2009年9月22日 19時13分更新
良質なタンパク源として中国地方の山間部などで古くから親しまれてきた蜂の幼虫、「蜂の子」の試食会が、21日、真庭市の蒜山で行われました。
試食会は、良質なタンパク源として古くから親しまれてきた「蜂の子」を食べることを通して、昔ながらの山里の食文化に触れてもらおうと、真庭市の「津黒いきものふれあいの里」が初めて開きました。
21日は、神戸市や鳥取県倉吉市、それに総社市など、県内外から22人が集まり、まず専門家からスズメバチの生態や巣の構造などについて説明を受けました。
このあと、参加者たちは、「蜂の子」を使った炊き込みごはんや、キイロスズメバチの成虫の素揚げなど、用意された料理を試食していました。
参加した子どもの1人は「蜂の子はプチッとした食感で甘みがありました」と笑顔で話していました。