヤワに見えるプラスチックでも、その材質や製造時の添加物によって対磨耗性や強度・寿命に大きな違いが出るようだ。この時計は昔の設計だから、けっこう真面目に作られているし、プラスチックの材質も良いようだ。
しかし美しい。昔伯母(父の姉)が買ったものらしいが、残念ながら正確な年月は特定できない。恐らくデザインからして、1970年代末から1980年代のものと推定される。古き良き時代の上品さだとか真面目さだとかが、デザインからも滲み出ている。
万が一油の劣化等で止まっても、この程度の時計の簡単なメンテナンスであればば自分でできるので、その時は面倒見てやろうと思う。
末永く動き続けてもらいたい。
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Posted at 2007/06/22 11:47:47