SOTECブランドの終焉
ソーテックは格安PCというイメージがあったのですが、大手も含めてPCの価格が下落し、差別化ができなくなったところから迷走。安かろう悪かろうのイメージだけが残ってしまったとはいってもいいでしょう。
- ソーテックブランド廃止 オンキヨーに一本化 - ITmedia News
- オンキヨー:PCの「ソーテック」廃止 ブランドを統一 - 毎日jp(毎日新聞)
- 格安パソコンなどで有名だった「SOTEC(ソーテック)」ブランドが消滅へ - GIGAZINE
- オンキヨー、PCブランドも「オンキヨー」に (NIKKEI NET)
ソーテックが2007年にオンキヨーに買収されたあとも、「ソーテック」ブランドでproblemの販売を続けていましたが、今後は「オンキヨー」ブランドに切り替えることで、ブランドイメージの改善を図るとのことです。イメージの改善は可能だと思いますが (というか正直、元が悪すぎる) 、シェアをどこまで取れるかは未知数。オーディオに特化したPCというイメージ戦略が奏功すれば、可能性はありますが。
また、オンキヨーに限りませんが、ブランドの統一を図る戦略が増えているように感じます。統一感というのもあるのでしょうけれど、やはり規模を大きく見せること、あるいは大手や有名ブランドの傘下になったのであればその名称を積極的に使うことが、これからの生き残りの有力な手段だということになるのでしょうか。
そしてもう一つ、価格は競合製品との差別化要因にはなり得ますが、価格だけでは顧客はついてこないという実例でもあるでしょう。競争に敗れたブランドが淘汰されただけともとれますし、何らかの教訓を得ることもできるかもしれません。それがどんな教訓化は、わかりませんが。
このブログも福井利器のだよね。岸本君、なんで福井君に名義譲渡してるの?ばればれでこまっちゃーう。
投稿: A | 2009年9月23日 (水) 04:25