中国政府、法輪功メンバーから臓器移植してた!?
中国政府が気功集団「法輪功」メンバーから臓器を摘出、臓器移植に使用している-。こんな衝撃的な内容がまとめられた報告書が話題となっている。これは、カナダの元閣僚経験者らからなるチームが発表したものだが、中国政府は「中国のイメージを中傷するものだ」と全面否定。しかし、同チームは「証拠を集めたもの」と反論している。
調査を行ったのはカナダのベテラン国会議員のデイビッド・キルガー前アジア太平洋担当大臣とデイビッド・マタス弁護士。米国NGOの要請を受け、無報酬で行った。
その両氏が発表したのは、「中国における法輪功メンバーの臓器摘出に関する報告書」。中国政府が現地入りを認めなかったため、2カ月かけて行ったインタビューや中国の収容所、医療施設などへの覆面電話取材をもとにまとめられた。
その中身だが、例えば今年6月8日に行われた黒龍江省密山収容所とのやりとりは興味深い。収容所側は「リ氏」という男性が応対している。
--法輪功の(臓器)提供者はいますか
リ氏「前はいました」
--今は
リ氏「はい」
--40歳以下の提供者は何人いますか
リ氏「結構います」
--男性か、女性か
リ氏「男性です」
--何人いますか
リ氏「7、8、少なくとも5、6人はいます」
このほかにも、前夫が移植手術を手がけていたという女性の証言も掲載。前夫は2003年10月までの2年間、約2000人のメンバーの角膜を摘出していたという。
法輪功は1992年、気功の専門家・李洪志氏が創設。仏教の教義と中国伝統の「気功」の修練方法を組み合わせたもので、メンバーの急増ぶりが脅威となりかねないと判断した中国政府は、1999年に非合法化。それ以降、弾圧を続けているといわれているが、報告書も「非合法化以降、中国政府は大量のメンバーを投獄。心臓、腎臓、肝臓、角膜などを摘出し、高額で売買。外国人にも売られている」と指摘している。
実際、中国の臓器移植については、国際社会から疑惑の目が。中国には家族の死後、臓器を提供する文化はなく、臓器移植提供システムもはっきりしない。にもかかわらず、1999年から2005年までの間に6万件も行われているからだ。
もちろん死刑囚の臓器が使用されているとの指摘もある。だが、アムネスティー・インターナショナルのデータによると、2000-05年までに処刑された死刑囚は年間1616人で、臓器移植件数がはるかに上回っている。
今回の報告書について在カナダ中国大使館は、「臓器移植に関し、中国は1991年以降は世界保健機関(WHO)のガイドラインにしたがっている」と明言。その上で、「“報告書”は根拠がなく、偏見をもったもの。100回繰り返されても真実にはならない。もっと多くの人が法輪功の本質は邪悪なカルトだということに気づくはずだ」と反論している。
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_08/t2006080910.html
以前、同様のニュースが大紀元からでていました。
http://www.epochtimes.jp/jp/2006/03/html/d23338.htmlhttp://www.epochtimes.jp/jp/2006/03/html/d82612.html日本でも報道されるようになりましたね。
そのうちもっと精度の高いニュースが流れるようになるのでしょうか。