ピンクハウスが黒こげハウス…のりピー別荘全焼!
火災のあった勝浦の別荘を撮影する見物客
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覚せい剤取締法違反(所持、使用)の罪で起訴され、17日に保釈された女優の酒井法子被告(38)夫婦が使っていた千葉県勝浦市の別荘で20日、火災が発生し、木造平屋建ての一棟がほぼ全焼した。ケガ人は出ていない。夫の高相祐一被告(41)はこの別荘での所持の罪でも起訴されている。隣接した鴨川市や君津市でも無人の別荘の火事が3件相次いでおり、千葉県警勝浦署は出火原因とともに、連続不審火の疑いもあるとみて調べている。
火災が発見されたのは、午前4時10分ごろ。民家から海側に数十メートル離れた国道128号をパトカーで巡回中の警官が気付いて勝浦署に連絡。同署から同4時11分に消防に通報された。約10分後に消防署員が到着し、同5時14分に鎮火した。
近所に住む70代の男性は「うちのトイレから見えるんだけど、3時ごろ、トイレに起きた時は何も起きてなかった。4時すぎに大騒ぎ。事件後、暴走族が来るようになったし、若者がたむろして、民家の壁に落書きもされた。いつかこんなことになるんじゃないかと思っていた」とうんざりした表情で話した。
同署や消防によると、木造平屋建ての1棟100・44平方メートルがほぼ全焼。建物の中心部分の燃え方が激しく、建物の内部から出火した可能性が高いとみられる。別荘には人の出入りはなく、施錠されており、簡易鑑定の結果、油の反応などは出ていないという。
前日19日夕から夜にかけて、隣接する鴨川市で1件、君津市で2件、無人の別荘の火事が起きている。勝浦署では出火原因とともに、連続不審火の疑いもあるとみて関連についても調べる。
焦げ臭さが漂う別荘前は、シルバーウイーク中とあって多くの見物客でごった返した。ピンク色の外観から地元で“ピンクのドラッグハウス”と呼ばれていたが、火災で天井の一部が抜け落ち黒こげ状態。埼玉県所沢市から家族3人で車で来たという男性会社員(34)は「長男と妻がピンクハウスを見たいっていうから、わざわざ勝浦に宿をとって来たのにこんな状態なんですね」と困惑ぎみ。その横で長男(5)は「ちゃんとしたピンクハウスが見たかった」と残念がった。
また、茨城県土浦市からバイクで来たという20歳のカップルは「こんな焦げ臭いリアルな場面に遭遇できてよかった」と民家をバックに記念撮影。民家前は駐車する車が相次ぎ、巡回中のパトカーが路上駐車禁止を呼び掛ける場面もあった。
家賃は10万円で、高相被告が以前、サーファー仲間と共同で借りたが、その後、高相被告1人の名義となり、連帯保証人は酒井被告になっている。管理する不動産業者は「8月下旬に高相被告の母親が契約解除の手続きにきた。今月いっぱいまでの契約になっている」と話した。
高相被告は取り調べで覚せい剤の入手ルートなどを供述しており、何者かが脅しのために放火したとの説も出ている。
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