安比奈のなないろディップスイッチ

世界一悪い観客、安比奈誠伸のブログです。
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その159:あいなとものぶの無職・フリーター時代の巻

笑って人を殺せる目
前回、長々と新卒で入った会社のことを書いてしまったが、それほど吐き出したかった思いだった。
あのクズ……サブリーダーを決して許すことはできない。
たとえ、私を発奮させようとした思いが行き過ぎた結果だとしても。
もし今度会ったら絶対に殴って……やめよう、身も心も腐ってる奴を殴ったら、手が腐る。
あの笑って人を殺せる目を思い出すだけで、吐き気がする。


無職・フリーター時代の話
もう愚痴はこのくらいにして、今回の本題。
……といっても、結局前回の続きになるが。
第59回とダブる部分がありますことをご了承下さい。
毎日浅草まで通勤していたのが、明日からはもう来なくていい。
何だか、定年を迎えたような気分だった。
退職金は、約束通りもらった。
雇用保険、いわゆる失業保険の手続きをした。
ただし、何もしなくてももらえるわけではない。
就職活動をしたという実績がなくては支給されないのだ。
就職活動、それは面接などの就職試験に限らず、就職のためのセミナー、合同企業説明会、さらにはハローワークで相談を受けた、それでもいい。
しかし、この相談というのがくせものなのだ。
担当者の当たりはずれが大きい。
非常にためになるアドバイスをしてくれる場合もあれば、とんちんかんなことを言われる場合もある。
「腹には丹田というものがあって、そこに気を集中すると緊張が……」
あのね。そんなこと聞きにきたんじゃないの。就職活動をどういう指針でやればいいかを聞きにきたんだよ。
中には、おちょくるような態度で接してくる担当者もいて、「あなたふざけてるんですか? 私は就職のために相談に来たんですよ」と言いたくなることもあった。しかし、ケンカをしても何の得にもならないのでぐっと我慢し、後で相談後に書くアンケート用紙に「あの方は、一度研修からやり直させて下さい。評価:E-」と書いた。
さて、退職後はどんな生活を送っていたのかというと、午前は資格講座に通い、午後はスポーツクラブ、講座の授業がない日はハローワークに通うという生活を送っていた。
しかし、会社から解放されたら気が緩んで、今ひとつ就職活動に身が入らない。
面接は、受けるそばから落ちた。
そこの当たりはずれはもっと露骨だ。はずれの所はこれまたとんでもない。
社長が椅子にふんぞり返って偉そうに質問してくる。それだけならともかく、若手社員を呼び出して、「こいつは落ちこぼれだ」と言ってさらし者にしてくる。こんなひどい会社、受かったって勤まるか。
「ご辞退させて頂きます」と言って、さっさと帰った。
そんなことの繰り返しで、体重は5キロ以上減った。といっても、今までが太り気味だったのだから、いいやせ方だ。
あっという間に失業保険の支給期間は切れて、無収入の生活になった。
さすがに、何とかしなければと焦り始めた。
しかし、どうしても先に進めない。就職活動は全くはかどらない。
無職のまま、年は明けた。
無職の状態が半年続いたある日のことだった。
母が「バイトが決まった」と言ってきた。
母の知り合いの調剤薬局だった。
母が私に断りもなしに、知り合いである社長に頼んで入れてもらったのだ。
「俺にどうして先に話さないんだ。そんな良くわからない所でどうして働かなくちゃいけないんだ」と私は怒ったが、結局押し切られてそこで働くことになった。
こうして私は、無職からフリーターにレベルアップ(?)した。
しかし、半年ぶりの仕事で、「また失敗したらどうしよう」という激しい不安に襲われて夜も眠れない。
医者に睡眠剤をもらった。それでも眠れないので、もっと強い薬をもらった。
資格講座に通いながら、バイトをした。
慣れない仕事で、当然うまくいかない。
辞めたくなった。逃げたくなった。しかし耐えた。
そこで3か月ほど働いた頃、薬局の社長から「知り合いにITの社長がいるから、入ってみるか」と言われた。
「お願いします」と頼んで、紹介してもらった。
そのIT企業へ面接を受けに行き、その翌日から入社、ということになった。
こうして、私の無職・フリーター時代はようやく終わりを告げたのであった。
その会社のことは……また別の機会に書くことにしよう。
その時のことについて母は「そんなに苦しかったとは思わなかった」「すまないと思っている」と言ったが、だから何だと言うのだ。
謝ってもらっても何にもならないし、過ぎたことはもうどうしようもない。
前回のサブリーダーのクズのように、謝罪だけなら100回やっても無料だから。
無理に役に立とうとしなくていいから、こっちの邪魔はしないでくれ。
役に立てないとわかってるなら、何もしないでいいから。
就職できたのは良かったが、それはそれ、これはこれだから。
そう叩き付けた。母は黙った。


訃報・臼井儀人さん逝去
これを書いている途中で、訃報が飛び込んできた。
『クレヨンしんちゃん』の原作者である漫画家・臼井儀人さんが、逝去されました。
9月11日、自宅を出た後、行方不明になっていた。
19日、臼井さんらしき遺体が群馬・長野県境の山中で発見され、20日、臼井さんと確認された。
滑落死とみられる。
『クレヨンしんちゃん』は、何度も映画化され、人気は不動のものとなっていた。
そんな絶頂の中での、非業の死だった。
ご冥福をお祈りします。

今回の要点・あの不安の日々……俺は何を考えていただろう……。

君の選ぶ夢を誰かに頼っちゃいけない
けして自分に負けないココロ
BOYS BE BRAVE 勇気を手に

『BOYS BE BRAVE〜少年よ勇気を持て〜』by 奥井亜紀




  1. 2009/09/20(日) 23:59:57|
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