スターバックスのザッハトルテ
ミュージカルを学んでいたころの親友のブログに影響される
ねぇ、ゆかり
これ相当甘いよ
チビチビと頂く
音楽ききながらチョコレートをつついていたら
ふと
エレサレムのガザ地区侵攻について
エレサレム文学賞の授賞式で批判した
村上春樹さんのことを思い出していた
あのスピーチはいろいろ話題になったけれど
わたしはとても考えさせられたよ
すごいって思った
宗教、そして信仰は
目にみえにくい世界観
数字では割りきれなく
共通認識されにくいもの
宗教は
毎日の暮らしや願いを祈る場所
宗教は
なにを大切にするか
どんな生き方をしたいかという
いわゆる、存在価値や人格とゆう
人間にとっての大切でナーバスな部分でもある
わたしは日本の国に生まれて
ひとつの宗教を持たずに暮らしている
でも
光や街や風や
たくさんの美しいものや人や想いの素晴らしさに
なんども、目にみえない世界を感じることはある
小さなころは
宗教戦争というと
「しあわせを願うための宗教なのに」
という悲しい、やりきれない想いを抱いていたけれど
いまは、宗教戦争なんて言葉がよくないとおもってる
わたしにはね
戦争したい人達が「宗教」という
大義名分をうまく利用しているような気がしてしまうから
宗教戦争というと
聞こえがいい
こんな言葉すきじゃない
宗教は、戦争とは無関係だ
祈りの場所を戦いと結ぶなんて卑怯で姑息なような気がしてしまうの
宗教戦争なんてない
戦争は戦争
遠い異国でザッハトルテをつつき想うには
何にも知らない
こんなわたしが想うには
未熟な見解なんだろうともおもう
でも
想ってみたかった
日本で生きて
小さな悩みや日常の合間にでも
殺し合うようなこと
小さな子供が犠牲になることは「いや」だと意思表示したかったの
ささやかな想いでも
この空に響くなら
ささやかな塵にでもなるのなら
ちゃんと「いやだ」と想いたかったの
夕方の街のなかで
わたしのささやかな想いでも
小さな願いとなるのなら