中之島、関西代表する都市景観――日経ネット関西調査

 
              
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中之島、関西代表する都市景観――日経ネット関西調査

2009/09/22配信


関西を代表する都市的景観は中之島の建物群――。日経ネット関西が「トレンドアンケート」で行った「関西を代表する景観は?」調査によると、現代的景観で関西を代表すると考えるものを3つまで選んでもらったところ、「中央公会堂や日銀大阪支店など中之島の建物群」が66%の支持を得て、トップとなった。

 2位には「梅田の高層ビル群」(43%)が入り、3位は「御堂筋沿いの並木と建物」(41%)、4位「道頓堀のにぎわい」(19%)と上位を大阪の景観が占めた。京都では「祇園界隈(かいわい)」(15%)が最も多かったが、「現代的」「都市的」といったイメージからは遠かったようだ。神戸方面では「神戸の夜景」と「メリケン波止場など神戸港」がいずれも11%で最多だった。

 他に抜きん出てトップとなった「中之島の建物群」は「大阪が世界に誇れる景観」(建築家の安藤忠雄さん)であることに加え、現在「水都大阪2009」が行われて注目されていることも追い風になったようだ。

 関西の景観について自由に書いてもらったところ、都市景観についても様々な意見が寄せられた。「関西は、都市の街並みに個性があり見あきない」(40代男性)、「近代都市の中に歴史的な建物がとけ込んでいる」(30代女性)と、歴史に裏打ちされそれぞれに異なった都市の景観を評価する声が多い。「水都大阪2009のように文化の面から景観を整えていく活動が増えてほしい」(20代男性)、「京都の風情を損なう交通量の多さを何とかしてほしい」(30代女性)といった注文もあった。

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 「関西を代表する景観は?」調査の後半は、23日に配信します。
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