カメラに向かってこぶしを突き出す亀田大毅=大阪市内
「WBA世界フライ級王座戦12回戦」(デイリースポーツ社後援=10月6日、大阪市中央体育館)
大毅が恋のキューピッドになる。19日、大阪市内で会見を行い、亀田大毅(20)が仰天プランを明かした。10月6日の世界戦会場でボクシング観戦を兼ねたお見合いパーティーを開催するプランで、イベント会社のエクシオジャパンが企画。ボクシング界では初の試みとなり、大毅の晴れの舞台で恋の熱いバトルも繰り広げられる。
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2年ぶり2度目の大毅の世界戦会場が、お見合いパーティーの場と化す。今回のイベントを企画したエクシオジャパンによると「ボクシング観戦ツアー」として19日から独身男女220人を募集。試合観戦をメーンイベントとし、試合後にはバスで大阪市内観光を予定。ボクシング界初の画期的なイベントだ。
同社は大毅と興毅のスポンサーとして兄弟をバックアップしてきた。今回のイベントは同社が企画し、ボクシング界に新たな風を吹き込みたい亀田家の思惑と一致。「俺もパーティーに参加したいぐらい。でも俺は試合があるから、1組でも多くのカップルが誕生するよう、恋のキューピッドになる」と全面協力を約束した。
すでに本格的なスパーリングを開始しており、3人のフィリピン人パートナーを相手に約30ラウンドを消化。「ものすごく調子がいい。生まれ育った大阪でベルトを巻きたいな。俺がベルトを巻いて、多くのカップルも誕生してほしい。今から楽しみや」と終始、笑顔だった。
(2009年9月19日)