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１回、左アッパーをヒットさせる坂田（右）（撮影・森本隆）

＜プロボクシング：スーパーフライ級ノンタイトル１０回戦＞◇２１日◇後楽園ホール◇１８００人

　前ＷＢＡ世界フライ級王者坂田健史（２９＝協栄）が、インドネシア同級５位プトラに２回１分４７秒、ＫＯ勝ちした。２回に連打を仕掛けてダウンを奪い、相手がそのまま起き上がることなくテンカウントの圧勝だった。

　坂田が２階級制覇へ最終テストをクリアした。２回、プトラをニュートラルコーナーに追い詰め、右ボディーフックをヒット。さらに連打でダウンに追い込んだ。今後は、３０日のＷＢＡ世界スーパーフライ級王者・名城－カサレス戦の勝者との対戦を目指す。「これは世界前哨戦だと思っています」と話し、あとはジム同士の交渉に任せる。

　［2009年9月22日9時38分　紙面から］

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