新型インフルの66歳女性死亡 福岡、ぜんそくの基礎疾患福岡県久留米市は20日、新型インフルエンザへの感染が確認された市内の無職の女性(66)が心筋炎で死亡したと発表した。ぜんそくと慢性閉塞性肺疾患の基礎疾患があったという。死者は国内16人目。 市によると、女性は12日に息苦しさを訴えて市内の医療機関で受診。同日夕方には意識障害などに陥ったため、集中治療室(ICU)でタミフル投与などの治療を続け、18日には症状が一時改善したが、20日未明に急変、午前10時半ごろ亡くなった。 同市は新型インフルエンザ感染で基礎疾患が悪化、心臓も衰弱したとみている。夫と2人暮らしだが夫にインフルエンザの症状はなく、感染経路は不明。夫婦共に海外渡航歴もないという。 【共同通信】
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