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北朝鮮には貧困克服の産業革命が必要
[ 統一教会・統一運動 ]    

韓国・現代グループの玄貞恩(ヒョン・ジョンウン)会長は、開城(ケソン)工業団地で拘束された男性職員の釈放をめぐって北朝鮮を訪問中ですが、「金正日(キム・ジョンイル)総書記と面会する見込み」、「釈放交渉は大詰めを迎えている」とも報じられています(8月11日22時4分配信 毎日新聞)。

現代グループの故鄭周永(チョン・ジュヨン)名誉会長は昨年、南北の平和に貢献した人物等に与えられるDMZ平和賞「大賞」に選定されましたが、同賞の交流協力部門では統一教会の朴相権(パク・サンクォン)氏=平和自動車社長らが選ばれています中央日報 Joins.com2008.10.31)。

韓国統一教会系企業である平和自動車は、北朝鮮唯一の国産自動車を生産している南北合弁会社として知られていますが、今年は黒字を出して、「収益金50万ドル(約6億4000万ウォン)を平壌(ピョンヤン)支社から国内本社に送金した」とされています(中央日報2009.08.12)。もちろん合弁会社(南北で7対3の資本比率)ですから「北側は20万ドル相当の純益を得た」とのことであり、南北双方にメリットがあるわけです。


統一教会は北朝鮮の共産主義は間違っていると主張しますが、北朝鮮をつぶしてしまえというような過激な右翼主義の立場ではありません。北朝鮮で貧困や災害に苦しむ人民の救援と、北朝鮮が近代国家として真の自由を確立して解放されることを願っています。北朝鮮を敵視して一方的に非難するだけの立場では何も解決しないし、敵はいつかは友となるのです。

2007年に故・盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が北朝鮮を訪問した際に平和自動車を見学したのも(YONHAPニュース2007.10.04)、盧前大統領が主張していた太陽政策の路線を進める意味があったのでしょう。
しかしながら、統一教会の考えは単に北朝鮮を無節操・無計画に支援する「太陽政策」でもなく、むしろ北朝鮮が抱える問題を解決するために、具体的な国内産業に介入することでいわば内側からの改革を目指しているのです。

北朝鮮は経済再生を目指すため、全党員に具体的な「数値目標」を指示したと言われています(8月2日2時30分配信 毎日新聞)。
その目標内容は別として、金正日将軍の後継体制を進めつつある北朝鮮がいよいよ本格的な産業復興を目指す段階に入ったことを意味しているのではないかと思います。


旧ソ連が崩壊したのも、社会主義体制の持つ矛盾が拡大して行き詰まり、産業構造を根本的に改革する必要が生じた所からペレストロイカ(改革)とグラスノスチ(情報公開)という一種の革命に至ったという経緯がありました。

北朝鮮に今最も必要なのは産業革命ではないかと私は思います。インフラが進み、やがてIT関連の事業(コンピュータ、携帯電話等)も拡大すれば、国内外の情報を個人が把握することのできる状態になりますから、そこでグラスノスチ(情報公開)が実現するのです。

日本にとって核兵器を持つ北朝鮮は大きな脅威ですが、核ミサイルを打ち落とす技術開発をするだけでは不十分だと言わねばなりません。何らかの形で北朝鮮の産業に介入して国内にもぐり込み、内側からの改革の可能性を追求することも大事ではないでしょうか。

北朝鮮に産業革命が起こり、真の意味で国家が近代化してくれば、日本人の拉致被害者がどういう状況になっているかということもインターネットを通じてリアルな形で知ることが出来る時代がやってくるでしょう。そして、それまで発言できなかった立場の人々も真実を語ることが可能になるでしょう。そういう状況を推進することは、最終的に日本のメリットになるのです。

日本で出される意見は(まともな意見もありますが)、中には非常に過激で短絡的なものも多いような気がします。すぐに「北を利する行為」だの、右だ左だのと即断してしまう傾向があると思うのですが、もっと広い(地理的にも歴史的にも)人類史的な観点で国際関係を考える政策が必要なのではないかと思います。

(参考)
「北朝鮮は『銃剣を溶かして鋤・鍬(すき・くわ)を作る時』」


Last updated  2009.08.12 12:04:32
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