=塗り直し=
前作前の絵の色塗りが酷かったこともあって、きれいに塗り直してみました。でもまだこの当時は「アニメ塗り」ができなかったのでまたしても油絵チックな絵…技術がないって悲しいな〜(泣)だけど前作と比べればきれいになって見やすくなったと思います。
♪(サビ直前)
前作は色鉛筆で塗ってスキャンしてデジタル修正しましたが今回はお絵かきソフトのペイント機能を使って本物により近い色で仕上げました。高杉の模様もアニ銀画像からトレスし、配置もアニ銀や設定資料集を参考にして蝶を描きました。まぁ、本物を参考にしてどれだけ似せようとしても所詮は「紛い物」ですがw
♪弱虫ぶら下げて〜
指摘のあった手描きの雲も本家の画像と取り替えました。確かにあの手描き背景は酷すぎた(苦笑)
ここは「どこかへ消えてしまう妹」を表現してみたくてフェードで消える演出にしました。前作記事にも書いた通りここは笑わせすぎだがら、修正しようとしたけど結局またやりすぎた(反省)絵を描くのって本当に難しい。風で揺れてるように髪を動かすのにも挑戦してみました。先端だけだから不自然かも。ちなみに背景の草も動かしてあります。
=追加シーン=
♪もうじきに 夕立が〜
ここが前作の相違点。如月双葉&フタバを追加!
「巡回中の如月双葉と幽体のフタバがすれ違う瞬間、二人の魂がリンクする」という感じです。ここにいるフタバは幽霊なので如月には見えてません。ただ魂はリンクしているからほんの一瞬だけ触れ合うことができ、幾度も如月の前に出現します。姿は見えないものの、如月は不思議な体験を通してなんとなく彼女の存在を知ってく。
=初期展開予定=
巡回中の如月、その反対側からフタバが歩いてくる
↓
そのまま二人はすれ違うがフタバの「存在」を感じて如月は少し驚く。
↓
振り返るが誰もいない。その時、頭に何かが当たり、手のひらを見ると雨粒が当たる
↓
如月、空を見上げる
↑な光景が頭に浮かんでましたが実際描くとなると手間もかかるし色々あやふやなので「手を掴む」ことでリンクしていることをより強調する演出に変更しました。
♪傘を忘れて〜
攘夷シーンに坂田双葉も参加。双葉の「狂気」を表現するため「血まみれ&狂笑顔」で描きました。これが思いのほか動画でも反響が凄く 「怖すぎ」、「ゾンビ」等の評判コメを頂きました。これってそんなに怖いのですか?自分で描いたのだから感覚がマヒしてるせいかイマイチわかりません。だけど「ゾンビ」と呼ばれるくらい「双葉の狂気」を表現できたという事だと思ってます。私の腕なんてまだまだですが、本当にありがとうございます。
銀さんたちの戦闘シーンは動きが速いので双葉も同じくらい速くしてます。だから自分で見ても速すぎて何が起きたのかわからない(苦笑)あとココの双葉は 跳躍して敵に向かって斬りかかってる、という動きで描きました。跳躍する動きやスピードの表現方法は 氷川竜介のアニメマエストロ「グレンラガン編」(アニメ夜話)で紹介されてたのでそれを参考にしました。いや、あれは本当に勉強になった!
○メイキング○
今回は双葉の攘夷シーンの動きについてご紹介。
ここの双葉の動きの過程は
淀んだ空の下で返り血を浴びながら戦場を駆け走る。
↓
天人を殺し、すぐ次の敵を見つけ跳躍し斬りかかる。
という感じで、つまりジャンプしてわけです。アニメは各1コマの長さを長くすればゆっくりしとした動きになり、短くするほど速い動きになります。これを応用するとジャンプしたり、一気に加速したり見えるようになります。例えば
Aコマ 0.6秒
Bコマ 0.6秒
Cコマ 0.3秒
Dコマ 0.3秒
Eコマ 0.3秒
のようにするとゆっくりした動きがCコマ以降短くすることによって一気に加速した動きになります。
今回の場合はこんな感じで(スローモーション参照)↓
Aコマ (双葉、右から) 0.3秒
Bコマ ( 〃 ) 0.3秒
Cコマ (双葉、下見てる) 0.6秒
Dコマ (双葉、左上へ) 0.3秒
Eコマ ( 〃 ) 0.3秒
↑のような各コマの長さで作りました。Cコマを長くして動きを溜めてそれ以降短くすることで「ジャンプ」を表現しましたが…皆さんは双葉がジャンプしてるように見えましたか?あ〜なんだかダラダラと長い説明になってしまった。意味不明だったらスルーして。というか、 アニメマエストロ「グレンラガン編」をご参照ください。
●裏話●
私はずっと間違ってたことをしてました。
坂田双葉の眼を「赤」にしてた。色々諸事情があって勘違いでずっと赤で塗ってました。だけどふと銀さんの眼の色と違う事に気付いたのはこれを作ったあとのこと。あー!大失敗した!!よく見ず確認もしないでいると地雷を踏むってことですね。今後はもっと気をつけて作らないと!!
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