2回、プトラに強烈なボディーブローを打ち込む坂田健史(右)=後楽園ホール
「プロボクシング10回戦」(21日、後楽園ホール)
前WBA世界フライ級王者・坂田健史(協栄)が2回に左フックからのボディーで前インドネシアフライ級王者ディッキー・プトラをKOし、世界前哨戦を飾った。30日のWBA世界Sフライ級タイトル戦・名城-カサレスの勝者に挑戦を計画している。
対戦相手がサウスポーであることが2週間前に判明し、対策ができなかったという坂田は「不安はあったけどサウスポーは苦手じゃないから。チャンスがあったら一気に行こうと思っていた」と笑顔で振り返った。
10月下旬に第1子が誕生予定。「生まれてくる子供のためにも、もう一度世界チャンピオンになりたい。男の子か女の子かはまだ分からないけど、子供に格好いい父親を見せたい」と2階級制覇を誓った。
(2009年9月21日)