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プロレスは甘くない…破壊王Jr涙のデビュー

橋本真也さんのデビュー25周年興行でプロデビューした長男・大地
橋本真也さんのデビュー25周年興行でプロデビューした長男・大地
Photo By スポニチ

 ZERO1は21日、故橋本真也さんデビュー25周年興行を後楽園ホールで行い、橋本さんの長男・大地(17)がムエタイ元世界王者・小林聡とのキックボクシングのエキシビションマッチ(2分2R)でプロデビューした。

 大地は父の入場曲「爆勝宣言」が響く中、道着に父と同じ白い鉢巻き姿で登場したが、1Rに左ボディーを受けてダウン。最終Rは左右のミドルキックで反撃したものの、小林の左フックで2度目のダウンを喫するなどプロの洗礼を浴びた。

 涙ながらに控室に戻った大地に、大谷が「あれが、おまえの父さんが頑張ったリングだ。何を感じたんだ!」とゲキ。大地は「あんな試合しかできなくて悔しい。プロレスは甘くないし、父は凄かった。自分も父みたいなレスラーになりたい」と亡き父を目標に頑張ることを誓った。

 ◆橋本 大地(はしもと・だいち)1992年(平4)4月13日、神奈川県生まれの17歳。小6から空手をはじめ、中学から総合格闘技「蒼天塾」に所属。現在はキックボクシングとレスリングの練習をしながらZERO1の巡業に同行し、プロレス修業を積んでいる。1メートル80、70キロ。血液型A。

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