2009年9月20日 9時7分更新
アユの稚魚などを食べて漁業に被害を与えたり、本来の生態系を乱しているブラックバスの駆除が、19日、津山市の吉井川で行われました。
この取り組みは、津山市の吉井川漁業協同組合が行いました。
19日は、漁協の組合員6人が、ブラックバスの姿がよく見られる橋の近くなどの2か所で、水中に刺し網を張り、竹ざおで水面をたたいたり、水の中の岩をつついたりしてブラックバスを網に追い込みました。
この結果、2か所の網で大きいものでは体長が30センチほどもあるブラックバスがあわせて12匹かかり、駆除されました。
駆除に参加した組合員は、「ブラックバスは吉井川でも広い範囲で見られるようになった。肉食なので稚アユやエビなど何でも食べてしまうわれわれの天敵です」などと話していました。