2009年9月21日 19時12分更新
炭酸飲料水やポップコーンなどを使った実験を通して、生活のなかで役立っている「爆発」の仕組みを学ぶ実験教室が倉敷市で開かれました。
この実験教室は、日常の生活のさまざまな場面で「爆発」が役立ってることを知ってもらおうと、倉敷科学センターが開きました。
21日は親子連れなど130人あまりが集まり、二酸化炭素や水素などを爆発させる実験が行われました。
このうち、なぜポップコーンができるかの実験では、材料のコーンを熱すると内部の水分が水蒸気になり、外側の殻が圧力に耐えきれなくなって爆発がおき、ポップコーンになることが説明されました。また、コンスターチと火を使った実験では、実験装置に袋をかぶせ、息を吹き込むと拡散したコンスターチに引火して爆発する「粉じん爆発」が再現され、子どもたちから大きな歓声があがっていました。会場を訪れた小学生の女の子は、「ちょっと怖かったけど、楽しかったです。また見てみたいです。」と話していました。