
カーボンオフセット協会
(Carbon Offset Association:略称COA)
カーボンオフセット協会は(COA)は、日本における健全なカーボンオフセット市場の発展と、信頼性のあるカーボンオフセットの普及促進を目的とし2008年9月に発足しました。
地球温暖化への取り組みの必要性と緊急性が高まりつつある中、新しい効果的な取り組み方法の一つとして、カーボンオフセットへの関心が高まっています。カーボンオフセットとは、自身では削減が難しい温室効果ガスの排出量を、代わりにどこか別の場所での削減・吸収量でオフセット(埋め合わせ)することを指し、地球温暖化防止と経済性を両立させた、温室効果ガスを削減する新しいアプローチです。きちんとしたカーボンオフセットが広まり、適正に市場が形成されることにより、世界レベルでの低炭素社会の実現への貢献が期待されます。
当協会は、カーボンオフセットに関わる企業・団体が集まり、市場の健全な発展と社会的信頼性の向上、そして日本におけるカーボンオフセットの普及促進を目的として活動しています。
協会の理念:
- 当協会は、世界レベルでの温室効果ガス削減への自主的取り組みとして、カーボンオフセットが有効な手段であることを認識し、その健全な普及に努め、個人・法人の環境意識の向上を通じて低炭素社会の早期実現に寄与します。
- カーボンオフセットプロバイダー同士の協力と政府機関の連携を通じて、ユーザーへの説明責任を果たしながら、信頼性の高いカーボンオフセットの普及・促進を行います。
協会・協会員の行動指針:
- − (普及啓発)
当協会員は、消費者、導入企業などあらゆるユーザーに対し、常に情報発信を行い、正しい取り組みを促すことで、健全なカーボンオフセットの普及啓発に努めます。
- − (信頼性の保持)
当協会員は、高い倫理観の下、正しい情報公開と手順に則った、信頼性の高いカーボンオフセットサービスを提供します。
- − (サービスの質の向上)
当協会員は、低炭素社会の実現に向け、自らのカーボンオフセットサービスの質を高めていく努力を継続して行っていきます。
- − (協力体制)
当協会員は、上記の指針に基づき、協会員同士、活発な意見交換と深い議論を行って、普及のために協力し合います。
- − (政府機関との連携)
当協会は、健全な業界発展のため、カーボンオフセットの世界標準や政府機関と積極的に連携していきます。
- 【会長】
- 井手 敏和(ジーコンシャス株式会社)
- 【副会長】
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- 村上 賢之(一般社団法人日本カーボンオフセット)
- 松尾 直樹(株式会社PEARカーボンオフセット・イニシアティブ)
- 【監事】
- 大串 卓矢(株式会社スマートエナジー)
- 【事務局】
- 株式会社リサイクルワン
- 【正会員】
- カーボンオフセットを実施したい者が取り組みを行う際に必要な、排出削減クレジットの調達、管理、および無効化手続きの、全部または一部の支援を行うサービス提供者(カーボンオフセットプロバイダー)。
- 【賛助会員】
- カーボンオフセットを実施、または関連する取り組みを行い、かつ協会の趣旨に賛同する者。
- 【正会員】
(五十音順)
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- 株式会社スマートエナジー
- 株式会社エコノス
- カーボンフリーコンサルティング株式会社
- 株式会社木楽舎
- 株式会社サティスファクトリーインターナショナル
- ジーコンシャス株式会社
- 太豊商事株式会社
- 一般社団法人日本カーボンオフセット
- 株式会社PEARカーボンオフセット・イニシアティブ
- 一般社団法人モア・トゥリーズ
- 株式会社リサイクルワン
- 【賛助会員】
(五十音順)
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- オリックス環境株式会社
- 首都圏リース株式会社
- 新潟県
- 株式会社ビットアイル
- ビリングシステム株式会社
- 三菱商事株式会社
- 三菱UFJリース株式会社
- ローディアジャパン株式会社