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橋本ジュニア大地さん“格闘家デビュー”

 小林(左)にパンチを見舞う橋本大地さん=後楽園ホール
 小林(左)にパンチを見舞う橋本大地さん=後楽園ホール

 「ゼロワン・橋本真也デビュー25周年〜破壊王伝承〜」(21日、後楽園ホール)

 05年7月に急逝した橋本真也さん(享年40)の長男で、高校2年の橋本大地さん(17)がキックボクシングのエキシビションマッチ(2分2回)で小林聡を相手に“デビュー”した。鉢巻きに空手着姿、両腕を胸の前で交差させる父譲りのポーズで、テーマ曲「爆勝宣言」とともに入場し、大「ハシモト」コールで新しい門出を祝福された。

 父と新日本時代の同期である蝶野に「大地!時は来た!!カモ〜ンッ!!」と呼ばれてリングインした破壊王Jr.は、かつて“野良犬”と称された名選手の小林と激突。2度のダウンを奪われるなどプロの洗礼を受け、試合後は「体が動かなかった。甘かった。父が本当にすごかったと分かった。悔しい」と号泣した。

 それでも最後まで戦い抜き、心意気を伝えた。蝶野は「涙が出そうになった」と感無量。母・かずみさんは「しょっぱい試合。全然ダメ。20点。もっと自分を出せるように頑張らないと。石川遼くんも同い年だしね」と厳しい言葉で激励した。高校卒業後のプロレスデビューを目指す大地さんは「父みたいに人を引っ張れるレスラーになりたい」と決意を新たにした。

(2009年9月22日)
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