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ルノーを2年間出場停止=ピケの故意クラッシュで−自動車F1

9月21日22時38分配信 時事通信

 【ロンドン時事】国際自動車連盟(FIA)の世界モータースポーツ評議会は21日、F1世界選手権シリーズで、故意に順位操作を行ったルノーに対し、2年間の出場停止処分を決めた。
 同日パリで開かれた聴聞会で、ルノーが不正を認めた。FIAは声明で、「ルノーはスポーツの品位を汚しただけでなく、観客や役員、ドライバーの生命を危険にさらした」と強く非難した。
 ルノーは昨年のシンガポール・グランプリで当時起用していたネルシーニョ・ピケ(ブラジル)に意図的にクラッシュさせ、セーフティーカーの導入を誘発。これで優位となった同僚のフェルナンド・アロンソ(スペイン)が優勝した。チームを解雇されたピケの告発で不正が明るみに出た。
 既に、順位操作を仕組んだルノーのブリアトーレ前代表とシモンズ前技術責任者が辞任しているが、FIAはブリアトーレ氏は無期限、シモンズ氏は5年間、F1から追放とした。ピケは調査協力で責任追及を免除され、またアロンソは関与の事実なしとされた。 

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最終更新:9月21日22時51分

時事通信

 

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