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左手の強化その5

2004.12.01

久々に左手の強化シリーズだ。今回は最近オレの中心的奏法となりつつある、右手お暇奏法、これに至るまでどのような練習をしていたか、これを説明したい。言葉よりも見た方が早いだろう。

下の4つの譜面はそれぞれの弦の最初の1音はピッキングをし、後の2音はハンマリングオン、プリングオフで演奏し、80年代からはこのように1本の弦で3音弾くと言うのがロックギターでは当たり前になっている。

左手の強化5−1

左手の強化5−2

左手の強化5−3

左手の強化5−4

注意して頂きたいのはTAB譜だけを見ると3連符に見えるが、おたまじゃくしの方をご覧になれば判るが、必ず16分音符で弾く事。3連符っぽいフレーズを16分音符で弾く、これは体が、指がそのリズムを覚えないと難しい。

初めのうちはテンポ60で弾けるか否かだろうが、頑張って、何ヶ月、何年掛かってもいいので最終目標はテンポ120にしてみよう。また最初は速く弾く努力はせずにゆっくりとしたスピード、それこそテンポ30くらいで構わないので1音1音がしっかりと鳴るように練習するべし。

勿論生音で音が出ないと駄目だ。練習にオーバードライブを使うなんて言語道断だし、アンプすら通さない方がいい。慣れてきたらアンプを通して、開放弦鳴り等のノイズをチェックし、最後にオーバードライブを使ってさらにノイズのチェックをしていこう。

5−2は薬指と小指でプリングオフをする事になり、相当にきつい。5−1と5−2は2フレットスタート、3フレットスタートと9フレットくらいまでやるべし。きつくても9フレットまでやると決めたら手がつろうが痛みが走ろうが9フレットまで続ける事。

これは筋トレと一緒で、腕立て伏せが10回しか出来ない人が、いつも10回で終わらせてしまえばいつまで経っても15回は上がらない。これと同じ理屈で、5フレットくらいで疲れてやめてしまったら、いつまで経っても左手の強化は出来ない事になる。

まずは自分の限界を知り、例えばそれが5フレットまでだったとしよう。そうしたら限界を1フレット超えて6フレットを目標にする。これを9フレットまで繰り返せばいい。

5−3と5−4はAナチュラルマイナーのスケールに従っているので、これは練習フレーズだけなく、このままAmがキーの曲に使える。これも各ポジションで色々と練習してみよう。

左手の強化5−5

左手の強化5−6

この5−5と5−6はハンマリングオン、プリングオフの組み合わせで一番難しい、左手が酷使されるフレーズだ。オレ自身もこれに限ってはテンポ120では弾けないでいる。またこれと同じような事を1、3、5フレットと言う全音飛びでやってみると左手の腕の筋肉はすぐにパンパンになってしまう。これらをテンポ120で、2フレット、3フレットと半音ずつ上げていき、是非オレを超えて頂きたい!。

この手の練習はどれくらいしたら良いのだろうか?。答えは簡単。暇だったら寝るまでやるべし!。まぁそれは大袈裟にせよ、今まで書いた左手強化シリーズ、これを全て合わせて最低でも1時間は弾くべきだと思う。そしてここで1時間と書いてあるのを見て「だったらオレは2時間弾く」、こう思う人こそが5年後、スーパーギタリストになるのであった。



   



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