マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区)は、マイクロソフト製品のサポート提供期間や内容をまとめた「マイクロソフト サポートライフサイクルポリシー」( http://support.microsoft.com/lifecycle/ )に基づくMicrosoft(R) Windows XP Home EditionならびにWindows XP Media Center Editionのサポート(注)の提供期間について、ユーザーからの要望や市場の状況を考慮し、今般2014年4月までサポートを提供することを決定しました。
日本市場では、Windows XP Home Editionのユーザー数が非常に多いことから、サポート提供期間の延長に対する要望が高まっていました。今般、マイクロソフトでは、このユーザーからの要望を重視し、当初の予定に加え、さらに5年間の延長サポートを提供することを決定しました。同時に、同じくコンシューマ向けWindows XPのエディションであるWindows XP Media Center Editionに対しても同期間延長サポートを提供します。
(注) |
Windows XP Professionalに関しては、ビジネス向け製品のサポートライフサイクルポリシーの対象として、当初より2014年までの延長サポート提供を予定していました。 |
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サポートライフサイクルポリシーは、ユーザーやパートナー各社が製品の購入・導入計画を立てやすくすることを目的に、2002年10月にマイクロソフト全製品に対して導入したものです。ポリシーでは、ビジネス向け製品とコンシューマ向け製品に大別してサポート期間を定めており、ビジネス向け製品は最短 10 年間(メインストリーム サポート:5年間、延長サポート:5年間)、コンシューマ向け製品は最短 5 年間(メインストリーム サポートのみ)、発売後にサポートを提供するように策定されています。ただし、お客様が製品移行を円滑に行うことができるように、メインストリームサポートは、「発売日から5年間」または「次期製品の発売日から2年間」の「どちらか長い方」、延長サポートは、「メインストリームの終了から5年間」または「次々期製品の発売日から2年間」の「どちらか長い方」の期間が適用されます。
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これに伴い、コンシューマ向け製品であるWindows XP Home EditionおよびWindows XP Media Center Editionは、Windows Vista発売(2007年1月)から2年後の2009年4月までメインストリームサポートが提供されることになっていましたが、このたび、さらに5年間の延長サポートを2014年4月まで提供することを決定しました。オンラインによるセルフヘルプ サポートも同期間もしくはそれ以上の期間提供されます。今回の決定により、ビジネス向け製品であるWindows XP Professional Editionならびにコンシューマ向け製品であるWindows XP Home Editionのサポート期間は、ともに2009年4月までメインストリームサポート、2014年4月まで延長サポートをそれぞれ提供することとなります。