ここから本文です

鳩山首相、米へ出発…オバマ大統領と会談へ

9月21日20時50分配信 読売新聞

鳩山首相、米へ出発…オバマ大統領と会談へ
拡大写真
米国に向けて出発する鳩山首相と幸夫人(東京・羽田空港で)=立石紀和撮影
 鳩山首相は21日夜、羽田空港から政府専用機で米ニューヨークに向け出発した。

 首相にとって初の外交舞台となり、国連総会や金融サミット(G20)などに出席する。

 就任からわずか1週間後の23日にはオバマ米大統領との初の首脳会談に臨み、まずは大統領との個人的信頼関係の構築を最優先させ、日米同盟を重視する考えを伝える方針だ。

 訪米は6日間の予定。出発に先立ち、首相は21日夕、首相官邸で「力みすぎないよう、自然体で臨みたい」と記者団に語った。日米首脳会談については「まずは大統領の人柄を理解させていただき、私の人間的な部分を信頼いただける関係になればいい。懸案は信頼関係の中で結論を出していく」と述べ、大統領との信頼関係づくりに力を入れる考えを示した。

 「緊密で対等な日米関係」を掲げる首相は、来年以降のインド洋での給油活動の打ち切りや米軍再編計画を見直す考えを示しているが、今回の会談ではこれらの懸案には具体的に踏み込まない方針。大統領も、初顔合わせで懸案を具体的に取り上げる構えは見せていないとされる。

 日本で本格的な政権交代を果たした鳩山首相には国際的な注目度も高い。100か国以上の首脳らが参加予定の22日の国連気候変動首脳級会合では、開会式で演説を行う予定だ。

 首相は、到着直後の現地時間21日夜には中国の胡錦濤国家主席と会談するのをはじめ、ロシアのメドベージェフ大統領、韓国の李明博(イミョンバク)大統領ら10か国近い首脳との個別会談も行うことにしている。

最終更新:9月21日20時50分

読売新聞

 

この話題に関するブログ 7件

関連トピックス

主なニュースサイトで バラク・オバマ の記事を読む

この記事を読んでいる人はこんな記事も読んでいます

ブログパーツ

国内トピックス