長寿のゾウに好物プレゼント…大阪・天王寺動物園
飼育員からサツマイモをもらうアジアゾウの「春子」 |
◆ 敬老の日、61歳(推定)のアジアゾウ「春子」 ◆
大阪市天王寺区の天王寺動物園は21日、敬老の日に合わせ、61歳(推定)のアジアゾウ「春子」に好物のスイカやサツマイモなどをプレゼントした。飼育員からもらったスイカを春子が前脚で割り、長い鼻を器用に使って口に運ぶと、見守っていた家族連れら来園客約200人から歓声。サツマイモを育てた大阪市立天王寺小学校の児童らは「食べてくれてうれしい。ずっと元気でいて!」と笑顔をはじけさせた。春子の世話をして17年目の飼育員西田俊広さん(46)は長寿の秘訣(ひけつ)について「自然なものを三食決まった時間に食べること」といい、「お年寄りの皆さんも春子のように長生きしてください」とエールを送った。
[ 2009年9月22日付 ]
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