2009年9月21日23時6分
スイカを食べる春子=大阪市天王寺区の天王寺動物園
敬老の日の21日、大阪市の天王寺動物園で、推定61歳で国内2番目のご長寿アジアゾウ「春子」に好物のスイカが贈られた。鼻を使ってスイカを食べる姿に客から歓声が上がった。
人間でいうと80歳超の春子だが、食欲は旺盛。そのうえ元気で、30年来不仲の40歳のゾウ「ラニー博子」とは今もさく越しのけんかをし、フンを投げ合うのでも有名だ。
この日は、スイカを見た博子がひがんで暴れたらかなわないと、園側は博子にもスイカを差し入れた。宮下実園長(59)は「女の戦いが春子の元気のひけつ」と苦笑い。