最終更新: 2009/09/22 01:25

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「クレヨンしんちゃん」作者死亡 出版元の双葉社が会見 デジカメに絶壁撮影した写真

人気漫画「クレヨンしんちゃん」の作者が、群馬県の山中で遺体で発見されたことについて、出版元の双葉社が、21日午前から会見を行っている。
会見で、双葉社は、臼井儀人さん(51)が持っていたデジカメには、絶壁を撮影した写真があったことを明らかにした。
双葉社は、会見で「実は、一番最後の映像が、その『艫岩(ともいわ)』というところの、絶壁のところから下をのぞいて撮っている写真なんですね。それを撮った瞬間か何か、足を滑らせたりして、そのまま滑落してしまったんだと」と話した。
「クレヨンしんちゃん」の作者・臼井さんは9月11日に、「群馬県の荒船山へ登山に行く」と言って自宅を出たあと、行方不明になっていたが、荒船山のがけ下で遺体が発見され、20日、身元が確認された。
遺体の状況などから、誤って転落したものとみられている。
出版元の双葉社は、会見で、臼井さんに哀悼の意を示したうえで、今後の連載について、「10月と11月号の原稿はいただいていて、掲載する予定」とした。
また、臼井さんの家族は「皆様の温かいご支援、厚いご声援に、心から感謝しています。わたしたち家族は、将来の希望として、主人と再会できる日を心から楽しみにしております」とコメントしている。
今後だが、近親者だけで密葬を行う予定で、双葉社は「お別れの会を行うことも検討している」としている。

(09/21 11:58)


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