浅尾美和はポイントを奪いガッツポーズ=福井県大飯郡おおい町・長井浜海水浴場
「ビーチバレーJBVグランドスラムふくい杯、最終日」(21日、長井浜海水浴場)
女子の浅尾美和(23)、西堀健実(28)=エスワン=組は、3位決定戦で浦田聖子(MDI)、楠原千秋(フリー)組を2-1で破り、今季国内最終戦で表彰台を死守した。優勝は、鈴木洋美、田中姿子組(フリー)を2-1で下した草野歩、尾崎睦組(湘南ベルマーレ)。
3回戦での敗戦を、悔しさだけでは終わらせなかった。第1セットで競り負けても粘り強くボールを拾い続け、続く2セットを連取。「昨日同じ組に敗れ、研究したことが勝因につながりました。今後もこういう試合で勝っていきたい」と西堀が胸を張った。
今季の優勝は、8月のビーチバレージャパンのみ。「反省することが多かった。今後、自分たちは高さがないのでスパイク勝負でなく、相手をだますなど頭を使ったクレバーな試合をつくりたい」と浅尾。早くも来季を見据えていた。
(2009年9月22日)