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乙女の大阪
ＭＡＲＢＬＥ ＢＯＯＫＳ
デート、食べ歩き、お菓子・おみやげ探し、クラシックホテル・レトロ建物巡り…乙女心の大阪案内
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甲斐 みのり著
税込価格：
¥1,575
（本体 ： ¥1,500）
ｂｋ１ポイント倶楽部： 15ポイント（1%進呈）
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出版 ： マーブルトロン
発売 ： 中央公論新社
サイズ ： ２１ｃｍ / １０８ｐ
ISBN ： 978-4-12-390183-3
発行年月 ： ２００８．１
利用対象 ： 一般
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内容説明
クラシックホテル、レトロ喫茶＆洋食屋、博物館、縁日…。意外や意外、知る人ぞ知る、ノスタルジックな大阪が満載。大阪名物のかわいい「お菓子」「雑貨」「おみやげ」も紹介。
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コメント・書評 |
どのページからも立ち上る ノスタルジック感覚あふあれる大阪案内
佐々木 なおこ
2008/05/27 15:22:32
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評価 ( ★マーク )
★★★★★
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京都、東京に続く、乙女シリーズの第三作目！
「乙女心で見つめた都市三部作」として、一旦、終止符を打たせていただくつもり…とおわりのところに書いてありました。
これまで手にしたことのある大阪ガイドブックとは、テイストの違う
乙女心をくすぐる写真や文章の数々…。
なんと言っても、一枚目の写真が咲き乱れる薔薇と太陽の塔の後姿、
そしてさらにページをめくれば三段重ねのアフタヌーンティーセットのノスタルジックな写真。
いったいこのステキな場所はどこなの？
ページをめくる手が早くなるというものです。
もちろん大阪ですから、食べ歩き情報は欠かせません。
この本に紹介してあるところは
お好み焼きの千日前ハッセ、
ビーフシチューの明治軒、
オムライスの北極星、
オニオングラタンスープのグリルばらの木、
うどんの道頓堀今井…。
延々と書き抜きたくなるので、ここでやめておきましょう。
そのどれもが本当に美味しそうなものばかり…。
しかも写真がどれもなんだかノスタルジックで、ここでも乙女心をくすぐられます。
乙女の大阪カタログのところでは、
洋菓子あり、和菓子あり、気軽につまめるおかしあり…。
どれもこれも食べてみたくなる中、
一番にこれは！と思ったのが、大阪名物 くだおれ太郎パフェ！
なにしろこの夏でさようならの大阪を代表する人形「くいだおれ太郎」のパフェなのですよ。
このパフェ、右手から食べ始め、最後に念を込めながらお冷をパフェグラスに注ぐと縁結びの効果があるのだそう、です。
さてさて、著者の甲斐みのりさんにとっては、大阪は大学進学のために初めて一人暮らしを体験した思い出深い場所なのだそう。
巻末近くのエッセイ「大阪と私」からその時代へのあふれんばかりの気持ちを感じました。
どのページからも立ち上るようなノスタルジックな感覚…。
なんとなく私まで遠い日々を思い出すような、
久しぶりに学生時代に友達に電話してみようかな～、
そんなノスタルジックな気持ちにさせてくれる大阪案内でした。
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