デーブ・スペクター氏が生んだ!?「政権交代。」
9月2日15時6分配信 サンケイスポーツ
拡大写真 |
デーブ・スペクター氏(写真:サンケイスポーツ) |
民主党が作ったポスターも鳩山氏の顔が大写しになっている右横に「政権交代。」の白い大きな文字が書き込まれている。民主党や同党の候補者は選挙前から「政権交代」を訴え続けてきた。なかには一時期、政策はそっちのけで、この言葉ばかり口にし続けてきた候補者もいたほどだ。
それだけ使い勝手が良かったのだが、「これを鳩山氏に勧めたのは私なんです。ちゃんと『。』を後ろにつけてね」と明かしたのはデーブ・スペクター氏だ。
コトの起こりは昨年11月。あるパーティーで鳩山氏と同席した際、キャッチフレーズの話になったという。
「当時は『国民の生活が第一。』っていう言葉が使われていたけれど、やぼったいし抽象的でインパクトもない。ダメですって言ったんです。それじゃあ何がいいかということになって、『政権交代。』がかっこいいですよ、とアドバイスしたんですよ」
当時は米国ではバラク・オバマ氏(48)が大統領選に勝利した直後でもあり、インパクトの強い言葉を使うとよいと考えたのだとか。
その場ではそれで話が終わり、「鳩山氏はテンションが低い人で特別な反応もなくて、自分のアドバイスに関心があるのか分からなかった」。ところが数週間して、デーブ氏の妻でテレビコーディネーターの京子さんが鳩山氏に会った際、「使わせていただきます」と告げられ、「ちょっとビックリした」という。
「政権交代」の言葉の“由来”について民主党に聞いてみると、「もともとわが党は二大政党制の一翼を担うために作られたので、1998年の結党当時からこの言葉は使っている。ただこの4文字だけを独立させて使ったのは今回の選挙が初めて」とのこと。
ともかく「政権交代。」が16日の特別国会召集で現実になるわけだが、今後の鳩山政権については「世界の舞台に出しても恥ずかしくないリーダーですし、抱えている問題が多すぎるから新しいアプローチが必要ですが、うまくいくでしょう」とエールを送っていた。
【関連記事】
・ ソックリ芸人鳩山来留夫、民主特需で取材殺到
・ 海外メディアHATOYAMA配信/衆院選
・ ゆかり氏&さつき氏“散ルドレン”/衆院選
・ 見事“嫁いだ”元キャバ嬢の太田和美氏/衆院選
・ “エロすぎる”後藤まい候補、マラソン街宣
最終更新:9月2日15時10分