ご存知の通り、
この度、ちょっとした喧嘩をしたが、
その過程で、
僕が、
こいつらはどうしようもない馬鹿だ、
と思ったのは、
いつの間にか、
論点が、
「ネット掲載文章の引用の可否」という一点に収斂されたことだった。
いったい、僕の文章の何を読んでいるんだ。
僕が、一度だって、引用されたことを怒ったことがあるのか、
と言いたかった。
僕の<未知の読者諸氏>
ここに残っている僕の文章を、過去から読んでみてほしい。
僕は、
「TOKYO CALLING」とかいう、
それまで知りもしなかった保守政治愛好会グループが、
僕の文章(「小沢一郎への想恋歌」)を紹介するのに、
「世川行介から二見伸明氏へ」とかいうクレジットを出したことに、
二見伸明に「氏」がつき、僕に「氏」がついていない紹介では、
「氏」のついてない僕がこのグループの身内かと誤解される、
そんな紹介は詐術だ。
僕はTOKYO CALLINGとかいうグループとは無縁だから、そんな紹介の仕方はやめろ、
と文句を言った。
それに対して、
「豊後の小兵衛」さんから、丁重な詫びの「コメント」をもらったから、
もうそれでいい、
と許し、
こんな日記でよかったら、これからも読んでやってくれ、
と返信した。
その時、
「下町のクッキー」とかいう匿名氏が、
どこかに、
「私は逃げない」
と書いていたので、僕はその書き手が「豊後の小兵衛」さんかと勘違いしながらも、
なかなかいいではないか、
と書き残した。
しかし、
この男が、そんな潔いことを書きながら、
僕に、一通の連絡もないまま、また引用を繰り返していて、
豊後の小兵衛さんから、
「少し過ぎるんでは?」
と親切な便りをもらったので、
「処置は貴方に任せる」
と書き送った。
そうしたら、
「蛇足ながらお詫びします」
という、人を食ったようなコメントが来たので、
これが、
「私は逃げない」と啖呵を切った人間のやる行為か?
礼節に欠けているのではないか?
と怒った。
それだけのことだ。
僕は、
ただの一度も、
自分の文章を引用されたことを怒ったことはない。
僕は、「ネットの児」を生きようと決心し、
その意志を、ここで、再三にわたって公言してきた。
そんな僕が、
文章の引用なんかを怒るわけがない。
それなのに、
誰も彼も、文章の引用がどうのこうのという問題点のすり替えに終始した。
そんな馬鹿な論議に、なんで僕がつき合わねばならないのか。
僕は、
こんな低級な喧嘩でも、
探る気になれば<時代的な課題>を内包しているはずだ、
と考え、
それについて論じたいと考えたが、
この馬鹿たちは、
「シチズン」「ソバ」なんて軽量級狂徒はさておき、
少しはましな人間だと思った「下町のクッキー」から「はな」さんまで、
その一点だけに拘り続けた。
人の文章をまともに読め、
まともに読む読解力がないなら、黙って眺めていろ、
と思った。
僕の間違いは、一つあった。
僕は、
ネット文章において、
「<」なるものの意味がわからなかった。
引用の印だと知ったのは、論争が起きてからで、
その執筆者の指摘間違いが、「名誉毀損だ」「犯罪行為だ」とまで騒いでいる馬鹿騒ぎの過程でそれを知ったが、
もう、そんな段階を通り過ぎていたので、無視した。
さて、
<未知の読者>諸氏。
僕は、少し思慮深く、これから数回にわたって、
今回の騒動の根底に横たわっている<今日的課題>について、
言及してみようと思う。
あの馬鹿連中には、永久に理解できないレベルの問題点ではあるが、
皆さんには、
読んで欲しい。
当然、
あの馬鹿たちが、
ああだこうだと騒ぐだろうが、
一切無視することに決めている。
昨日、
「はな」さんのブログで、
僕に対して、
「やまいだれの<知>」と書かれているのを見て、
もう、あの人たちに、
それでも、という思いで、自分の方から語りかけることは止めよう、
と決めた。
僕は、
読者を選ぶ。
これを書いたのはkeitaではなくMALTです!
酔っていたかも知れませんがいいかげんな事を書かないで下さい。
訂正して下さい!
> 世川さん
> 初めまして これまでコメントを入れるつもりは無かったのですが、感じ書き込みします。
> 土井さんをあぶりだすためにはどんな行為も許されるのですか?
> それはダブルスタンダードではありませんか?Unknown (keita)
上記の件ですが,13日付けのコメントですね.keitaさんのコメントはMALTさんのすぐ下ですのでコピー&ペーストの時に段ずれをおこしたのだと思います.世川さんから訂正があると思います.
それにしても,あれからまだ10日もたっていないのですね.今回の一件の皆さんはいずれも「善意」の持ち主だと思います.ただ,善意の輪が残念ながら重なり合っていないのが,今回の「悲劇」(「喜劇」と見る人もありましょうが)の要因だと思います.「失われた10日」ではありますが,早く元の世川さんブログの雰囲気に戻って欲しいと切に祈っています.