真理真(しんり・まこと)さんの経験談


 2008年2月に惜しまれつつもクローズされたサイト「JW解約への道」の運営者であった真理真(しんり・まこと)さんからお預かりしていた経験談をアップいたします。


経験談

  私自身は子供のころから親の転勤でアメリカに住んでおりました。母親がカトリックだったのですが私が9歳の時にロスでエホバの証人になりました。その後、NYの日本語会衆にいました。この時は海老名の調整者であられた織田兄弟の弟夫妻、聖書通読をなさっておられた翻訳の中岡夫妻や、多くの宣教者の方々がNYにいました。また海老名から当時来ておられた平田兄弟の公開講演を聴いて、高校生の時に公開講演とはこんなにおもしろくなるものだったのかと感動したのを覚えています。またこの頃は坂本龍一が研究生でしたがNYでのレコーディングの途中に集会に来ていた時期でもありました。その後、東京の武蔵小金井に引越しました。日本での会衆の中で個性を貫く厳しさも学んだ反面、優しく見守ってくれた長老にも恵まれました。

次に引っ越した先であるハワイで私は高校を卒業してバプテスマを受けました。母親はかなり熱心な開拓者で、常にスパルタ霊的教育を受けてきました。私の父親は(今おもえば)家族サービスでバプテスマを受けましたが、そのまま自動的に長老となっていました。余談ですが、私の父親はNYの時に賛美のCDでオーケストラを指揮している兄弟のもとで研究をしていました(組織のビデオで指揮しています)。私自身は霊的な事柄をかなり真剣に捉えていたものの伝道が苦手だったので、伝道に出なくても良い熱心なJWの道を模索していました。そしてその答えとして、19歳のときにブルックリン本部に入りました。後に私の弟もブルックリン本部にきました。

私自身は90年〜94年まで製本部と発送部門にいました。この期間にブルックリン見学をなさった方であれば、私がツアーガイドだった確率はかなり高いです。NYの会衆では統治体であったバリー兄弟と海老名の委員会であったマンツ兄弟と同じ群れでした。JWとしての私にとってべテルは神殿のように思え、沢山の素晴らしい思い出を残してくれました。また多くの素晴らしい立派な兄弟姉妹、友達に囲まれてこのうえなく幸せでした。真理の価値を一番実感した頃でもあります。

補足でいうと、矢野顕子さんも同じ会衆でしたが様々な噂が飛び交っていますが、今でも真面目に熱心なJWである事は私が保証します(彼女の研究生であったメイクの嶋田兄弟もバリバリ現役です)。あと、一昔前有名になった国鉄を辞められて長老活動に専念なさったご家族もこの会衆でした。

24歳の時にべテルを出て実家のハワイに戻りました。その頃に私の弟もべテルを出て、ドイツの兄弟と組んで「地中海の聖書の地クルーズ旅行」を企画していました。もしかしたら聞いたことがある方もいらっしゃるかも知れませんね。このクルーズ旅行には「クレヨンしんちゃん」の臼井兄弟家族も参加していました。こちらも色々な噂があるので補足すると、彼は今でも熱心にクレヨンしんちゃんを書いています。別に権利を売ったりしたわけではありません。また2回目のクルーズ旅行ではベーシストの神様といわれるラリーグラハム夫妻も参加しました。ちなみにこの頃から彼はプリンスと聖書研究をしていました。

話を私自身に戻しますが、私自身は大学を出ないで手に職もなかったので仕事ではかなり苦労しました。とりあえずコンピューターを使ってみたかったので、あるデザイン会社に無料で働くから教えてくれと頼みこみました。日本からの素敵な姉妹と結婚したのもこの頃です。当時のハワイの会衆は素朴でとても暖かい年配の兄弟姉妹が沢山おられ、肩書きに左右されない霊性というものを考えさせられたものです。ただ当時から日本からくるJWのお客さんの多くが精神的疾患(うつ病・慢性疲労症候群)を抱えていることは引っかかっていました。本当に人を幸せにするはずの真理がなぜこれだけの不幸な人々を生み出しているのか…。

ちなみにこの頃にハワイにきた中谷家(中谷美紀の妹)と仲良くなりました。お姉さんは離れ2世ですが妹さんは健在です。またこの頃に鳥山明に関する噂が飛び交いました。私にはかなり広い人脈があったのですが、とうとう最後まで鳥山明に直接あったことがあるJWには会ったことがありませんでした。一番近かったのは「隣の会衆に鳥山明がいる」と主張していた姉妹だけでした(笑)。真相は最後まで分かりません。

べテルを出てから仕事(収入)にかなり苦労しました。もしかしたら自分は人生の選択を誤ったのかもしれないとかなり悩みました。私がべテルにいた時には大学に行っていた兄弟たちと比べて「霊的に熱心だ、エホバからの祝福がある」と賞賛されてきました。ところが数年たつと自分は低い収入で残業もままならない状態で、逆に当時大学にいっていた友人は良い職につき経済的なゆとりから補助開拓などをするようになりました。気がついたら霊的な評価が逆転していました。この経験を通じて、親であれ長老であれ絶対に人の評価に自分を委ねてはならないと身を持って学びました。現役のJWの皆さんもこれだけは覚えておいてください。誰がなんといおうと自分とエホバの関係でしか霊性を評価することはできません。例え周りが皆反対したとしても、確信を持って自分の人生を選択してください。

その後、私は転職のために横浜に引っ越しました。強く印象に残っていたのは大会にいくと経験談がまるで不幸比べ合戦かのように不幸話オンパレードだったことです。家庭崩壊しながら奉仕にいって現実を忘れる。何かおかしいなとはずっと思っていましたが、それは彼らの適用が悪いだけで私は幸せなJW人生を送ればいいと考えていました。結構物事を追求する性格だったので、様々な事柄に関して常に黙想をしていました。失楽園により生じた不完全さとは一体何だったのか(⇒性が罪の最初の結果です)。エホバは本当に物質的な数字で人を裁くのだろうか(⇒奉仕時間や集会の出席率?)。人生の本当の目的は何か(⇒楽園に入って何するの?)。この組織だけが正しいと主張することは宗教論争に加担していることになっていないだろうか(⇒他の宗教を容認できないので)…等々です。

当時は仕事の残業が多く集会の出席率が下がっており、ハワイの母親からは毎回「霊性を優先して仕事をバイトにするべきだ」と説教をされていましたが。子供を持っている私がバイトで生活できるわけがないので、エホバがそんな事を求めているとは思えませんでした。この頃から組織が求めている「自己犠牲」と自分の「自己否定」の違いとは何かを考えはじめました。自己否定が求められるのであればエホバは最初から自由意志を人間に与えること自体がおかしいだろうと考えました。当時、真理に対する論理をかなり極めていたので、どんなに頑固な末信者でも証言で覆すことができました。それで当時は一人で週末に未信者の夫訪問を続けていました。

ただこの頃にある巡回監督から「(JW成員としての…)アイデンティティ」という言葉を公開講演で使いたいので意味を調べてくれといわれました。ネットで検索してみるとアイデンティティの説明が出てきたのですが、その時になぜか「エホバの証人はマインドコントロールである」という文章に行き当たりました。その時は「まさかねー、世の人は分かっていないねー」と思ったぐらいでした。この頃の私はJW人生をより充実させようとかなり広範囲に人脈を神奈川方面でつくっていました。だから会衆の狭い世界で苦しいと思うことはあまりありませんでした。

ただちょうど国際大会のために海老名によって組織された広報活動の兄弟が同じ会衆にいて、当時私が勤めていたテレビ局の人にPRしてもらえないかと相談されました。私自身は常にどこの職場でも非公式の証言に熱心だったので、快く引き受けました。ところが仕事の同僚から「ネット見るとあの怪しい宗教でしょ」といわれました。その時に初めて世の人々はJWに関する情報をネットから得ていることに気がつきました。それで彼らの疑問点に答えられるように先手を持ってネット上の間違った主張を調べて用意しておくべきだと考えました。でも当時はサタンの罠かもしれないと思い、怖かったのでJWICの組織の歴史に関する文献しか見ていませんでした。今でもこのサイトの情報の価値は高いと評価しています。ただその時は組織にもやや臭い歴史があるんだろうな程度にしか思っていませんでした。

日本での5年間の生活の後にロスに引っ越すことになりました。そしてそのまま集会にはいっていましたが、この頃から自分のアイデンティティが崩壊していく危機を持ちはじめました。真理の価値は認めていたものの、自分が本来持っていた人生の使命感(やりたい事)を達成できない事に関して葛藤が限りなく強くなってきました。しかしエホバを差し置いて自分のやりたい事を追い求めることはできないと思い、しがみつく思いで個人研究に力を入れました。この経験から分かるのですが、多くの2世は30代に入ると真理から離れるか、より熱心になるかのどちらかに分かれる傾向が強くなります。

今思えば、潜在的なストレスからだったのですが、知らぬうちにアルコールの摂取量が増えていきました。また自分の崩壊していくアイデンティティを守るためにもう一人の自分が必死に闘っていました。この頃はゴッドファーザーやブレーブハート、パッションといったアイデンティティにまつわる重たい映画を何回も見ていました。この頃から自分が命を張ってやっている真理に関して徹底的に知っておくべきだと思うようになりました。つまり反対意見も調べて真理の強度を確かめる必要性を感じました。それで意を決して元統治体だったフランズ兄弟の「良心の危機」を読み始めました。ただその時は組織内の人事トラブルであるという認識しか持ちませんでした。西暦前607年議論があったとしても、謙遜にエホバからの答えを待つべきだと考えていました。ただその頃かなり陰謀説にはまっていました。

今思うとこういった本を書いているのは原理主義者が多いので、当然啓示の書の予言と似通ったような内容になってきます。フリーメーソンがサタン崇拝をしており、世界を牛耳っていながら大量殺戮と世界支配を目論んでいるといった内容です。確かにサタンを強く信じているとこのような世界観は現実味を帯びてきます。ただしその中の一冊にフリーメーソンの宗教支配の一環としてものみの塔とラッセル兄弟の血筋が槍玉にあげられていて、なんとも奇妙な主張だなと思いました。それで試しにネットで検索してみるとラッセル兄弟のピラミッドの墓などがでてきて、これは確かにヤバイなと思いました。

それから猛烈にネット上での調査をはじめました。決定的だったのは出版物の中のオカルトシンボルを扱っている本を取り寄せた時です。頭をハンマーでガツンと殴られたような気分でした。あまりにも怖かったけど、自信が持てなかったので妻に見せて意見を求めました。彼女は霊感がある方だったのでかなりショックを受けました。しかしその時でさえも私はなんとか組織に留まらないといけないと考えていたので、エホバになんらかの励ましのしるしをくださいと祈りました。すると奇妙なことに次の集会でロスにレコーディングに来ていたラリー・グラハム兄弟とプリンス兄弟(!)に集会で会い握手をしました。これぞエホバからのサインだと思い、とりあえず背教資料は横においておくしかないと思いました。ちなみにプリンスのことは以前からアトランタの私の弟がジョージ・ベンソンと同じ会衆だったので話には聞いていました。

人生の転換期はこの直後に起きました。2006年の夏のある日のことです。朝、うたた寝をしていた時です。いきなり頭の中にフリーメーソンやら怪しいビジョンが沢山でてきて、頭がねじられる感覚がしました。「生まれてはじめて自分はついに精神病になったのか!!!」と強く思いました。時間と場所の感覚を失い、「あーサタンにやられた、陰謀説やら背教的な本を読みすぎた。もうよそう。」といった考えがよぎりました。そのあとにその不思議な感覚はなくなり我に返りました。「今のはなんだったんだ」と不可解なまま職場に車で向かっていた時、突然直感的にピンときました。「あれ、JWの呪縛が解かれた!?」何の根拠もなかったのですが直感はそういっていました。

その日から集会にいっても全てが他人事に見えました。「あれーみんな何かやっているや」みたいな感じです。そしてしばらくして長老たちの目つきがロボットみたいで怖いと感じるようになりました。一ヶ月ぐらいして日本への出張があったのでひさしぶりに一番仲良かった兄弟に会いました。誰にも相談できなかったので、彼に自分の体験話をして「一体何が起きたと思う?」と聞きました。そうすると彼がかなり驚いた顔をしました。彼も同じ時期に心が平安でなかったので公園にいって祈っていたらビジョンを見たというのです。体から黒い液体が出てきて足元に消えていくのと同時に胸がスッキリして涙が溢れてきたという話です。当時は知らなかったのですがこれは「シンクロ(同期)」によって生じる現象です。この時二人で話した時に出した結論は「どうやら自分たちはなんらかの覚醒をしたらしい」。但し一番の謎だったのは「真の宗教から目覚めるということはありえるのか。一体どこからどこへ目覚めたのだ」ということです。映画マトリックス状態で「ここはどこ?」ということです。エホバがいるのであれば答えを教えてほしいね、と二人で話を締めくくりました。

答えは意外と早くきました。次の日、出張先で初対面の商談相手から商談の後に「プライベート的な話をしてもよいか?」と聞かれました。もちろんいいですよと答えたら、「あなたは最近覚醒しましたね」といわれひっくり返りそうになりました。えーーーーー!!!???なんでそんなこと分かるの!?気を取り直してなぜそういうのか聞いたら、「あなたの守護霊がそういっている」といわれてさらに仰天。「やばい、やばい悪霊だ」と思い、けな気にその人に証言を始めました。しかしかなり気になる指摘を受けて、ただのサタンではなさそうだと思いました。とりあえず彼女には出版物を配布して別れたものの、どうやら自分が教えられてきた世界と違う世界があるらしいと感じました。それで本屋に行きとても怖かったのですが、祈りながら江原さんの本を一冊買いました。当時はスピリチャルカウンセラーの存在を知らなかったのですが、彼女も霊能者だったんだろうみたいな感じでした。

そして最後まで信じがたかったのが輪廻転生でした。ところが様々な文献を調べていくうちに聖書は4世紀にバチカンによって編成され、輪廻に言及している成句が削除されたという事を知り驚きました。考えてみれば外典と正典の根拠はどこにあるのか。組織が引用する死海写本も異端とされるグノーシス派によって書かれたものであることは知っていたので、そもそも誰が異端であると決めたのか調べはじめました。一年間の間にありとあらゆるスピリチャル系の本、聖書と教会の歴史の本を読み漁りました。もちろん英語の元JWの本もかなり購入し、出版物も徹底的に調べました。月に5万円は本に遣っていました。そしてとうとう組織はおろか、原理主義者そのものに無理があることを理解しました。

私にとって徹底的な論証となったのは「神との対話」シリーズの本(特に「新しき啓示」)でした。これは全く新しいパラダイムをもたらしました。あとは外典に関する文献も聖書の不完全さを立証していました。外典関連の本はなかなか興味深いです。いかに教会が自分たちの教理に不都合な福音書に外典のレッテルを貼って排除してきたかが書いてあります。また、「キリスト神話」という本ではいかに聖書がローマの神話から継承されてきたかを説明しています。また興味深かったのは教会は自分たちが「神独占」の利権を守るために他の霊的を絶ってきたということです。そのために直接神と接触できる霊能者たちを「魔女・悪霊」であるとして、徹底的に排除してきました。またそれを正当化するために聖句には人為的な編集がなされています。参考までにいうと女性の方が右脳派で直感が強いため、第六感(女の勘?)が発達しており霊的なことにも敏感です。日本でも古代は巫女さんで女性でした。

スピリチャルカウンセラーからは、私の魂の訓練のために宗教(JW)が道具として使われてきたので、無駄な時間を過ごしたと思わないでむしろ感謝のもとに封印するようにと話されました。今までの人生の疑問だった多くの点が解決されるにつれて、生まれてはじめて自分は自分の全ての境遇に感謝できるようになりました。この時に苦しかった仕事の件や家族の抱えている課題に対して意味を見出し感謝するようになりました。ただ一つだけ現実的な問題に直面しました。自分は一人ぼっちで孤独な戦いをはじめないといけないということです。同じ親族や仲間からの攻撃がくる事は当然予期されます。どうやったら自分の家族を守れるか考えはじめました。

一年に渡る長い道のりでしたが、まず自分の家族を解約し、それから涙ながらに電話してくる母親に手紙と資料を送り解約作業にとりかかりました。母親はエホバと真理を愛していたのでかなり抵抗を示しましたが、最後は自分の子供の命が掛かっているという考えで自分の霊的リスクを犯して私の立場を検証してくれました。たとえ子供が離れても自分だけは組織に残って救われたいと考える自己本位な親が多い中、私の母親がとってくれた家族愛と勇気には感謝しています。そして彼女自身が調べた結果、どうやら組織は真の宗教ではないらしいという結論に達しました。その後は続いて妻の実家、弟夫婦、弟夫婦の実家というふうにニューススキン(笑)のネットワーク商法のように解約対象が増えました。結局私の妻の兄弟(海老名)と、私自身の妹夫婦は解約できませんでした。ここらへんは将来の可能性に委ねるしかありません。しかしそれ以外の身内は解約できました。これは今でも奇跡を成し遂げたと思っています。

覚醒直後は感覚的にJWは真の宗教ではないといったことを理解していましたが、それを論理的に説明することが出来ませんでした。それで最初は家族はおろか、仲間からもかなり刺されました。反論できずにコテンパに言葉で痛みつけられました。また私が25年かけて築いてきた人脈を全て一夜で失いないました。今まで愛の仲間だと思っていた人々がいきなり「中傷の噂」を広める人になり、攻撃をしてきました。そして多くが無言で去っていきました。この中でもわずかながら解約できた友人もいました。しかし大半は真実を愛するといいながら安泰を求めるために真実を調べる行動にでた人は皆無でした。また教理を正しく理解して考えて信仰を実践している人が少なく意外でした。感情論のみで語る人が多かったです。

また一番悲しかったのは、私個人が過去に励ましてきた友人・家族が逆に私のことを一方的にサタンの側の人間というレッテルを貼ってきた時です。あの時JWとして留まるように励ましたのはオレだったんだけどな…。感覚としては今まで仲のよかった人々が一瞬にして洪水によって流されたといった感じです。私だけが霊的なハルマゲドンを通過してなんとか生き延びることができたといった感触でした。人の視点というものは立ち位置によって180度変わるもので不思議なものです。ちなみに解約活動にともない理論的かつ客観的な資料が必要だと痛感してこれらの解約資料を半年かけてつくりました。

実はこの体験の後半の部分は最後まで書くべきか迷いました。スピリチャルカウンセラーと覚醒の話を出す時点で「なんだよ、やっぱり悪霊の影響だろ」と言われたくなかったからです。しかし私のように特殊なケースに直面なさる方もおられるかと思ったので含めておく事にしました。解約されてから私は様々なサイトを見たり、一度は元JWのオフ会にもいってみました。しかし多くの人々が解約されたはずなのにいつまでもJWの世界観に留まっている事に気がつきました。浄化されていない、成仏していない状態です。それはいつの間にか組織に対する怨念に近いような感触を持ちました。

それで、やはり自分自身はJWの世界と霊的に見えない繋がりを絶つ必要性を強く感じました。また私は本来自分がやり遂げたかった事柄を25年分巻き返さないといけないので、新しい人生を切り開くためにエネルギーを前向きに使いたいと思いました。そして将来どこかの時点でより大きな形で多くの人に有用な影響を与えることが出来ることを確信しております。いつの日か皆様のお役に立てることを確信しながら、適切な機会が訪れる日まではこのサイトを自分のJW人生と共に封印します。皆様各自の上に神からの導きがありますように。全ての感謝を込めて。


皆様の幸せを祈りつつ―真理真(しんり・まこと)2008年2月休眠。
 

 

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