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スケールを考えよう
  第3ポジションをマスターする

2005.6.10

さて、残りは第3ポジションだが、ここは結構難しい。いや、難しいと書くと語弊がある。ここを中心に使うギタリストはあまりいないと表現しようか。

ところが、ブルースではこの第3ポジションじゃないと駄目よ、ってフレーズが1つあるんだ。5月からのギターな日々で、ブルージーな音源ばかりを掲載しているが、ほとんど全てに顔を出しているフレーズ。しかもこれは100人のブルースギタリストがいたら100人、ほぼ同じようなフレーズを使う。リッチー・ブラックモアだってLazyで使っている。

Aブルーノートスケールの第3ポジションを使った定番フレーズ

※シャッフルリズムである事をお忘れなく

ではその第3ポジションの指板表を見て頂こう。やけに横に間延びしたポジションに見えるだろう?。

Aマイナーペンタトニック(+ブルーノート音)の第3ポジション

ミソは6thの音である。3弦11フレットと1弦12フレットを1音チョーキングする事で3弦11フレットのオクターブ上の6th音を出す。これだけである。ホント、もう1度書くが、ブルースギタリスト全員がこれと類似するフレーズを使っていると言っていい。

Aブルースを考えてみよう。使われるコードは一般的にA7、D7、E7だ(別にA9、D9、E9でもいい)。そしてD7が鳴っている時にこのフレーズは使われる。と言うのもD7の3rd音であるF#、これはAブルーノートスケールの6th音に該当する。つまりこの音を使う事でコードに従ったフレーズになってくれ、これがブルース特有の泥臭さを出してくれる。

またブルース以外でもこのポジションは使われるが、特に様式美系ギタリストは頻繁に、イングウェイも多分使っているだろう。

Aのスウィープ

上のTABを見て、皆さん、ああ!、ときっと思われただろう。

では第3ポジションはこれだけの為にあるのか?。まぁ、これだけの為にしか使わないってギタリストだっている筈だ。結局はプロもアマも使うポジションはどこだって良く、第3ポジションを使わないからと言っても誰からも文句は言われないのだ。

ただ、第3ポジションだけって感じでは多分あまり使われず、やはり第2ポジションと、もしくは第4ポジションと併用、そんな形で用いる事が多いと思う。

第3ポジションと第4ポジションの併用

そしてこのポジションはAナチュラルマイナースケールになると俄然使い勝手が良くなる。

Aナチュラルマイナースケールの第3ポジション

なんと美しい!、ほぼシンメトリー。どんなフレーズだって作れてしまう。これは活用せねばなるまい。下はオレの指癖速弾きフレーズだ。一箇所、第2ポジションの音が入る。

また第4ポジションを巻き添えにし、下のようなのも指癖の1つになっている。

このようなフレーズをレガートで弾くと(テンポ140以上)、あらまぁ不思議、ジョー・サトリアーニやスティーヴ・ヴァイになれちゃうのであーる。最近はマイケル・シェンカーもこんなよーなレガートフレーズを使っている。



   



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