EU首脳会議、G20で示す銀行報酬規制案で合意=外交筋
[ブリュッセル 17日 ロイター] 欧州連合(EU)外交筋によると、EU首脳は17日、来週の20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)で提案する銀行幹部の報酬規制案について合意した。
EU首脳は、報酬を長期のパフォーマンスに連動させる必要があり、G20各国が制裁措置を伴う規制を導入すべきとの立場で一致した。
また、金融機関の取締役会が報酬の額やリスクについて監督し、賞与支給の保証は避け、透明性を向上させるべきとの点でも一致した。
さらに、ストックオプションの行使は一定期間の経過を条件とし、銀行の業績が悪化すれば報酬の減額や賞与の返還を求めることを提案。
賞与の額は報酬全体に対する一定の比率、あるいは銀行の収入または利益に対する比率の形で制限すべきとしている。
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