儒教社会の問題点 ニュース記事に関連したブログ

2009/09/19 11:02

 

(2)儒教の秩序観
自然が不変の秩序をもって運行しているように、人間社会も同様に不変の秩序が確立していることを前提とします。その基本は「五倫」すなわち君臣・父子・夫婦・長幼(兄弟)・朋友の秩序です。
天地が万物の母であるように、君主は人民の父母に当たります。これが政教一致の根拠となるのです。「王道」による「徳治」によって秩序が保たれるからです。その順序は「誠意正心修身済家治国平天下」という言葉に凝縮されています。
もともと儒教の祖といわれる孔孟の教えは現世主義であり、「君父の外に道なし」と説かれていました。すなわち君臣関係(忠義)と父子関係(孝行)が倫理 の基本でありました。自然に順応するのが道であるように、自分が自由に選択できない家長への恭順が第一に尊守するべき規範と決定したのです。
儒教では、前述した通り、もともと体制秩序は自然と同じように不変とされる故に、秩序が乱れる原因は組織体制にあるのではなく、すべての原因は個人の責任に還元されます。
ところが、天道・天下・仁(普遍愛)と、五倫的人間関係という血統・特殊・義理(差別愛)とは両極端を志向する矛盾を含んでいます。しかも現実の体制を 絶対化するために、儒教は政治権力に利用され保守主義に転化します。徳川幕藩体制は、まさにそのような秩序で固められていた社会でありました。

(3)徳川幕藩体制における社会秩序
・上下貴賤の差別による社会秩序
「天は尊く地は卑し」という空間的価値観を社会の上下関係に正当化し、それを普遍的な「天地の礼」と定めました。次のような規範に明らかな特徴が見られます。
*階層性=百姓の身分だけでも、五つの階層に分かれていた。すなわち名主(庄屋)・長百姓・中百姓・平百姓(本百姓)・水呑百姓の5階層があった。他に士農工商・えたひにんの身分差別があり、差別は世襲されました。
*知足安分(身の程を知れ)
*徒党の禁止(集団排除)
*祖法墨守・新儀停止(保守主義)
*固定化(凍結化)による安定維持
・職分(分限)思想
秩序全体から自分に与えられた「持ち場」=「職分」を守る倫理。この服従倫理が階層性の原則であります。職分は生まれながらの所与であるから個人に選択の自由はないのです。
*家康の五字七字の教え=「うえをみな、みのほどをしれ」

(4)丸山真男(東京大学教授)による儒教批判
「(儒教的)秩序の基本的構想自体が、人間の上下関係と親疎関係を基軸とした秩序であって、そうした特殊な人間の秩序づけが秩序一般と等値され、それから の背反は直ちに無秩序──つまりジャングルの法則だけが支配する禽獣世界への転落を意味すると考えられたのである。ここには、普遍的な平等と友愛理念を基 軸として、他者との間に関係をとりむすぶこともまた秩序形成であるという考え方、あるいはまた、自他の利害の対立、少なくとも不一致を社会の出発点とし、 そうした特殊利害の間の抗争・妥協・調整のプロセスを通じて、自発的に、いわば下から共同利害が形成されてゆくのも秩序形成の一つのあり方であるという考 え方も、はじめから視野の外にあったのである。
儒教的「民本主義」は結局、政治的権威の慈恵的統治(親子関係をモデルとして社会関係を判断する考え方)を出ず、その人間尊重からは人権理念を内在的に導き出すことができない。
だから儒教的政治思想の問題性は、秩序に重きをおきすぎたことにあるのではなく、秩序そのものの考え方にあるわけである。これが儒教思想が保守主義とし てもそのままでは普遍性を持ちえない所以である。倫理思想としても、家族・宗族ないしは村落共同体を超えた広汎な社会関係が形成され、それを規律する公共 倫理が必要とされる度合いにしたがって、儒教は普遍的倫理としての難点をあらわにしてゆかざるをえない」
(『丸山真男講義録[第七冊]日本政治思想史』1967より)

(5)結論
「儒教では、前述した通り、もともと体制秩序は自然と同じように不変とされる故に、秩序が乱れる原因は組織体制にあるのではなく、すべての原因は個人の責任に還元されます」
この前提に重大な錯誤が含まれています。何故なら、自然の山川草木や動植物には人間の頭脳から生まれる欲望はないからです。人間だけが所有欲・支配欲・名誉欲・権力欲など、際限なく欲望を拡大するのです。
したがって、社会を構成する様々な組織体制のトップ(これを首脳とか頭取と呼ぶ)に私利私欲があれば、その社会は決して自然に等しい不変の秩序は保たれ ません。その場合、秩序が乱れる原因は、まさに頭脳の役割をもつトップにあります。人間の集団組織は自然のように不変ではなく、トップによってどのように も変化するのです。
トップにある社長の私欲のために企業組織が崩壊するケースはいくらでも見られます。最近ではウソで固めたミンチ肉の会社の実態が暴露され秩序が乱された事例がありました。
日本の政治的首脳は総理大臣(首相)であるとすれば、美しい自然のような「美しい国」になるためには、首相が「美しい心」を体現しなければ不可能でありましょう。
(2007.7.02/文責:管理人)href="http://www.geocities.jp/shougen60/jukyo.html">www.geocities.jp/shougen60/jukyo.html

 

我が国が戦争で負け、官僚制度で国が弱体化したかの理由は儒教にある。システムよりも人を重視するのが儒教なので優秀な政治家と官僚がいないと国が回らない。ちなみに英米法ではプロセスやシステムを重視するのに対し、大陸法が人を重視することとも関係してくる。儒教が指導者に徳を求めるのも、人を重視している証拠だ。

 

このため、一国の首相が最悪だったり、官僚が腐っていると国力が落ちる。永遠にすばらしい首相や官僚が輩出されないし、社会が複雑になれば一個人の管理範囲を超えるのだから、我が国も儒教と大陸法で作られた人重視の政治社会体制から、プロセス重視の英米系社会へ移行しなければならない。

 

少なくとも、民主党には人からプロセスへの流れをより鮮明にしていただきたい。


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民主政権はCIAと自民の関係を暴け ニュース記事に関連したブログ

2009/09/19 10:35

 

2008-12-01 CIA工作員として育てられた麻生首相 オルタナティブ通信よりAdd Star

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2008年12月02日 CIA工作員として育てられた麻生首相

http://alternativereport1.seesaa.net/archives/20081202-1.html

****************


拙稿「次の日本の総理大臣の金の出所」、

http://alternativereport1.seesaa.net/article/49608998.html


自民党『大物』政治家の資金源」、

http://alternativereport1.seesaa.net/article/49243912.html


自民党の麻薬資金」を参照。

http://alternativereport1.seesaa.net/article/49618580.html





 1945年.第2次世界大戦に敗北した日本に.米軍GHQが上陸して来ると.日本の政治は米軍の命令通りに行われ.米軍の指揮下に入った。当時.日本の総理大臣を連日GHQに呼び付け.細かい指示を与えたのが.CIA日本支局長ポール・ブルームであった。ブルームが.2008年現在の日本の.出発点を決めていた。

 ブルームは1898年.日本の横浜に生まれた。世界の金塊GOLD.ダイアモンドを独占.支配する南アフリカオッペンハイマー一族に.ブルームは属していた。父母は横浜で貴金属商を営み.中国に金塊を輸出していた。

 当時.日本は中国軍隊を送り込み.侵略戦争を行っていた。日本の軍隊に必要な武器.弾薬.ジープ.戦車等の購入費用に困った日本政府は.中国で麻薬.アヘンの密売を命令し.その利益で武器を購入していた。当時.中国は国家が崩壊状態であり.国の印刷する紙幣というものには信用が無かった。そのため日本政府の麻薬密売と武器購入は.金塊で支払いが行われていた。ブルーム一族は.その金塊を提供していた。

 中国での戦争が拡大すればする程.武器はたくさん必要となり.支払いのための金塊も.たくさん必要となった。貴金属商のブルーム=オッペンハイマーにとっては.「戦争で商売が拡大」した。オッペンハイマー一族は商売の拡大と共に.優秀な営業マンを必要とした。そしてオッペンハイマー一族が目を付けたのが.日本育ちのポール・ブルームである。

 中学卒業と同時に.ブルームは本家のオッペンハイマーに呼び寄せられ.ジュネーブのハイスクールに入学する。その時.ブルームは.米国のCIAヨーロッパ支局長アレン・ダレスの下で.諜報員(スパイ)としての訓練を開始する。

現在のブッシュ大統領一族は.オッペンハイマーカナダ支部であるバリックゴールド社の経営者であり.オッペンハイマーの提供するダイアモンドを使ったドリル製造会社ドレッサー社の経営者である。石油を掘り出し.ダイアモンドを鉱山から掘り出すためのダイアモンド・ドリルのメーカーである。ブッシュ大統領一族は.オッペンハイマー一族の下請け人一族であり.CIAの創立資金を提供していたのが.このブッシュ大統領一族であった。オッペンハイマーの優秀な営業マンとしてのブルームの教育を.オッペンハイマーの下請け人ブッシュ一族=CIAが請け負った事になる。

 当時.ヨーロッパでは.ナチスドイツアドルフ・ヒトラーユダヤ人を大量に殺害し.その財産を奪っていた。ヒトラーユダヤ人から奪った貴金属.金塊の販売を担当していたのが.ブッシュ一族の経営するユニオン銀行であり.ユニオン銀行のヨーロッパ支店長が.後にCIA長官になるアレン・ダレスであった。

ブッシュ一族のユニオン銀行のヨーロッパ支店長ダレスが.そのままCIAヨーロッパ支局長であった点に.ブッシュオッペンハイマー一族とCIAの一体化が読み取れる。

ブルームは.このダレスによって育てられ.後にCIA日本支局長となる。

 CIAが.ブッシュオッペンハイマー一族の「私的」な情報収集組織=スパイ組織として発足している事が分かる。

 当時.CIAヨーロッパ支局長のダレスの下には.ブルームの他に.同じオッペンハイマー一族のヘンリー・キッシンジャーが居た。

 ブルームは日本へのCIA工作員=スパイであり.キッシンジャーソ連ロシア)に対するCIA工作員(スパイ)であった。同じ.ダレスの部下として.同じオッペンハイマー一族として.ブルームとキッシンジャーは.ジュネーブの地で.しばしば共に食事や個人的交友をしたであろう事が想像される。

 スパイを養成するには.子供の頃から訓練しなければならない事は.高校時代からダレスに教育されたブルームが.一番良く知っていた。1945年.CIA日本支局長となったブルームは.日本人のCIA工作員(スパイ)となる人材を探し始める。

 ブルームは.当時.日本の吉田茂首相を毎日.呼び付け.日本の政治に様々な命令を下していた。ブルームは.しばしば吉田茂の自宅を訪問もし.深夜まで吉田首相と会談した。

その時.ブルームが目を付けたのが.吉田茂首相の孫であった。ブルームは吉田首相の孫を自分の家に引き取り.子供の頃から工作員(スパイ)として徹底的に教育し.育て上げる。この吉田首相の孫が.2008年現在の.麻生太郎首相である。

d.hatena.ne.jp/nk2nk2/20081201

 

当方は春名幹男の『秘密のファイル』を愛読していたので、戦後の政治家の多くがCIAと深い関係を持っていたことは知っていたが、まさか孫の代の麻生太郎にまで続いていたとは。

 

一方の鳩山一郎は政界を追われたように、CIAから反目はされど、関係はなかった。鳩山由紀夫ー岡田克也は自民党政権とCIAの関係を示す機密文書を公開し、公開裁判を開くべきだ。


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在日が奥さんの八木は黙れ! ニュース記事に関連したブログ

2009/09/18 23:14

 

 

反フェミニスト運動家O.A氏が紹介人と聞いたが、八木秀次の奥さんは在日朝鮮人だ。そんな奴が民団などを批判するとは笑ってしまう。

 

そして彼は法学者ではない。彼の勤める高崎経済大学には法学部すら無い。

 

彼に法学の基礎的知識が無いことは一連の著作で明らかだが、Voice 2004年9月号論文に出てくる『時効』概念の紹介もその一つだ。時効の概念は保守主義研究者においても懐疑的になりつつあり、年月を経るから伝統や慣習が意味を成すは幼稚な思考だ。

 

そしてこのように慣習を捉え、英米法やOliver Wendell Holmesにまで拡張することはもはや唖然とする。

 

英米法の場合、その利益を争ったものが真正にその利益と判断を代表 出来るとする考え方があり、これこそが先例を判例とする考え方に繋がるからだ。 そのため、ドイツ法系では判例と言う場合、その内容は、数々の裁判などで 形成され、それが慣習法として事実上の規範(Sollen)としての力を持ち得たものを指し、まさに「時の効力」だ。学者によっては、これをthe dovtorine of successive judgements(継続する複数判決の理論)と呼ぶ。しかしながら、英米法の場合は、事実の中にある利益を争った、たった一つの判決であっても、それがその利益を真剣に争った場合は、たった一つで規範力を持つ。

 

このように大陸法的法概念と英米系法概念の区別さえできないのが八木だ。

 

そして雑誌投稿論文では自己矛盾さえ引き起こす。

 

無限定に増殖するのを避けるためVoice 2004年9月号
「女性天皇容認論を排す」とする。
例:① Y染色体の例

この論自体の事実に反する事は>>5参照。
ここでの立論は、八木の無責任な論述の仕方。

p.71に次の一文
「すでにいくつかのテレビ番組でもその一端を述べたが」
→自分の論の連続である事を主張(伏線)。同時に、以下の主張と自分の責任を一度切り離す
「最近、ある方面から示唆を受けて皇位継承の問題を遺伝学の見地から考えてみた」

その後、
「むろん、昔の人たちはこのような科学的な根拠を知って男系継承をしていたわけではない」と「科学的」をさりげなく、挿入

その段落の最後では、
「はたしてこのような説明が科学的に正しいのか、あるいは皇統の説明として適切なのかについては、私はわからない。専門家にご教示いただたい」と逃げる。そして、次の段落は「科学的な根拠はともかく」と続ける。

 

彼のY染色体議論は科学的事実さえ無視する。

 


先の女帝反対論で彼はY染色体により、Y染色体にある遺伝子は代々男性にしか受け継がれていかないので、天皇の形質のある部分は男性にしか受け継がれないと言っています(Voice 2004年9月号 pp.71-72)。


これは高校での生物をマトモに勉強した者なら誰でも指摘出来るほどの明らかな間違いです。
染色体Yの間に遺伝子レベルでの大きな違いはありません最大の違いはSRY遺伝子の存在。これが性腺分化を決定づけます。おまけに第一減数分裂の際に遺伝子交換が行われ、父親から受け継いだ遺伝子と母親から受け継いだ遺伝子が任意に混合されていますので、父親から受け継いだ遺伝情報が全てY染色体に載っていると云ったものでもないのだ。

 

彼は、皇室典範議論においても女性天皇を認めた後に訂正し、Y染色体議論ではボロボロで、撤退。法学の知識もないため、法学関連からも撤退し、最近は教育改革に焦点を移しているようだが、彼は、左翼の自己決定論を嫌うあまり、政府パターナリズムになっており、もはや英米的保守主義からみれば、反保守派だ。

 

八木なんていう、馬鹿を信用してはならない。それに人間的にも、怪文書を送りつける最低男だからな。

 

余談:彼の『明治憲法の思想』も糞本だ。

 

本書で著者は,明治憲法は現行憲法を「崇拝」する戦後民主主義者によって評価を不当に貶められてきたと言い,「明治憲法悪玉論」に対して反駁してい る.著者がその根拠として挙げるのは1憲法起草者たちの思想の傑出さ,2「善玉」自由民権運動家たちの憲法思想を精査してみれば意外と「保守的」で,起草 者!!たちとあまり差異が無いように見えること,3イェーリング,シュタイン,ダイシー,ブライス,スペンサー,ホームズといった当時の欧米の一流法曹た ちが明治憲法を評価したこと,などだ.

しかし,1については「(条文外の)起草者意思と憲法解釈は一致しなくてはならない」という著者の前 提思想自体,学術的観点からは疑問だし,2・3に至っては,著者は時代状況等を弁えずに,歴史を後世の観点から判断しているとの感が拭えない.ところで, 軍部暴走の一因として統帥権問題がある.著者は「憲法は立派だったが憲法外の軍部大臣現役武官制が悪かった」(終章参照)という見解を採り,要するに欠陥 は憲法にではなく下位法にあったと言うのだが,著者はどうも「形式的意味の憲法」と「実質的意味の憲法」を(故意に?)混同しているように見える.以上の 理由でお勧めできない.


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賞味期限切れ田母神 ニュース記事に関連したブログ

2009/09/18 20:48

 

という。

 ただ、8月6日に講演で広島を訪れた田母神氏は式典には参加していない。発言の根拠については、「広島の知人がみんなそう言っている」と取材に答えた。

 その説明に、広島市安佐南区の会社経営、蓼征成(たで・まさなり)さん(49)は「これほど大胆な発言でありながら、根拠はそれだけですか」と戸惑う。田母神氏の講演会を催した日本会議広島の理事だ。

 蓼さんは、田母神氏の持論である核武装論に「有力な選択肢の一つ」と共感している。が、平和記念式への見解は別だ。「田母神氏のように考えている人は私の周りには見あたらない。確かな情報源をお持ちと思うが……」

 

「出席者に対する侮辱であり、許し難い」と話すのは、05年から5年連続で式辞を述べてきた藤田博之・広島市議会議長(71)だ。自民党県連の副会長。「毎年、多くの自民党市議や県議、党員が参列している。被爆者、市民、県民が多数出席しているのも言うまでもない」

 国民学校2年のとき、爆心から約10キロ離れた市郊外で黒い雨を浴びた。学徒動員で市中心部に出ていた兄は約5年前に白血病で亡くなった。「どんな考え を持つのも自由だが、もし核廃絶や世界恒久平和の実現を訴えることが左翼と言うのなら、極めて偏狭で誤った考えだ」と言う。

 平和記念式は広島市主催。過去1年間に亡くなった被爆者名簿の奉納や、被爆者・遺族代表らによる献花、黙祷(もくとう)などがある。今年は約5万 人が参加。市は約3千人の被爆者らに案内状を出した。座席は約1万2千用意され、うち被爆者と遺族、家族用の2500席はほぼ埋まっていた。

 その歴史は、原爆投下の翌46年、「原子砂漠」と言われた爆心地近くの焼け野で地元町内会などが開いた「平和復興祭」にさかのぼる。47年から広 島市が中心となり、朝鮮戦争開戦の緊張下で中止となった50年を除き、毎年開かれてきた。71年には佐藤栄作首相が歴代首相で初めて参列し、94年の村山 富市首相以降は首相が欠かさず出てきた。

 米国の「核の傘」に守られることを是とする首相の出席に、会場から抗議の声が上がることもあった。ベトナム戦争中の71年は、献花する佐藤首相に 女子学生が飛びかかろうとして取り押さえられた。80年代、中曽根康弘首相のあいさつ中に若者集団が一斉に立ち上がったこともあった。

 宇吹暁・広島女学院大教授(被爆史)は「若者らの抗議行動の記憶から、『左右の決戦場』という印象を持つ人が少数ながらいるかもしれない。ただ、それも昔の話」と話す。

 広島市は田母神氏に抗議することも検討したが、やめた。「事実を踏まえておらず、まともに取り合うべきでない」(市幹部)と判断した。(武田肇、岡本玄)

 

日本会議からも呆られるとは、、

 

しかも、田母神の応援した候補は全員落選してるし(笑)

 

こいつは、もう賞味期限切れだな。


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国旗を無視する政治家を許すな!by産経 ニュース記事に関連したブログ

2009/09/18 05:27

 

 

産経『民主の閣僚11人が国旗の前を素通りだ!』

 

事実『小泉、安倍も、鳩山邦夫も、国旗を無視して素通りしてますけど?しかも、中川昭一も降壇時にはスルーですけど?』

 

小泉総理国旗に礼せず
http://www.youtube.com/watch?v=TQxs5JwNWLk

安倍総理目の前の国旗に礼せず無視
http://www.youtube.com/watch?v=VSI3II2zows


小渕くん
http://www.youtube.com/watch?v=kzGYyrE3n-I
森君
http://www.youtube.com/watch?v=hr0aPo5D3PQ
桝添くん
http://www.youtube.com/watch?v=ccCN60G4hww
ぽっぽ弟
http://www.youtube.com/watch?v=-91bMv7z_Co
与謝野
http://www.youtube.com/watch?v=39zVuWu_Jos

 

【断 潮匡人】改造内閣は姿勢を正せ
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080806/stt0808060340001-n1.htm

昨年9月26日、第1次福田内閣の閣僚初会見で国旗に正しく敬礼した石破防衛
大臣と泉国家公安委員長は内閣から去った(昨年10月6日付小欄)。

さて、第2次福田内閣はどうなったか。なんと、ほぼ全滅。登壇時、降壇時ともに敬礼したのは町村信孝官房長官ただ1人。宮中の認証式でも前回同様、天皇陛下への失礼が繰り返された。

↑壊滅的

>福田内閣閣僚会見 1人
>麻生内閣閣僚会見 9人
>鳩山内閣閣僚会見 7人
>ttp://sankei.jp.msn.com/culture/academic/081001/acd0810010339001-n1.htm

 

ちなみに、『国旗は神聖』だと北の大地で吠えた安倍晋三は世界の常識から反する。


●1970年 バンクス事件 フロリダ地裁判決

「国旗への宣誓式での起立拒否は、合衆国憲法で保障された権利」

●1977年 マサチューセッツ州最高裁

「公立学校の教師に毎朝、始業時に行われる国旗への宣誓の際、教師が子どもを指導するよう義務づけられた州法は、合衆国憲法にもとづく教師の権利を侵す。バーネット事件で認められた子どもの権利は、教師にも適用される。
教師は、信仰と表現の自由に基づき、宣誓に対して沈黙する権利を有する。」

●1977年 ニューヨーク連邦地裁

「国歌吹奏の中で、星条旗が掲揚されるとき、立とうが座っていようが、個人の自由である」

●1989年 最高裁判決(国旗焼却事件)

「我々は国旗への冒涜行為を罰することによって、国旗を聖化するものではない。
これを罰することは、この大切な象徴が表すところの自由を損なうことになる」

●1989年 最高裁判決

上院で可決された国旗規制法を却下。「国旗を床に敷いたり、踏みつけることも、 表現の自由として保護されるものであり、国旗の上を歩く自由も保証される」

●1990年 最高裁判決

「連邦議会が、89年秋に成立させた、国旗を焼いたりする行為を処罰する国旗法は言論の自由を定めた憲法修正1条に違反する。

 

産経はなんで、同じ質問を自民党政権下でしなかったのかな〜?

 


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儒教に犯された天皇制度 ニュース記事に関連したブログ

2009/09/18 04:53

 

    イ.    男系継承の意義についての考え方   
律令や儒教など中国の影響により形成されたものであり、必ずしも我が国社会固有の観念とは合致せず、また現実に、女系の血統が皇位継承において相応の役割を果たしてきた事実もあるとする見解
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kousitu/houkoku/houkoku.html

皇室典範改正有識者会議の答申には上記の言葉が載っている。新田均氏は西尾幹二ら儒教保守の『徳』治主義を批判したが、一方の世襲主義も儒教の影響を受けている。正確に書けば、世襲主義よりも、現在の世襲主義の手段として使われている男系男子による皇位継承である。

そもそも我が国の皇統が天照大神なる『女性』に行きつくように、中国の儒教観とは違い、我が国には女性差別なり蔑視の思想はなかった。ところが、皇位継承を男系男子に限るとすることは明治期に明確になったわけだが、儒学者元田永孚の影響があったと考えて間違いない。

こう書くと、Y染色体の議論を持ち出す保守が多いが、これは唯物論的であり、方法はマルクス的で、さらにDNA鑑定を正確に行った訳でないから科学的証明さえ経ていない『仮説』にしかすぎない。

 

世襲主義とは天照大神が日本書記で述べているように『日本は私の子孫が永遠に治める国』1)でよく、天照大神の血が入っているば、男系、女系を問わないはずだ。なぜ、男系に拘るのか、理解できないが、背景に儒教があることは間違いない。

 

1)天壌無窮の神勅 - 葦原千五百秋瑞穂の国は、是、吾が子孫の王たるべき地なり。爾皇孫、就でまして治らせ。行矣。宝祚の隆えまさむこと、当に天壌と窮り無けむ。



とにかく、皇室を敬うのは結構だが、儒教的部分までを『保守』するのは保守派にあらず。今こそ、女性、女系天皇を認めるべし。

 


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亀井徳政令で株暴落? ニュース記事に関連したブログ

2009/09/17 23:01

 

【経済】

市場に“亀井ショック”金融株軒並み下落 貸し渋り防止強化 財務圧迫を懸念

2009年9月17日 朝刊

 “亀井ショック”が東京株式市場を襲った。十六日の市場では金融株が軒並み下落。新金融相の亀井静香氏が掲げる貸し渋り防止策が、金融機関の財務を圧迫するとの懸念が市場を覆っている。

 十六日の日経平均株価は前日比五三円一五銭高で続伸した。その一方で、メガバンク三行など銀行、貸金業などの株式の大半が売られた。

 金融株下落の一要因は、貸し渋り防止の強化を目指す亀井氏の発言にある。その案の一つが、中小企業の貸し出しや個人の住宅ローン返済の猶予だ。だ が、貸し手の金融機関にとっては貸し出しの回収不安が高まる政策になりかねず、株式市場は「収益のリスクが大きくなる」(大手証券)とみている。

 「経済の血液である『金融』が全身に回っていない。正常な融資をしていない」。これが亀井氏が規制強化にこだわる理由だ。こうした見方にも「貸し渋りという状況にはない」(小川是・全国地方銀行協会会長)として業界の反発が強まり始めている。

 

しかも、亀井氏は先物取引なども唱えているから、日本の株価は暴落する可能性もある。さらに、昨日の日経新聞では、鳩山政権の掲げる1)証券優遇税制撤廃、2)郵政民営化見直しなどで、株価が年内に1万円を切る可能性も示唆している。

 

鳩山政権は改革と亀井更迭で株価を上げよ!

 

 


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民主党教育政策に問題はない! ニュース記事に関連したブログ

2009/09/17 10:34

 

 

最近、産經新聞は輿石氏の発言をピンポイントで取り上げ、民主党の教育政策の危険性を煽っているが、たかじんのそこまでいって委員会で原口一博氏が述べたように、二大政党では、いろいろな意見が党内にあり、『一方的に自虐史観を教えるようでは国民の支持を得られない』。

 

それに、輿石の教育中立性否定発言も民主党教育基本法改正案の前では戯れ言にすぎない。当方は、北米で教育を受けたのだが、CIVICS(=公民)などのディベートでは先生が『私は民主党支持だ』あるいは『共和党政権支持だ』と立場を明確にする。そこには教育中立性さえなかった。さらに書くと、教科書検定制度も韓国とか、中国などの独裁国家にはあるが、自由民主主義国にはない。

 

 

さらに民主党が教育免許更新制度廃止を目指していることを批判しているが、民主党が「教育職員免許制度改革法案」を国会に以前提出し、自民党が否決したことは知られていない。

 

このほかにも、民主党の教育政策は自民党の数倍も良い。

 

【政治】"宗教団体は創価学会重視に不満、民主が愛国心で攻勢" 自民、内憂外患…教育基本法改正
    http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1146282927/l50
    【産経社説】教育基本法:民主案=「日本を愛する心」の涵養を前文に盛り込む…の方が政府案より素直な゛愛国心゛表現
    http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1147725944/l50
    【政治】「与党側が法案修正に応じるべきだ」 平沼元経産相が教基法改正民主党案」を評価
    http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1147901960/l50
【政治】 「全国学力テスト、無駄」「世界最高水準の研究拠点目指す大学支援プログラム、無駄」…自民党・ムダ遣い撲滅PT
    http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1217940097/l50
    【対案路線】民主党、 教員養成課程6年制や、非行があり情状が重い教師から文科大臣が免許を剥奪できる独自の改革法案
    http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1174768053/l50
    【政治】民主党、「教育職員免許制度改革法案」など3法案を近く衆院に提出 「教育政策の民主」をアピールする方針と共同通信
    http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1175939293/l50

 

しかし、日教組から支援を受けているではないかというが、独自の教育基本法改正案を纏めた長島昭久氏は、政策決定過程で日教組の力は相当削がれていると述べている。

 

そもそも、ネトウヨや週○新潮は輿石が文部科学大臣になると騒いで、民主党政権に反対の声を上げていたが、これは完全に外れた。

 



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