最終更新: 2009/09/23 13:29

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鳩山首相、国連気候変動首脳会合で「温室効果ガス25%削減」の中期目標を国際公約

アメリカ・ニューヨークでの国連の気候変動首脳会合は、日本時間23日午前、閉幕した。訪米中の鳩山首相は、この場で「2020年までに温室効果ガスを、1990年比で25%削減する」とする中期目標を国際公約として打ち出した。
あえて厳しい国際公約を打ち出した鳩山首相は、各国首脳から拍手で歓迎されたが、今後国際的な枠組みづくりに向け、主動的な役割を果たせるかどうかが焦点となる。
気候変動首脳会合は、潘基文(パン・キムン)事務総長が温暖化防止に向けた新たな国際枠組みの年内合意に向け、「世界の指導者が決意を示した」とする議長総括を発表し、閉幕した。
鳩山首相は英語での演説で、温室効果ガス25%削減の中期目標を表明するとともに、発展途上国に対し、資金と技術を支援する「鳩山イニシアチブ」を提唱した。
鳩山首相は「25%(削減)を明言したことで、特にこの気候変動に熱心な国々の人々から拍手を受けましたね。うれしいですよね」と述べた。
潘事務総長との会談で、「日本は世界をリードする役割を果たしたい」とアピールしたほか、イギリスのブラウン首相との会談に臨み、枠組み構築への積極的な関与を呼びかけるものとみられる。

(09/23 11:52)


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