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スケールを考えよう
  マイナーペンタトニックスケールその1

2005.3.27

ロック、特にハードロックで一番使えるスケールはマイナーペンタトニックスケールだ。「使える」とは、良いメロディを作れると言った意味でなく、汎用性が高いと言う事。何を隠そうこのスケールはメジャーキー、マイナーキーどちらでも使えてしまうのだ。

通常メジャーキーの場合はメジャー系スケールを、マイナーキーの場合はマイナー系スケールを使う事になるが、このスケールはキーがAだろうがAmだろうが、Aマイナーペンタトニックスケールを利用出来る(キーがAmの時はブルースペンタトニックスケールとも呼ばれるらしい)。つまり世の中のハードロック曲のほとんどでこのスケールが使えるのだ。

ディープ・パープル、レインボー、イングウェイと言ったマイナー系のハードロックしか演奏しないのだったら真っ先に覚えるのはナチュラルマイナースケール、次にハーモニックマイナースケールだと断言するが、多くのロック曲に対応するのだったら最初に覚えるのはマイナーペンタトニックスケールが良い。

ここで誤解してはならないのは既存のロック曲のギターソロがマイナーペンタトニックスケールだけで作られている訳ではない事。あくまでも既存のロック曲の多くでマイナーペンタトニックスケールが使えると言う話をしているのだ。

ディープ・パープルのSmoke On The Waterのギターソロ部、厳密にスケール論を展開すると、Gナチュラルマイナースケール、Gマイナーペンタトニックスケール、Gドリアンスケール+α(もしくはGブルーノートスケール)、Cブルーノートスケールと4つのスケールが混在している。

コードがCの部分では意識的にCブルーノートスケールを使っていると思われるが、他はリッチー本人の単なる指癖で、深くスケールを考えて弾いているとは思えないが・・・

しかし、多少表現力、音数は減るが、Gマイナーペンタトニックスケールだけで異なるギターソロ、フレーズをコード、バッキングにマッチさせて弾く事が可能と言う意味である。

それではマイナーペンタトニックスケールを、メジャースケール、ナチュラルマイナースケール同様、数字で表してみよう。下の表はAマイナーペンタトニックスケールだ。これも「キーがA、Amの、もしくはAから始まるマイナーペンタトニックスケール」と考え、1、4、6、8、11、13の数列となる。

なんて事はない、ナチュラルマイナースケールから3番目の音と9番目の音を抜いた5つの音がマイナーペンタトニックスケールである。

ラ# ド# レ# ファ ファ# ソ#
A A# B C C# D D# E F F# G G# A
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13

勿論キーが変わっても数列は変化しない。音階は相対的には同じ。下はCマイナーペンタトニックスケールだ。キーがC、もしくはCmの時に使えるペンタトニックスケールとなる。これもCナチュラルマイナースケールの3番目の音と9番目の音を抜いた数列だ。

ド# レ# ファ ファ# ソ# ラ#
C C# D D# E F F# G G# A A# B C
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13



   



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