本日,FIAはフランスのパリで国際モータースポーツ評議会を開催し,昨年のシンガポールGPで「故意のクラッシュ」を起こしたルノーに対して2年間の出走停止処分を科すことを決めた。2011年までの出走が禁止される。
今回の事件と発端となったアクシデントは,チームからの指示でN・ピケJrに故意のクラッシュを起こさせたものだが,評議会はこの行為を「ピケJrの生命を危険にさらすもの」として,今までにない重いペナルティとなった。また,このアクシデントを指示したF・ブリアトーレに対しては「FIAが所管するイベントへの立ち入り禁止」も決められた。