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自民党総裁選(28日投開票)に立候補した河野太郎元法務副大臣(46)が19日、都内で行われた公開討論会で後先を恐れないぶっちゃけトークを展開した。西村康稔前外務政務官(46)、谷垣禎一元財務相(64)を横目に「全員野球は反対。森(喜朗元首相)さん、青木(前参院議員会長)さんはスタンドで見てて」と引退を勧告。敗れた場合の将来的な離党の可能性も示唆した。
一段高いボリュームと大きな手ぶり。河野氏のボルテージはこの日も衰え知らずだ。
NHKで全国中継され、地方票を持つ党員たちも見守った討論会。谷垣氏が党の今後について「もう衆院議員が100人ちょっとしかいないんだから、全員野球でやらないとダメ」とすると、河野氏は「全員野球には反対」と反論。「党のあしき体質を引きずった人は、もうベンチに入れるべきではない。スタンドで見ていてほしい」と世代交代の必要性を強調した。
続いて記者から「誰をスタンドに送るべきか」と質問されると「森さん、青木さん」と個人名を迷わず列挙。「あとは、派閥の親分でありながら比例復活で当選したような方(町村信孝元外相、伊吹文明元幹事長ら)」と切り捨てた上で「ガケから落ちているにもかかわらず、同じような事をやろうとしているような方は議席を譲るかバッジを外していただきたい」。18日に森氏に対し「出処進退を考えるべき」と突き上げたのに続き、この日は“参院のドン”や派閥領袖に引退勧告した。
議員票と地方票の合計で選ぶ総裁選。党の要職を歴任し、派閥の会長経験者でもある谷垣氏の優勢が伝えられるだけに、河野氏は、早くも西村氏に「決選投票になったら『2位3位連合』を組むということでよろしいでしょうか」と依頼。西村氏が「政策の違い、手法の違いがある。ノーだ」としたが、「若手から代表が出ず、谷垣氏が総裁になってしまっても構わないのか」と畳み掛けた。
と、思えば西村氏とバトルする場面も。西村氏から「お父さん(河野洋平前衆院議長)がつくった派閥に所属している。出ないのか」と聞かれると、河野氏は「推薦人と共に派閥を出ようと相談しているが、森元首相のクモの巣にからめ捕られた町村派出身の推薦人に『一緒に出よう』と誘うのは厳しい」と、森氏の反対を押し切って推薦人になった議員に無理強いできないと説明。「森氏の傀儡(かいらい)」(河野陣営)とみる西村氏を強烈に皮肉った。
あまりの大胆さに、記者から「結果によっては、同志と新たな行動を起こすのでは」との質問も。すると河野氏は「党を再生できなければ、何らかのことを考えるのは将来あり得ると思う」と、総裁選敗戦時には離党の可能性も否定しなかった。
(2009年9月20日06時01分 スポーツ報知)
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