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スケールを考えよう
  マイナーペンタトニックスケールその3

2005.3.29

指板表を作ったはいいが、0フレット〜22フレット、これを図形として脳にぶち込むのは至難の業だ。複雑な一筆書きを暗記せよと言っているようなもので、余程の天才でない限り、この指板表そのものを記憶する事は不可能だろう。そこでスケールを覚えるにはブロック単位の手法が採られる。 下はAマイナーペンタトニックの指板表。

普通、ギターは左手の人差し指から小指までの4本で弾くので、その4本の指がストレスない動きが出来るように指板表を幾つかに分割して複数のブロックとして記憶していく。基本は6弦のキー音(ルート音)。ここから始まるブロックを基本ポジション(第1ポジション)と呼ぶ。Aマイナーペンタトニックなら5フレットにA音があるのでそこが基本ポジションになる。勿論オークタブ上の17フレットもA音なのでここはオクターブ上の基本ポジションになる。

Aマイナーペンタトニックの基本ポジション(第1ポジション)

第2ポジション 第3ポジション 第4ポジション 第5ポジション オクターブ上の
第1ポジション

最終的にはこの全てのブロック、そしてAマイナーペンタトニックなら6弦0フレットから、そして6弦3フレットから始まるオクターブ低い第4ポジション、第5ポジション、6弦20フレットにオクターブ上の第2ポジションがあるので都合9ポジションを頭に叩き込まねばならない。

これを一気にやろうとすると、冒頭で書いた通り、結果0フレット〜22フレットまでを1つの図形として覚えるのとほぼ同様の結果になるので初心者には辛いだろう。そこで1つ1つ覚えていく事をお薦めしたい。

当然真っ先に覚えなくてはならないのは第1ポジションとオークターブ上の第1ポジションの2つ。形、指使いは同じだが、オクターブ上はフレットの幅が狭いので違った感覚になる。最初はこの2つだけでいい。


※6弦20フレットは小指を無理に使わずに薬指を使った方が弾き易い

このようなフレーズを如何に正確に早く弾くか、それだけに専念した方がいい。上のフレーズは常に人差し指が中心となったフレーズだが慣れてきたら、今度は小指や中指が中心となる6弦8、5フレット、5弦8、5フレット、4弦7、5フレット〜のように弾いてみよう。またハンマリングオン、プリングオフを使って弾く練習もしてみたい。とにかく上のフレーズを目を瞑っていても弾ける、これくらいになるまで次のポジションを記憶しようとは思わない事。

では目を瞑って弾けるようになった。じゃぁ次は第2ポジションで同じような事をするのか?。答えはNO。異なるキーで第1ポジションの練習を続けるのだ。キーがEなら第1ポジションは6弦0フレットと12フレットに2つ、キーがFなら6弦1フレット、6弦13フレット、Dなら6弦10フレット。勿論#音(♭音)も含めて12のキーの第1ポジションを弾けるようにする。

当然Eから順番に弾けば簡単なので、これをランダムに、Aマイナーペンタトニックスケール、Eマイナーペンタトニックスケール、Cマイナーペンタトニックスケール、Fマイナーペンタトニックスケール、Dマイナーペンタトニックスケール、G#マイナーペンタトニックスケール・・・、と言った練習をしよう。弾いている時は「今オレはXXペンタトニックスケールを弾いているんだ」と強く意識するように。そうでなかったらただの指のトレーニングでしかない。

これでAマイナーペンタトニックスケールは覚えたんだけど、キーが変わるとポジションが判らなくなると言う事はなくなろう。6弦の各フレットの音さえ瞬時に理解出来れば難しい事ではない。



   



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